「ソンジェ背負って走れ」第10話 あらすじネタバレ | えるぷりシアワセオリーXZ

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FTISLAND/THE BOYZ/韓流ドラマ

ソル家のビデオ店

腕時計のボタンを押したら2008年に来たと説明するソル。

「俺の腕時計が何でタイムマシンに?」とソンジェ。

今度は私があなたを救えという神のお告げだとは…あなたの死後に力が宿ったとは絶対に言えない…と思うソル。

ソンジェの腕時計を手に入れた経緯をソンジェに話すが未来のことを言おうとすると時間が止まってしまう。

誰も信用してくれないと思ったから今まで誰にも言わなかったというソル。

腕時計が記す1の数字を見ながら今回が最後、だからもう戻ってこられない。だから何も変えずに帰るつもり。

「俺がまた告白するとでも?休学してアメリカに行くから俺から逃げなくていい、俺が消えてやるからそんな苦しい言い訳はやめろ」と言うソンジェ。

 

タイムスリップはあり得るか…大学の友人に問うソンジェ。

「好きな子に未来から来たと言われたらどうする?」

新しい断り方だという友人。

ソンジェがアメリカに行くことでまた未来が変わったことを確信するソル。

寂しく思いながらもソンジェが遠くにいれば犯人と会うことがないのでよかったと思う。

 

インヒョクのバンドはスーパースターKの1次に合格して2次に進むことになった。

しかし、ソンジェがボーカルならという条件付きで。

 

ソンジェの家にやってきたインヒョク。

ソンジェ父は手料理を振る舞う。

唐突にアメリカ行きの話をするソンジェ父。ソンジェがアメリカに行ってリハビリを再開する決心をしたとソルから聞いたのだ。

勢いでソルに渡米すると言ってしまったソンジェは自分を遠ざけようとするソルに寂しさを覚える。

ソンジェをバンドに誘おうと考えていたインヒョクは頭を抱える。

「ソルのせいで行くのか?正気か?」

結局バンドのことは口に出せないままのインヒョクだった。

 

警察署

テソン父から事件のときの事情聴取を受けるソル。

小屋は火事に遭ったが燃え残った壁に残っていた血液から被害者と一致するDNAが検出された。殺人容疑で指名手配中だからすぐに捕まると言われる。

タクシーで誘拐されたが自分がタクシーのキーを持って逃げたのでトラックで追ってきたと話すソル。

トラックの特徴を聞かれるが…。

2023年の世界で見た事件記録にはトラックのことは書かれていなかったことを思い出す。

逃げるのに必死であまり覚えていない。白いトラックでナンバープレートは付いていたように思うと答える。

 

ソルの大学

映画音楽の講義なのに体育学科のソンジェがいるのを見たヒョンジュはソルがいるからだと冷やかす。

ソンジェの隣にいるのは合宿のときからソンジェの隣にいた女子学生。

ソンジェを狙っているように見える。

 

居酒屋のソルとヒョンジュ

ソル兄の様子をソルから聞き出そうとするヒョンジュ。

そこへソンジェが男友達とさっきの女子学生と一緒に店に入ってきた。

インヒョクからのメール。「渡米前にオーディションに出てほしい」

席を外す男友達。

 

会計に行こうとして財布の中身をぶちまけてしまったソル。

他の客の誕生日イベントが始まり店内の照明が落とされる。

暗い店内で硬貨をさがすソル。

硬貨を追ってたどり着いたのは運悪くソンジェたちの席。

顔をあげるとさっきの女子学生がソンジェを誘惑していた。

店内の照明が明るくなり、ソンジェたちのテーブルの下から出るに出られなくなってしまう。

女子学生はソンジェに告白してキスをしようとする。

そこへ戻ってきた友人たちだが、気をきかせて他の場所に座ろうと言う。

 

携帯の音が鳴る。

テーブルの下に隠れているソルの携帯だ。

ゴミ箱を頭から被ってその場から逃げていくが、ヒョンジュに「イム・ソル」と大声で呼びとめられる。

追いかけていくソンジェだが見失ってしまう。

ソンジェがソルを好きなことを知っている友人にダへ(女子学生)とのキスを見られたぞと言われる。

実はソンジェが拒否してキスはしていなかったのだが、角度からそう見えたようだ。ソルが傷ついて泣いているかもと言われるが、俺に興味もないのに何で傷つくんだ?とヒョンジェ。

「お前のことを好きだと思ってたけど。肩をケガしたときにも大泣きしていたし」という友人。

 

