「ソンジェ背負って走れ」第14話 あらすじネタバレ | えるぷりシアワセオリーXZ

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FTISLAND/THE BOYZ/韓流ドラマ

(第13話の場面から)

海から引き揚げられたソンジェ。

ソンジェの名前を呼び泣き叫ぶソル。

力なく垂れがったソンジェの腕…その腕には時計が…。

 

冷たくなったソンジェに駆け寄るソル。

ソルの心の声「ソンジェ…私たちは最初から出会うべきじゃなかったのかも…」

ソンジェの腕時計は「03:00」を表示していた。

 

ソルの心の声「そうよ。出会うべきじゃない」

何かを決心したように、ソルはソンジェの腕時計のボタンを押した。

 

再び過去に戻る選択をしたソル。

今度こそソンジェを救うために。

確実にソンジェを生かすためには…。

 

2008年

ソルは再び高校生に戻っていた。

 

ソル宛の荷物が間違ってソンジェの家の前に置かれていたあの雨の日。

荷物を向かいの家に届けるソンジェ。

その様子を少し離れた場所から見つめるソル。

ソンジェがこの世に生きていてくれることがソルの望みなのだ。たとえ声をかけることができなくても…。二人の思い出がソンジェの記憶からすべて消え去ったとしても。

ソンジェに気付かれないよう姿を隠すソル。雨の中、嗚咽するソル。

 

結局ソルは向かいに住むソンジェと顔を合わせることなく引っ越しをすることになる。

ソンジェとの思い出はソルだけのもの。

ソンジェの家を見上げながら思い出すソンジェと過ごした日々。

 

トラックに荷物を載せて去っていくソル家族。

ソンジェ「引っ越すのか」

今のソンジェにとってソルは知らない遠い隣人だった。

 

ソンジェの部屋にあったソルとの思い出がひとつずつ消えていく。

 

白龍映画祭

ソルが代表のバッグを盗む様子を見ていたソンジェ。

代表のバッグから無事退職届を抜き去ることに成功したソルだが、階段でソンジェとぶつかってしまう。

ソル「ソンジェ」

 

ソンジェ「全部見てたんだ。盗むところを。泥棒か?」

逃げようとするソルの腕を掴むソンジェ。

ソンジェ「どうして泣くんだ?泣かせてないのに」

 

 

回想~漢江の橋の上

ソンジェ「どうして泣くの?泣かせてないのに」

 

通報しようとするソンジェ。

ソルは落とした退職届を拾って慌ててその場から去る。

 

思いがけずソンジェに会ってしまったことで動揺するソル。

そのとき、白いフードを被ったソンジェのサセンペンを見かけたソルは追おうとするが見失う。

 

ソルの家

テレビでは白龍映画祭の中継をしていた。

授賞式のプレゼンターとして出席しているソンジェ。

「白龍映画祭 最優秀作品賞 受賞作品は…”仕事のセンスがある”です!」

ソル「どうしようーーー!!」

ソンジェとソルがぶつかったときに退職届と受賞作品のタイトルが書かれた封筒が入れ替わってしまったのだった。

 

白龍映画祭の動画を観て大笑いするインヒョクとマネージャー。

変な女のせいで大恥かかされたと憤るソンジェ。

あの女と二度と会わないよう念じる。

 

白いフードを被ったサセンペンが暗証番号を押してソンジェの家のドアを開けようとしている。

警備員に追われ逃げていくサセンペン。

 

ソルの会社

降板した俳優の代役を決める会議。

ヒョンジュはリュ・ソンジェの名前を口にする。

リュ・ソンジェが代役なんて受けるはずがないと誰もが思っているが、前回断られたときに次はオファーを受けると言っていたのでシナリオを送ってみればいいと言う先輩社員。

反対するソルだが、代表は企画書を送るようヒョンジュに命令する。

ソルの心の声「まさか…受けないよね」

 

保育園で子供が熱が出たので迎えにきてほしいという連絡がきて仕事が上の空のヒョンジュは本来送るべき企画書ではなくソルが企画した映画の企画書をソンジェに送信してしまった。

 

ソンジェの家

企画書を手にとるソンジェ

”記憶を歩む時間”

ソンジェ「タイトルが違うけど?」

ヒョンジュのミスでソルの企画書が誤ってソンジェのもとに送られたことにより、運命はまた二人を引き寄せた。

 

ソルの企画書

悲劇的な死を遂げた男と

彼を救うために15年前に戻った女の物語

運命の時間の中で再会し

過去と現在を行き来するファンタジーロマンス

 

