「ソンジェ背負って走れ」第13話 あらすじネタバレ | えるぷりシアワセオリーXZ

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FTISLAND/THE BOYZ/韓流ドラマ

第13話は第12話の落とした携帯を探しにいくシーンから始まります。

 

断崖絶壁に佇むソル。

ソルの意識の中の映像〜誰かに追われている。振り返るソル。

「キムヨンスだ」

そこに現れたソンジェ。

 

膝から崩れ落ちるソル。

 

廃墟の工場での事件が記されたソンジェの供述書の文字が書き換えられていく。

 

未来が変わった!

 

ソル「ソンジェ…私たち、どうしよう…」

 

丹浦里の駅

「何考えてる?」と尋ねるソンジェに「ううん、何も」と答えるソル。

ソウル行きの列車に乗り込む4人。

ソルの携帯は5月6日の日付を表示している。

何か覚悟を決めたようなソルの表情。

静かに目を閉じる。

ソンジェ「音楽でも聴くか?」

反応のないソル。心配になって再び声をかけるソンジェ。

目を覚ましたソル。

「ここはどこ?」

隣にいるソンジェを見て驚く。

ソル「何であなたといるの?」

席を離れようとするソルを静止するソンジェ。

「ソル!急にどうしたんだ!もしかして…未来に戻ったのか?」

「はなして!来ないで!混乱してるの。悪いけど一人で帰る」

そう言ってその場から去って行くソル。

 

列車から降りるソル。

立ち尽くすソンジェ。

 

ソル「私の運命は私が変えるわ。だからソンジェ…今度こそ絶対に来ないで」

 

隣の線路に到着した列車から降りてきた黒ずくめの男…キムヨンスだ。

 

数日前

100億ウォンの宝くじの当選番号を兄に教えるソル。

「兄さんの人生を変える数字よ!当たるまで買い続けるのよ!」

ソルの心の声「ヒョンジュ!できることはしたわ」

 

ソルの誕生日に遊園地に行くソンジェとソル。

 

ソルが小さいころ、誕生日にお父さんに連れてきてもらった遊園地だという。

ソル「変わってないわ」

ソンジェ「ここは未来でもあるのか?」

ソル「きっとね」

ソンジェ「また来よう。未来で再会して…一緒に来ればいい」

 

 

 

楽しい時間を過ごす二人。

お化け屋敷では「俺にくっついていろ」と言うソンジェ。

こんなの怖くないと言いながら今にも逃げ出しそうなソンジェ。

 

 

誕生日ケーキを準備していたソンジェは、観覧車のなかでセンイルサプライズをする。

歌を歌ってほしいとお願いされたソンジェはソルのために歌う。

生歌を目の前で聴けると喜ぶソル。

 

 

ソンジェ「右ポケットに手を」

ソルが気付かないうちにソンジェは誕生日プレゼントのペンダントをソルの右ポケットに忍ばせていた。

嬉しさのあまり言葉が出ないソルに、「何で黙るんだ?気に入らない?」とソンジェ。

ソル「ううん。可愛い。可愛すぎて言葉が出ない」

ソンジェ「よかった」

 

ソルの首につけてあげようとするソンジェだが、慣れてないからか不器用なのか、ドラマのようにカッコよくつけられない。

そこへ観覧車のスタッフが扉を開ける。

顔を近付けていた二人に勘違いしたスタッフは気を利かせてもう1周サービスするので楽しんでと言ってまた扉を閉める。

「どんな顔で降りればいいのよ」と恥ずかしがるソル。

ペンダントをつけたソルを見て「可愛い」というソンジェ。

ソル「本当に可愛い。ありがとう」

ソンジェ「俺こそ感謝してる。生まれてきてくれて。俺の前に現れてくれて。俺を好きになってくれて。本当にありがとう」

ソル「ソンジェ。今はわからないだろうけど私を救った人も生きる希望をくれた人も…あなたなの」

ソンジェ「俺が…そうだったの?」

頷くソル。

ソル「だから私のほうが感謝してる」

「ところで言葉だけ?楽しんでと言われただろ?」と言い、自分の唇を指さすソンジェ。

「生まれただけで感謝してたのに…ずるいんだから」と呆れるソル。

ソルの頬に軽くキスし「俺はずるいんだ」と返すソンジェ。

そして見つめあって…♡

 

 

(再び列車の中に場面は戻る)

ソンジェの回想

ソル「もしも私が…ううん。今日突然未来に戻っても悲しまないで。泣いちゃだめよ」

ソルには泣かないと約束したのに涙が止まらないソンジェ。

 

ソルの家

ソル母と祖母が談笑しているところにテソン父が訪ねてきた。

 