 

ヤケ酒をしているソル兄妹。

お互いまったく違うことを話しているのだが絶妙に会話が成り立っている。

酔っぱらって靴を飛ばすソル。靴を追って屋上から下を見下ろすとそこには靴を手したソンジェの姿が。

お前だろ?というソンジェに、兄さんが酔っぱらって落としたと言い訳するが、そうじゃなくてゴミ箱を被って逃げた人のことだと言われる。自分ではないと誤魔化すが「(キスを)見たのか?」という誘導尋問にひっかかり「目をつぶっていたから見てない。キスを見る趣味はない。」と答えてしまう。「見たんだな」とソンジェ。

「今ごろ嫉妬してるだろうな」という友人の声を思い出すソンジェ。

ソンジェ「どう思った?何とも思わないか?キスを見ても腹が立たないか?」

ソル「何とも思わないわ」

ソンジェ「じゃあ俺が遠くに行っても本当に平気か?1日でも早く消えてほしいか?」

ため息をつくソル。

ソンジェ「わかった。最後にに聞くよ。タイムスリップだか知らないが、どの時空から来てようと構わない。俺にとってはどれも同じお前だ。お前はどうだ?今までオレを好きだったことは?一瞬でもなかったか?」

ソルの心の声「あなたを好きになる資格がない」

ソル「うん。なかったわ」

 

 

それぞれの部屋に戻った二人。

ソルの回想(2回目のタイムスリップ後~2023年のソルのマンション前でのこと)

「いつかまた会えたら伝えたかったの。私も好きだったって。会いたかったって。心の底から会いたかった。ソンジェ…」

思い出して嗚咽するソル。

 

警察署前

父親のために着替えの下着を持っていったテソン。

そこでソルの事件のことを偶然耳にする。

 

翌日

髪を刈ってソンジェの家に来たインヒョク。

オーディションに出場してくれるよう頼むためだった。

しかし短く刈った頭を見せるまでもなくソンジェはオーディションに出場することを了承する。

 

ソルの大学

花束を持って現れたテソン。

一緒にいるテソンとソルを見て、以前の公園のときと同じように妄想してひとり腹を立てるソンジェ。

 

カフェでのソルとテソン。

間違えて持って帰ってしまった上着を返すテソン。

「パンツは?」というテソンに「そんなもの持ち歩いてるわけないでしょ?」と呆れるソル。

ソル「パンツのために来たの?」

実はテソンは父親からソルの誘拐事件のことを聞いて心配して会いに来たのだ。

キム刑事の息子だと知って驚くソル。

父さんは離婚されたけど仕事は出来る。すぐに逮捕されるから心配するなと気遣うテソン。

キム刑事の息子だから頼み事をしていいかと尋ねるソル。

「ソンジェのおかげで殺人事件の犯人が捕まるの。あいつが出所するころに…」(←未来のことなので時間が止まっている)

時間が止まっていることに気付くソル。

ため息をつきながら「2023年になったらキム刑事にこう伝えて。私じゃなくてソンジェを守って」とソル。

何を守るんだ?と聞き返すテソンに、詳しくは話せないけどそう伝えてほしいと言うソル。

貯水池の殺人事件と関係があるのか?いうテソンの洞察力に驚くソル。

父さんが担当刑事でお前が被害者なら考えつくというテソンに「勉強して刑事になってもよさそうね」と感心するソル。

テソンは、どうして2023年なのか不思議に思う。「その時が来たら自分で言えよ」

ソル「その時には何も知らない過去のソルしかいないわ」

ソルの言葉の意味が理解できないテソンに未来から来たことを伝えるソル。

 

練習室

ソンジェの回想

酔ったソルをおぶっているソンジェ。

ソンジェの背中で「ソナギ」を口ずさむソル。

 

「この曲をソルに聴かせてないか?」とインヒョクに再び確認するソンジェ。

「何であいつに?聴かせるべきだったのか?」というインヒョク。

ソンジェにはソルがなぜこの曲を知っていたのかどうしても理解できない。

「本当に未来で聴いたのか?」

 

火事になった小屋の現場検証をする警察。

火災の通報があった日の防犯カメラを提出させるよう部下に伝えるテソン父。トラックの行方を追っているのだ。

 

アメリカのリハビリ病院で急にキャンセルが出てすぐに治療を受けられることになったと父から電話で聞かされる。

出国日を聞こうとしたところで慌てて外階段を降りてくるソル祖母を目にする。

 