二度と歩けないと知って

明日が来なければいいと願い 毎晩眠りにつく女

その日も病室に差し込む窓の日差しがやるせなかった

しかし偶然ラジオからある男が語り掛けた

今日を生きてほしい

いい天気だから

明日は雨が降るそうなので

その雨が止むのを待って生きてほしい

そうすればいつか人生が楽しくなる日が来るかも

漢江の橋の上で 雪に降られて震えていたとき

私に近づいてきて 傘を差し出してくれた男

結末がわかっていても選ぶことがある

気持ちには抗えない

崖から落ちた男は 女を救って再び命を落とした

2009年の戻った過去で

私たちは最初から出会うべきじゃなかったのかも

そうよ 出会うべきじゃない

男の死の原因が自分にあったと知った女は

男と別の道を歩むことにする

男の人生から自らを消し去ることに

女の記憶を失ったと知らず 男は人生を歩んでいる

手の届かない場所で輝く男に

女は思った

これでよかった

最初から出会ってはいけない運命だったと

女の記憶の中にだけ存在する曲

「ソナギ(夕立)」が静かに流れてくる

 

こみあげてくる感情を抑えきれないソンジェ。

「俺はいま泣いているのか?」

 

レストランの個室

こんな場所で昼食なんて今日は特別な日なのかと代表に尋ねるソル。

ソンジェに送るべき企画書がヒョンジュのミスでソンジェの元に送られ、それを読んだソンジェが興味があると言ってきたのだった。

しかし、代表の隣にいるのがソルとわかったソンジェは断ると言い出す。

ソンジェが部屋に入ってくる。

ソルの心の声「ダメ、出会ったらダメなのに」

お花を持ってきてくれるほど企画書が気にいったんですねと言う代表に、行き違いがあって断ろうと…

ソルはソンジェの言葉を遮って、「ソンジェさんに出演されては困る」と突然言い出す。

主人公のイメージと違いすぎるし、送り間違えた企画書なのでお忘れくださいと言うソル。

自分が断ろうとしていたのに逆にソルに断られたことでプライドが傷ついたソンジェは、自分も断りにきたと話す。

ソル「今後は私の名前が書かれた企画書は無視してください」

ソンジェ「僕と仕事をしたくないと?」

ソル「そう受け取って気分を害されたならよかったです。私とは二度と関わりたくないでしょうから」

そう言ってソルは席を立った。

自分が断られたことが信じられないソンジェ。

ソルの心の声「プライドが傷ついたよね。気を悪くしたはず。でもこれでよかったの。これでいいの。二度と会うことはない」

ため息をつくソル。

 

断られたことがないソンジェに、これを機に初心に帰って考えてくださいというマネージャー。うぬぼれてたのかもしれませんよと更に追い打ちをかける。

恋愛には奥手だから断られても仕方ないと言うマネージャー。

俺の恋愛遍歴を知っているのかと憤るソンジェだがマネージャーは鼻で笑う。

あの作品気に入ってたのならアピールしてみればどうかとアドバイスするマネージャーに、「オファーが殺到してるのに何で俺から歩み寄るんだ?」と返す。

 

ソルが会社を出るとソンジェが待っていた。

「話をしよう」

話はないというソルだが、退職届をチラつかされて付き合う羽目になる。

 

漢江の橋の上でソンジェと再会したときに行ったホテルのラウンジ

ソルの心の声「なんでここなのよ」

あのときのことを思い出すソル。

 

自分を断った理由を知りたいというソンジェ。

退職届が入った赤い封筒をソルに返すソンジェ。

ソンジェ「これで断る理由がなくなったかと」

他にも理由はある、主人公のイメージに合わないというソル。

誰が合うのかと尋ねるソンジェに、咄嗟に50代の俳優の名前を口走ってしまう。

驚くソンジェ。

「15年前の学生に戻らないといけないのに?」

CGが発達しているからと言い訳するソル。

ソル「ソンジェさんより適役の人がいると思う。新鮮な俳優を探します」

ソンジェ「俺が腐ってるとでも?魚を選ぶんじゃないんだぞ」

ソンジェさんはダメだと天が反対していると苦し紛れの言い訳をするソル。

ソル「午年の男と関われば三代先まで不幸になる。関わった相手の家族もです。あなたも午年でしょ?」

ソンジェ「干支の相性まで見て…俺と結婚する気か?」

ソル「仕事の相性は重要ですから」

ソンジェ「イム・ソルさんは運命を信じると?」

ソル「ええ。信じます。運命に逆らうことはしません」

そう言ってソルは席を立つ。

ソンジェ「呆れた人だな」

 