母からの電話

テソン父からソルが去年誘拐されたことを聞いたソル母。すぐに帰ってこいと怒っている。

迎えに行くから人混みにいるようにと母。

ソンジェと一緒にいるから大丈夫だというソル。

「帰ったら全部説明するわ」

ため息をつくソル。

 

ソルの家に慌てて訪ねてきたソンジェ。

ソル母「ソンジェ、ソルは?一緒じゃなかったの?」

ソンジェ「僕と一緒にいると?」

ソンジェ「いつですか?」

ソル母「さっき電話で」

驚くソンジェ。

列車内でソルが未来へ戻ったときのことを思い出す。あの時、ソルは確かに腕時計をしていた。

「未来に戻ったのにどうして時計を?」

ソルが未来に戻ったならあの時計は未来のソルが持っているべきものであり、20歳のソルが持っていることは考えられないのだ。

 

ソンジェの回想

ソル「ソンジェ。もしも私が明日…ううん。今日突然未来に戻っても悲しまないで。

ソル「ここはどこ?どうしてここにあなたといるの?」

 

 ソンジェの心の声「戻ったふりだったのか…」

 

廃墟の工場

チェ刑事「10日に何が起きると?それになぜこの場所なんですか?」

テソン父「無駄口はいいから目を離すな。何か気になるんだ」

そこへ同僚からキムヨンスが釜山で目撃されたとの情報が入る。

 

ソルからテソン父への電話

ソル「他に頼れる人がいないんです。私を助けてください」

丹浦里にすぐ来てほしいとテソン父に頼むソル。

 

以前、ソルとテソン父の話を立ち聞きしていたソンジェは、そのときにソルが話していた廃墟の工場に行ってみる。

あのときにソルが言っていたのは5月10日。

今日はまだ5月6日。まだ数日あるのに…と不思議に思うソンジェ。

ソンジェの心の声「どうして嘘を?まさか未来が変わったのか?」

インヒョクからの電話で、ソルが列車に乗っていなかったことを知る。

 

ソンジェの回想

ソル「どうして行かなかったの?どうして…行かないと。ここにいたらダメでしょ」

ソル「私に構わないで。私が何をしてこの身に何が起きても私を放っておいて」

ソンジェの心の声「ここに一人で残るつもりだったのか!」

ソルの真意を知るソンジェ。

 

丹浦里の防波堤にいるソル。

ソルの回想~ペンダントをプレゼントされて

ソル「本当に可愛い。ありがとう」

ソンジェ「俺こそ感謝してる。生まれてきてくれて。俺の前に現れてくれて。俺を好きになってくれて。本当にありがとう」

 

ソルの心の声「ソンジェごめん。でもあなたをここには残せない」

涙するソル。

 

深夜…

ソンジェと一緒に歩いた道を歩くソル。

食堂で座っている未来の自分をみた場所…あの食堂だ。

時計は深夜2時をさしている。

 

午前5時…クジラの絵…夜の細い路地を早足で歩く自分…追ってくる誰か…いきなり背後から口を塞がれる…赤レンガの壁…

幻想のような現実のような…

 

携帯を開いたソルはソンジェからの不在着信とメッセージを目にする。

「ソル、どこにいるんだ。お母さんにも会った。電話に出てくれ」

ソルの心の声「ソンジェ…もう少しだけ待ってて。すぐに終わるはずよ」

 

食堂の時計は午前4時36分をさしていた。

「キム刑事が5時前には来てくれないと」

そこへテソン父からの電話。

到着した。後ろにいると。

 

チェ刑事は、(目撃情報のあった)釜山でさがすべきじゃないかと言うが、全国で顔が知れているのに人の多い釜山駅でわざわざ防犯カメラに映るのは警察を欺くためだというテソン父。

 

ソルをさがしてソンジェも丹浦里に向かっていた。

 

午前5時

ソルの心の声「今だ!」

ソルは自分が見た幻想と同じように5時に食堂を出て夜の道を歩き始めた。

ソルの後をつけ狙うキムヨンス。

クジラを描いた壁。

 

ソルをさがして防波堤にやってきたソンジェ。

 

ソルの心の声「ここだわ」

覚悟を決めてその時を待つ。

ソルの心の声「1、2、3」

 

タイミング悪く地元の警察に職務質問をされてしまうテソン父とチェ刑事。

 

ソルの心の声「4.5」

背後に人の気配を感じたソル。

「キムヨンスだ!」

「キム刑事ーーーっ!!」

大声でテソン父を呼ぶソル。

振り返ったソルの目に入ってきたのは…

キムヨンスではなく地元の警察官だった。

何が起こったのか一瞬理解できないソル。

その光景をみていたキムヨンスはその場から離れる。

警察官「通報があって出動しました」

ソル「通報ですか?」

そこへテソン父とチェ刑事がやってきた。

テソン父「ソル。大丈夫か?」

 