ソルとテソンの帰り道。

野球はどこが優勝したかとソルに尋ねるテソン。未来から来たソルなら知っているはず。未来のことは言えないというソルに「どう信じたらいいんだ?」

ソル「どう信じるかは自由だけど、15年後キム刑事に私の言葉を必ず伝えて。人助けだと思って」

未来のソンジェに何か起きるのか?大ケガでもするのか?と聞くテソンに未来のことは話せないと。

「元カレに頼むことか?嫉妬させて」というテソンに「息をするように口説くのね。この浮気者」というソル。

犯人が現れたらいけないからと家まで送るというテソンに、まだ来ないから大丈夫というソル。

そこにソル母から電話。

 

ソルが帰宅すると1階のビデオ店が水浸しになっており、ソンジェとソル母が漏れた水をバケツで受け止めている。

どうしてソンジェがここに?と言うソルに「私がお願いして連れてきた」というソル祖母。

ソル兄が修理の人を連れてくるまで何とか雨漏りを防がないといけないようだ。

ソル母に替わって天井から漏れ出る水をバケツでソンジェと一緒に受け止めるテソン。

男ふたりの戦いが始まった。

テソンは気が利くというソンジェ母に対して、運動してただけあってソンジェは腕が逞しいと言うソル祖母。

テソン推しのソル母、ソンジェ推しのソル祖母。

 

 

ソルたちが上の階に行っている間に男たちの激しいバトルが繰り広げられる。

ソルのことは本気だった。取り戻すというテソンの言葉を聞いて感情を抑えられなくなるソンジェ。

照明器具が垂れ下がり、天井から漏れる水でいつ感電してもおかしくない状況のなか、激しく乱闘するふたりの姿に止めに入るソルだが二人は聞く耳を持たない。慌ててブレーカーを落とし事なきを得る。危うくみんな感電して命を落とすところだった。

 

 

事が落ち着いたころには既に夜中の12時を過ぎていた。

もう帰りのバスがないので今夜はうちに泊まるよう勧めるソル母だが、女子大生の家に泊めるわけにはいかないというソル兄。

ソンジェは自分の家に泊めると提案する。

 

ソンジェの家

ソファで横になるテソン。

ソルの家に行くと思って見張っているかのように腕組みをして立っているソンジェに対して「お前もソルも俺をクズ扱いするんだな」とため息をつくテソン。

起きたら帰れというソンジェに「鈍感なのか、理解する気がないのか、好きな子の気も知らないで…何で俺を目の敵にするのか理解不能だな。俺に嫉妬するより自分の体を大事にしろよ。ソルは自分よりお前を守ってほしいと…」と言うテソン。

何の話かわからないソンジェに、これ以上は怒るぞ、直接聞いてみろというテソン。

そこでアメリカ行きの飛行機のチケットを見つけるテソン。「どこに行くんだ?」

 

チュヤン貯水池の事件をインターネットで検索するソル。

事件は長期化する見込みという記事。

 

オーディション番組「スーパースターK」2次の当日

たくさんの観客で盛り上がっている会場。

ソンジェはまだか?というバンドメンバー。

ソンジェはまだ来ていなかった。

 

兄の代わりに課題を提出するため、体育学科を訪れたソル。

そこでソンジェが1時間後に出国するというソンジェの友人たちの会話を偶然聞いてしまう。

 

ソンジェを見送りにきたソンジェ父。

肉の検品があるから店に戻るという。

お前を信じてるからなとハグして別れる。

 

ソンジェが来ないことをメンバーたちに伝えていなかったインヒョク。

苦し紛れにインヒョクがボーカルを務めることにする。

 

ソルの携帯の日付…4月10日

飛行機を見送るソル。ソンジェが旅立っていったことを寂しく思いながらもこれでよかったのだと自分に言い聞かせる。

 

ソルの回想

ソンジェ「タイムスリップだか知らないが、どの時空から来てようと構わない。今までオレを好きだったことは?一瞬でもなかったか?」

ソル「うん。なかったわ」

ソルの心の声「嘘をついてごめん。でもね。私はあなたに嫌われるより永遠にいなくなられるのが怖くてこうして突き放すことしかできないの」

 

オーディション会場

演奏終了後、神妙な面持ちのECLIPSEの3人だったが…

合格の印のTシャツを手にして喜んでいる。

ソンジェが作った曲をインヒョクが歌って合格したのだった。ソンジェに感謝の気持ちを込めてアメリカの方角へ向かってお辞儀をする。

 