 

 

ソンジェの言葉を思い出しバスの中で声をあげて泣いてしまうソル。

 

ソンジェの夢

水の中で誰かを探して泳いでいる…

 

うなされて飛び起きるソンジェ。

「何の夢だ?」

急に頭に締め付けられるような痛みが走る。

 

よっぽどお前のことが嫌いなんだなというインヒョクに「何で嫌いなんだ?初対面なのに」と言うソンジェ。

インヒョク「何で好きなんだ?初対面なのに」

 

誰もがお前を好きとは限らないと声をかけるインヒョク。

ソルが名前を出した俳優も午年だとインヒョクに言われショックを受けるソンジェ。

おかしな言い訳で断られたことに腹の虫がおさまらないソンジェはソルのスマホに電話をかけるが、名前を名乗った瞬間に切られてしまう。

マネージャーのスマホを借りてもう一度かけてみる。

出資金を出す、ギャラは半額でいい、いやノーギャラでいいと破格の条件を出すがそれでも断られてしまうソンジェ。

休暇も返上して撮影に集中するというソンジェだが、休暇を楽しんで他の仕事に専念してくださいと言われてしまう。

どうしてここまで嫌われるのか理解できないソンジェ。

 

 

再びソンジェのマンションに現れたサセンペン。

警備員が追いかけるが逃げられてしまう。

逃げる途中で男とぶつかってしまうサセンペン。鈴の音が鳴るキーホルダーを持った男だ。

 

ゴミ捨て場でソル祖母を見失ってしまうソル母。

ソルのもとへ祖母が行方不明になったという母からの電話が入る。

 

ソンジェ父の店(以前の店と違い高級店の佇まい)

ソル祖母がひとりで食事をしていた。

認知症のおばあさんが一人で5人前を食べているとスタッフから聞き、声をかけるソンジェ父。

向かいに住んでたおじさんでしょ?と声をかけるソル祖母

ソンジェ父もソル祖母のことを覚えていた。

酔っぱらっているソンジェ父。ソル祖母と意気投合している。

そこにソンジェがやってきた。

向かいのクムビデオのおばあさんに挨拶しろというソンジェ父だが、ソル祖母はソンジェのことを自分の旦那と勘違いしているようだ。ソル祖母が落とした1枚の写真に目をやるソンジェ。

そこにはソル祖母と一緒にソルが写っていた。

 

テソンに協力してもらってソル祖母の行方をさがしていたソルのもとに母から祖母が見つかったという連絡が入る。

家まで車でテソンに送ってもらい、感謝の気持ちを伝えるソル。

誘拐未遂事件の犯人をまだ追えてないし、最近は物騒だから車を使えとアドバイスするテソン。夜勤のときは送ってやると。

彼女にでも優しくしてというソルに「お前は違うのか?」と返すテソン。

ソル「女友達と彼女は違うわ」

班長から電話を受けたテソンは仕事に戻る。

 

テソンの車を見送るソル。

ソンジェ「彼氏か?」

驚くソル。家まで来るなんて非常識だと怒る。

車のドアを開けるソンジェに「何のつもり?車には乗らないわ。話すこともないので帰ってください」と言うソル。

ソンジェ「本当に追い返すのか?後悔しない?」

ソル「もちろんよ。私たちは二度と会うことはないわ。乗らないわよ。また退職届けで脅迫するの?我慢の限界だからいっそのことクビになってやるわ」

声を荒げるソル。

ソルの心の声「しつこくて別人みたい」

誰かに掴まれたソルは更に悪態をつくがそこにいたのは…

ソル祖母だった。

さんざん悪態をついたソルだが、ソンジェが自分の家を訪れた理由を知ってバツが悪くなる。

そこにソル母登場。ソンジェにお礼を言い、家でお茶でも飲んでいくようすすめるが、遠慮するというソンジェ。

ソル祖母がトイレに行きたいと言い出し、ソル母はソルにお茶をごちそうするよう命令して祖母と一緒に家に入る。

自分の勘違いを謝るソル。

 

コンビニの店先でインスタントのドリンクを差し出すソル。

あまりに安っぽい無防備な状況に、スキャンダルは困ると言うソンジェ。

ロマンス専門の俳優だと、フレッシュな俳優だと、必死にアピールするソンジェ。

近くにいる高校生たちがソンジェのほうを見てそわそわしている。

自分のファンだと思ったソンジェは彼女たちを近くに呼び寄せ、サイン?写真?と尋ねるが「おじさん、煙草買ってきてよ」とお金を渡されてしまう。その様子に笑いが止まらないソル。