逃げるキムヨンス。

ソンジェとキムヨンスが出合い頭にぶつかる。

ソンジェ「キムヨンス?」

逃げるキムヨンスを追うソンジェ。

 

警察官「ピンクの服を来た学生を保護してほしいと…知人からの通報のようでしたが…」

ソル「まさか…ソンジェ…ダメ」

ソンジェをさがして走り出すソル。

ソルの心の声「お願い。今回は違うでしょ」

山のなかへ入っていくソル。そしてあの断崖絶壁でソルが見たものは…。

キムヨンスに刺されて苦痛に顔を歪めるソンジェの姿が。

キムヨンスを取り押さえるテソン父とチェ刑事。

 

回想

ソンジェ「結末がわかっていても選ぶことがある。気持ちには抗えない」

ソル「好き。好き。ソンジェ」

ソンジェ「愛してる。愛してるソル」

 

刺されたソンジェ。

しかしその表情はソルを救ったことで満足しているかのようにも見えた。

そのまま海に落ちていくソンジェ。

「ソンジェーーー!!」

泣き叫ぶソル。

 

回想~丹浦里での朝

ソル「ソンジェ。朝よ。もう起きなくちゃ」

ソルを抱き寄せるソンジェ。

ソンジェ「目を閉じて。目を閉じれば真っ暗だ」

ソンジェ「俺の世界はまだ夜だ。明日が来てほしくない。目を覚ますまで明日は来ない」

ソル「ずっと目を閉じていようか。どうなるかな」

ソンジェ「この瞬間が永遠に続く」

 

 

 

 

ソンジェの名前を呼び嗚咽するソル。

ソルの心の声「ソンジェ、あなたの世界はまだ夜のままなの?」

 

海の中に沈んでいくソンジェ

 

2023年冬

ベッドで寝ているソル。

赤ちゃんの声…スマホの音。

ソルの心の声「私が生きてた時間に戻って何度も季節が過ぎて…また冬になった」

子供をあやすソル兄とヒョンジュ。

 

ソルの心の声「未来を変えて大切なものを失ったけれど」

 

車で出勤途中のソル。

ビルの壁面に掲げられているインヒョクのソロファンミーティングの広告。

ソルの心の声「何事もなかったかのように今を生きてる」

 

ソルの会社

未来は変わってヒョンジュもソルと同じ映画製作会社に勤めていた。

恋愛映画なのにキスシーンを拒む主演俳優パク・ドジュンを説得してくるよう社長に言われるソル。

パク・ドジュンは付き合っている彼女が嫌がるからとキスシーンを拒んでいたのだった。

撮影だというのに酒を呑んで酔っ払っているパク・ドジュン。

責任感のかけらもない主演俳優に苛立ちながらもなんとかキスシーンを了承してもらおうと説得するソルだが聞き入れられない。

監督が主演俳優を降板させると言っていると脅してみるが「俺の出演を条件に投資を受けてる」と切り返される始末。

彼女を助手席に乗せて撮影現場を離れようとするパク・ドジュン。慌てて自分の車で遮って行く手を阻むソル。

 

警察署

ソルはパク・ドジュンへの迷惑行為で警察署に連れてこられていた。

「まるでチンピラだな」

ソルが声の主のほうへ振り返るとそこにはテソンがいた。

テソンは父親と同じく刑事になっていたのだ。

ソルの会社の代表からの命令で、事を荒立てることなく謝罪しろと言われたソルは納得がいかないが謝罪する。

 

一緒に食事をしているソルとテソン。

警察署に連れてこられた経緯を話すソル。

飲酒運転の証拠を押さえてあいつを捕まえようか?というテソンに「私がクビになるわ」と言うソル。

居酒屋の壁にはインヒョクの広告ポスターが。

ソルの心の声「ソンジェが広告モデルだったのに…」

 

すっかり酔っぱらってテソンにおぶってもらっているソル。

ソルの叫び声「世界はどうして私に厳しいのー!ドジュンの野郎!容赦しないわ!」

そう言うとソルはテソンの背中の上で眠ってしまった。

ベンチに座らせるテソン。

雪が降ってきた。

目を覚まし、舞い落ちる雪に目をやるソル。

 

 

雪の降る日に漢江の橋の上でソンジェと再会したときのこと、ソンジェがソルに一目ぼれした日のこと、ソンジェに告白されたときのこと、丹浦里でのこと…ソンジェと過ごしたたくさんの時間を想い出して子供のように声をあげて泣くソル。

「もう泣くなよ」見守ることしかできないテソン。

 

ソル「ソンジェ…」

テソン「何て?」

ソル「ソンジェに会いたい…」

 

ソルの会社

テソンからのメール。

テソンは昨日のソルの様子をみて心配しているようだ。

 

