被災地から・・・原発 風評について 考えていただきたいこと。 | 思い通りに手作りする仙台泉ブーケとギフトアレンジ・開運フラワーデザインのミントグリーン

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昨日、私が住む いわき市のこれからを考える集い
KIBOW いわき 
が開催されました。

いわき市民のみならず、いわきに縁のある人、
そうでない地域の方も・・・被災地いわきを
なんとかしたい!と、集まり、
どうしたらよいか意見交換していました。

夜の会合で、私は、参加しませんでしたが、
地元、サンシャインTVの中継(ユーストリーム)で
拝見していました。

避難所の運営に携わる方、
物資調達、運搬、仕分け作業に関わった方、
避難所の現状とこれからの支援について。
津波罹災住宅の津波痕の片付け作業に参加された方は
そのかかわりから、
今後の街作りのこと、
様々な産業に携わる方々のご意見・・・

皆、いわきのこれからを
まっすぐに見つめていました。

私が皆さんのご意見を聞いていて、
ある方のご意見に、とても共感したのが、
いわきは原発の風評被害の影響で
被災地全体の復興の波に乗り遅れていること。

復興には、スピードが大切であること。
風評被害を、被害として受けているだけではなく、
撥ね退ける力が必要だと。

津波被害の大きかった、宮城の気仙沼港は、
既に水揚げが始まっていることを知り、
私も感じていました。

宮城出身の私は、気仙沼の動きに拍手を送っていたと同時に、
いわき市で津波の被害があった
小名浜港をはじめとする
港の多くが復旧に遅れを取っていることが気になっていました。

茨城県の大洗水族館が開館したのに、
アクアマリンふくしまは、
見通しが立っていないこと・・・。

このまま、立ち遅れているわけにはいきません。

いわき市は、原発のある市ではありません。
福島県第一原発から、いわき市の中心地まで、
およそ50キロ離れています。

いわき市の南端の地域は、
80キロも離れており、
茨城県と隣接しています。

いわき市の水は、国の安全基準を満たしており、
小中学校も、11日には始業式でした。

昨日の震度6弱の余震の影響で、
今は、断水して使えない状態です。
一月前の大地震以来、
全国各地の自衛隊の応援のみならず、
各地の自治体の水道局から、復旧工事、
給水車の応援に来ていただいています。
ありがとうございます。

小学校も大きな余震が群発するため
建物の安全を保証できない理由で
一週間の休校になってしまいましたが・・・

被災地のために、チャリティーをしていただくことも
ありがたいと感じています。

そのうえで、

被災地以外の方々に
お伝えしたいことがあります。

それは、これからの電力消費と製造の在り方について、
風評について、
皆様に考えていただきたいということです。


今、関東方面で「被災地のために節電しましょう」
という呼びかけを、まず止めていただきたいと
東北の被災者、
特に福島県民が思っていること知ってください。

福島原発で発電した電力は、
福島県で使用されていません。
東北電力の電気ではなく
東京電力の原発だからです。

今、関東方面でしている節電は、
関東方面で生活する皆さんのためであって、
被災地には何の役にも立ってい無いことを
知っていただきたいです。

福島原発は今後、稼働することは無いでしょうし、
東京電力のために発電することは許されないと思います。
今後は、使用するで電力は、
使用する地域で発電するようにしていかなければ
いけないと思います。

それができなければ、節電するしかない。
その覚悟を皆さんにしていただきたいと思います。

私も、子供のころから、転勤族として育ち、
関東、関西と、いろいろな地域で生活してきましたので、
関東で生活していたときは
福島原発で発電した電気を使用していたことがありました。

おそらく、他地域で生活したことの無い方は、
気にとめることもなく、知らずに過ごしてきたのだと思います。

中越地震で休止している新潟県の柏崎刈谷原子力発電所も
東京電力の発電所ですが、ご存知の方も少ないでしょう。

関西電力の原子力発電所が、
関西ではない中部地方の福井県にあること。

黒四で知られる、大規模水力発電所のある
富山県の黒部ダムは、
関西の電力不足を補うために建設されて、
工事に伴い数多くの犠牲者を出したこと。
(このことは、大阪の中学に通っていた当時、
修学旅行で行き知っていました)
そのことを知っている人は少ないと思います。

もちろん、発電所誘致にあたり、
発電所のある自治体は、
恩恵を受けてきたことも否定できないと思います。
しかし、帰る家も、何もかも全て失った今、
これまで受けてきた恩恵なんて無に等しいと思います。

まして、発電所のあった自治体の、
その周辺地域の市町村に住む者(私の住む、いわき市もそうです)
にとっては、発電所の恩恵など受けることなく、
安全宣言が出されているのに、
風評被害だけを受けているに等しいです。

被災地は、
復興には時間が掛ると思いますが、
ゆっくりですが、確実に 前へと進んでいます。

国が定めた強制退避地域以外の
市町村で作られた農産物、工業製品等を
買わないということをしないでいただきたい。

これから、自然豊かな福島県をはじめ、
宮城、岩手・・・
観光シーズンに入ります。

観光地として、宿泊施設も被災していますが
立て直しを図り、宿泊客の受け入れ態勢を
徐々に整え始めています。

どうか、観光に来て下さい。

美味しいもの沢山あります。
買って、食べてください。

農産物の一つとして、お花も沢山、生産しています。
お花に関わるお仕事をされていらっしゃる方、
どうぞ、利用してください。

宜しくお願い致します。

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