ソルが笑っている様子をなぜか愛おしそうに見つめるソンジェ。

 

 

向かいの家に住んでいたと父から聞いたが俺を見かけたことは?と尋ねるソンジェ。

ないと答えるソルに、見覚えがある気がすると言うソンジェ。

私が見かけてないのにあるわけないと。

この腐れ縁は運命じゃないのかとソンジェ。

ソル「ただの偶然でしょう」

元隣人でも気持ちは変わらないから社長にオファーされても断るよう念を押すソル。

ソンジェ「あなたの反対を無視して出演すると言ったらどうする?」

その選択はしてほしくないと言って立ち去るソル。

 

ソルの部屋を見上げるソンジェ。

ソルの行く先を照明がひとつずつ照らしていく。

ソルが部屋に入るのを見届ける。自然と笑みがこぼれるソンジェ。

何かの記憶…そして胸の痛み…。

 

祖母を送ってきた人が俳優のリュ・ソンジェだと思い出すソル母。

ひとりでいなくなったらダメよ。あの店にはもう行かないでねと祖母に言い聞かせるソル。

大きく頷きながら返事をするソル祖母。

ソル祖母「私のおかげね。会いたかったでしょ?」

そう言って祖母は得意げな顔をする。

驚くソル。

 

ソルの心の声「うん。おばあちゃん、会いたかった」

 

ソルの回想

ソンジェ「この腐れ縁は運命じゃないか?」

 

ダメだとわかっているのにまた会えたせいで恋しくなるソル。

 

白いフードのサセンペンに事情聴取をしているテソン。

この女の子を誘拐しようとした犯人は先日の誘拐犯と同一人物らしい。

証言に基づきモンタージュ写真がつくられることになる。

 

ソルの会社の代表の部屋

ソンジェが仕事を受けると言ってきた。

会社に相談なく勝手に断っていたソルのことを責める代表。

ソルはリュ・ソンジェとは働けないので企画を手放して退職するという。

驚く代表。

 

あなたが企画書を間違ってソンジェに送ったせいだとヒョンジュを責めるソル。

ヒョンジュにはソルの行動が理解できない。

「どんな気持ちで彼を突き放したかわかる?」と涙するソル。

 

ソンジェとマネージャー車内にて

「ソナギって曲知ってるか?」と尋ねるソンジェに、ありふれた曲名だ、誰の曲かと聞き返すマネージャー。

何でもないというソンジェ。

イム・ソルPDがこのプロジェクトを外れたことを告げるマネージャー。

ソンジェがここまでこだわる映画の内容に興味を持ったマネージャーはどんな内容なのか尋ねる。

ソンジェ「ある女が愛する男を救うために15年前に戻る話だ」

ありきたりだというマネージャー。

そして、ありきたりなのに変だよなと言うソンジェ。

 

ソルが退職すると代表に宣言したことを先輩社員と話しているヒョンジュ。

映画監督になるのが夢だったのに自分からチャンスを捨てるなんて変だ、彼と何かあるんじゃ?と疑う先輩社員。

そのときヒョンジュはソル兄が購入していた宝くじが高額当選していたことを知って意識を失う。

未来から来たソルが兄とヒョンジュのために教えてあげた番号だった。

 

夕暮れどきの公園。

ソルとソンジェが最後にデートしたあの思い出の場所。

写真すら残ってなくて残念だ。確かに残るはずないよねと思い直す。

海に落ちて亡くなってしまったソンジェを救うためにソルがタイムリープしたことで過去も変わって一緒に撮った写真も存在しないものになってしまった。

ベンチで物思いにふけるソル。

気が付けばあたりは暗くなっていた。

ソルのために誕生日ケーキを買ってきてくれたソンジェ、ふたりで一緒に乗った観覧車…ソンジェとの思い出を辿るソル。

 

防犯カメラで連続誘拐犯の映像を確認するテソン。

モンタージュ写真が出来上がった。間違いない。

 