代表の部屋

パク・ドジュンは降板させるという代表。

飲酒運転のスキャンダルが出たら映画の公開に差し障ることを気にしているようだ。

パク・ドジュンを降板させて、ソルの台本で映画をつくることを約束する。才能を認めていたと。

予算案を渡すソル。ファイルのなかに身に覚えのない手紙が。

お礼の手紙だと思った代表は寝る前に読ませてもらうと言う。

何の手紙だっけ?と首をかしげるソル。

企画が通りヒョンジュと喜びを分かち合うソルだが、昨日酔った勢いで代表への不平不満を綴った退職届を書いたことを思い出して慌てる。なんとか取り返さなくてはと考えたソルは白龍映画祭に出席している代表を追ってパーティー会場に潜入する。

なんとか代表のバッグから手紙を取り戻したソルはパーティー会場の階段でタキシードを来た長身の男とぶつかってしまう。

ソンジェだった。

 

(ソンジェが亡くなったときの場面)

崖から海に落ちたソンジェ。

ソンジェの名前を叫ぶソル。

海に沈んでいくソンジェ。

そのとき、ソンジェの腕にはめられた時計が光り、「03:00」を表示した。

海から引き揚げられたソンジェ。体には布が被せられている。

ソンジェの名前を呼び泣き叫ぶソル。

力なく垂れ下がったソンジェの腕…その腕には時計が…。

 

回想

ソンジェ「何で時計がタイムマシンに?」

ソル「あなたの死後に力が宿ったとは絶対に言えない」

 

ソンジェとの会話を思い出す。

ソル「まさか…」

冷たくなったソンジェに駆け寄るソル。

ソルの心の声「ソンジェ…私たちは最初から出会うべきじゃなかったのかも…」

ソンジェの腕時計は「03:00」を表示していた。

ソルの心の声「そうよ。出会うべきじゃない」

ソルはソンジェの腕時計のボタンを押した。

 

2008年~ソンジェがソルに一目ぼれしたあの雨の日

誤配の荷物を手にしたソンジェ。

少し離れた場所からその様子を見つめるソル。

ソンジェに見つからないように身を隠す。

ソンジェが去っていった。

その場で嗚咽するソル。

ソンジェと出会わない人生を自ら選択したソルなのでした。

 

 

2023年冬のパーティー会場で再び出会ったソンジェとソル。

 

第14話へ続く。

 

第14話予告

 

ソンジェがまた死んでしまった…。

前回に引き続き本当に重い空気が漂う回でした。

遊園地のシーンがなかったら観てるほうも気持ちの持っていきようがなかったかも。

えっと。ここで未来のソンジェとソルが遊園地に行くというフラグ立ったよね?立ててくださいよ!

 

やっぱりソルは未来へ戻ったふりをしていました。

自分が未来へ戻っても泣かないでと言われていたのに泣いてしまったソンジェ。

ソルはソンジェを遠ざけたうえで、自分を囮にしてテソン父とチェ刑事にキムヨンスを逮捕させることを考えていたのに、ソンジェが戻ってきたことによりその計画が崩れてしまった。ソンジェが通報してなければ…といったら酷だな。

 

ソルは結局、元いた世界に戻り、映画制作の夢を叶えることになるんだけど、テソンが刑事になってるのは皆さんの予想どおり。

テソンもあれからずっとソルを見守っていたのかな?

テソンはソンジェの存在を知りません。ソルが未来を変えたから。

 

ソルは亡くなったソンジェがしていた腕時計で再び過去に戻ったということになります。

ソルが何度過去に戻ってソンジェを助けようとしてもソンジェの未来は変えられないと悟り、自分たちが出会わなければよいのだと、ソンジェが自分とさえ出会わなければ命を落とすことはないのだと考え、ふたりが初めて会ったあの日、ソンジェがソルに一目ぼれしたあの雨の日の思い出をソンジェの記憶から消します。ふたりの幸せな時間はソルだけの記憶になってしまいました。

 

あと2回過去に戻れるはずだけど…?

予想のはるか上をいく脚本。このあと2回のタイムリープをどう使うのか楽しみしかない。

 

そして、歌手ではなく俳優になっていたソンジェ。

どうやっても二人は出会ってしまうのよね。

過去でソルとソンジェが出会わなかったのでキムヨンスはもう現れないはずなんだけど、予告でいたよね?あの男!

あの男が生きている限りふたりの幸せはない。私がチュヤン貯水池に沈めてやりたいーーーっ!!

しかしソンジェ。最初は転落死、そして次は刺される、今回は刺されて転落死。本当に何回災難にあえばいいのか。

ハッピーエンドフラグはあちこちに立っているので大丈夫とは思うけど、視聴者はソンソルカップルのハッピーエンドしか見たくないです。