帰り道

ソンジェがアメリカに行ったことでキムヨンスから守ることができたと思っているソルは、あとは自分を守ることだけだと呟く。

そこへ車のエンジンの音…

ソルの前方の白いトラックが動き出した。

蘇る事件の記憶…。キムヨンスの顔がフラッシュバックする。

後ずさりするソル。まっすぐソルに向かってくる白いトラック。逃げるソル。

ソルが向かった先に…ソンジェ

ソル「ソンジェ…何でここに?」

背後に迫ってくる白いトラック。

ソンジェをキムヨンスから守りたいソルは、ソンジェにこっちに来ないでと言うが…。

車はそのままふたりの横を通り過ぎて行った。

気が抜けて崩れ落ちそうになるソルを抱きしめるソンジェ。

ソル「どうして行かなかったの?」

ソンジェ「行かない。どこにも」

ソル「どうして?行かないと。ここにいたらダメでしょ?」

ソンジェ「俺を好きだろ?全部わかった。何で俺を突き放すのか…わかったんだ。だからお前のために来た」

上着のポケットから四角い小さい時計を出すソンジェ。

それをみてハッとするソル。

 

ソンジェの回想~空港

「俺に嫉妬するより自分の体を大事にしろよ。ソルは自分よりお前を守ってほしいと…」テソンの言葉を思い出すソンジェ。

看板に書いてある「タイムカプセル」というワードでソルと埋めたタイムカプセルのことを思い出し、埋めた場所に急ぐソンジェ。

タイムカプセルの中に入っていたソルの手紙を読む。

「また流れていく時間。それがプレゼントよ。本当に未来のあなたに届いてるかな。届くことを願いながらこの手紙を書いてるわ。もしこの手紙を読んでるならこの言葉を伝えたいの。ソンジェありがとう。生きててくれて」

手紙と一緒に入っていた四角い小さな時計を手にとるソンジェ。時計は1時20分をさしていた。時計のネジを巻くソンジェ。動き出す時間…。

 

ソンジェ「また流れていく時間…」

ソンジェの回想~プール

ソンジェ「何で俺の心配を?」

ソル「守りたいから」

ソンジェ「どうして?何で俺を守るんだ。俺が死ぬとでも?」

 

ソンジェが差し出した時計を見て驚くソル。

ソンジェ「俺を救いに来たんだろう?」

ソンジェ「2023年に………俺が死ぬんだな?」

涙をためて、首を横に振ることしかできないソル。

ソンジェ「俺が…お前のために死ぬのか?お前を助けて?」

ソル「ううん。そうじゃなくて…私はその…私が…」

言葉を詰まらせるソル。

ソンジェ「それが理由なら…ソル…もう逃げずに俺を好きになれ。お前を助けて死ぬなら俺は平気だ。死んでもいい。

優しくキスを交わす二人。

 

 

時間が止まった2023年の世界

街頭スクリーンの「リュ・ソンジェ、襲撃される」の文字が消え、ECLIPSE新アルバム「Destiny」発売の文字に替わる。

ECRIPSEのメンバーにソンジェはいなかった。

 

第11話へ続く。

 

ついにソンジェはソルが未来から来たことを確信しました。

アメリカに飛び立つ前、よくあのタイミングで気付いた。チャレッソ!ソンジェや~!

ソル、よくタイムカプセルを残しておいたもんだね。チャレッソ!ソルや~!

そして、なんといってもテソン!ほんとにいいヤツだ!

恋敵なのに、鈍感なソンジェにソルの本心をちゃんと伝えてあげてる。

ソルの「勉強して刑事になってもよさそうね」の言葉で2023年のテソンは刑事になってるんじゃないかと予想してる。

そして、ソル祖母ってソルがタイムリープしていることを実は知ってるんじゃないかと思えるほど、言葉の端々に伏線が張られているように感じるんだけど…。

 

自分が死ぬこと、自分を救いにソルが未来から来たことを知ったソンジェだけど、ソルへの愛情はぶれなかったね。

いや実はピンと来てないんじゃないかというか…どちらかというと天然さんなので。

ソンソルカップルは動の天然さんと静の天然さんな気がする。

純粋なソンジェだからソルに拒まれても結構グイグイいくところが見ていて可愛いくもあり、純粋さゆえソルに傷つけられることも多くて可哀想にもなり。

 

ラスト、スクリーンの映像が変わってホッとしたけど、まだ先は長い!

 

そしてソンジェの足も長いw