夜の遊園地。

ソンジェとの思い出を胸にひとりで観覧車に乗るソル。

そこにソンジェが強引に乗り込んできた。

驚くソル。

ここでの撮影が急遽中止になり、観覧車のシーンを思い出して来たという。

ソンジェ「また会ったな。これほどの偶然なら天のめぐり合わせじゃないか?」

ソル「私たちは一緒に観覧車に乗る仲じゃないわ」

ソンジェ「一周するまでは逃げられない。そんなに俺が嫌いか?制作に参加しないそうだな」

ソル「会社を辞めたので」

ソンジェ「どうして?辞めないでほしい」

ソンジェ「本当にそんな終わり方を?」

ソル「何がですか?」

ソンジェ「結末」

ソンジェ「その男は愛した女を忘れて生きていくのか?」

ソル「ええ」

ソンジェ「サッドエンディングだな」

ソル「女にとってはハッピーエンドです。男を救えたから」

ソンジェ「かわりに愛を失った」

ソンジェ「愛を失った女は幸せか?」

ソル「・・・」

ソンジェ「ほら、悲しい結末だろ」

ソンジェ「結末が気に入らない」

嫌ならやめればいいのに何でこだわるのかと尋ねるソル。

本気でこの映画に出たいというソンジェ。

良い作品なら他にもあるのにというソル。

ソンジェ「俺…最近おかしいんだ。あの企画書を呼んでから不思議なことが起きる。急に涙が流れたり、夢も見るんだ。過去に経験したような夢を。それにここも…」

 

ソンジェの回想

自分の横をケーキを持った20歳の自分が走っていく。観覧車で待つ誰かのために…。

やがて自分の幻は消え、その先にいたのは…ソル。

 

 
 
 

 

ソンジェ「なぜか来たことがある気がする。そのせいか他の作品よりも惹かれるんだ。それじゃダメなのか」

ソル「死ぬかも…。私と関わったら死ぬかもしれなくてもやりますか?」

ソンジェ「あなたと関わるには死ぬ覚悟が必要ですか?」

ソル「そうだとしたら…」

 

そのとき二人の乗る観覧車が大きな音を立てて傾いた。

驚いたソルを支えるソンジェ。ソンジェの胸にあるものを見たソルは息を呑む。

20歳の誕生日にこの観覧車の中でソンジェが贈ってくれたペンダントだった。

 

ソルの回想

ソンジェ「何で黙るんだ?」

ソル「可愛い」

ソル「可愛すぎて言葉がでない」

 

驚きのあまり言葉がないソル。

再び大きく揺れる観覧車。

バランスを崩したソルを抱き寄せるソンジェ。

ソンジェ「俺たちここで一緒に死ぬかもな」

 

 

ソルの心の声「その瞬間思った。私たちの運命は同じ場所を回り続ける観覧車のようだと」

 

二人の距離が少し近くなった…

 

第15話に続く。

 

予告

 

 

 

ソルと再び出会ったことでソンジェのなかで封印されていた記憶が徐々に開放されていってるような…。

やっぱりソンジェもタイムリープしてる?

ソルとソンジェはお互いを救うためにそれぞれがタイムリープしてるのでは?

このドラマ、ひとつの場面を先にソル目線で描いてから、後の回で同じ場面をソンジェ目線で描くという手法を何度か使ってるんだけど、最後の最後にソンジェもソルと同じようにタイムリープしていたというソンジェ目線の展開になるとか?

毎回毎回良い意味で期待を裏切ってくれる脚本家さん、演出家さん、思いもよらない展開に何度鳥肌が立ったことか!!

 

ソルの笑顔を愛おしそうに見つめるソンジェ…。いつ、どこで出会ったとしてもソンジェはソルのことを好きになる運命ですね。

マンションの照明がひとつずつソルを照らしていく…その光景を見守るソンジェの図…これをまたここで持ってくるのは天才すぎる。

 

そして、もしかしたらこのドラマのいちばんのキーマンなのではないかと思ってしまうソル祖母。

ソルが車いすに乗っていたことを覚えていたこと、ソルが過去に戻っていた間ソンジェの時計を大事に持っていたこと、ただのボケたおばあさんではない!「私のおかげね。会いたかったでしょ?」と得意げに話すソル祖母いったい何者?

 

キムヨンスはソルにだけ執着というよりは、ソル以外も誘拐したり殺したりしているので、ソンジェとソルに関わるような動機はもともとなかったのかな?

もうこの人が出てきただけで恐怖しかないので、この俳優さんのインスタにあげられているお茶目な素のキムヨンスさんを見て、「この人は本当は怖くない人なんだ」と言い聞かせてますw

 

「どうして泣くんだ?泣かせてないのに」

ソンジェの口から何度となく出る言葉…今年の流行語大賞にどうですか?w