失われた街 瓦礫の中を通って… | 思い通りに手作りする仙台泉ブーケとギフトアレンジ・開運フラワーデザインのミントグリーン

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生花・プリザーブド&アーティフィシャルフラワーでプライベートレッスンとオーダー制作。
仙台市泉区パークタウン・運気も上がるフラワーデザイン・花のアトリエミントグリーン(無料駐車場)大崎・利府・東松島・石巻・福島・山形・秋田からもご利用有り。

午前中、義父と一緒に
タイルの壊れ落ちた浴室の補修、
濡れ縁のタタキの補修をしました。

室内壁のクロスの亀裂が気になる義父。

そちらも補修を試みていましたが
根を詰めても、大きな余震が
いつ来るかもわからない今、
危険箇所の補修に留めてクロスは
2、3週間後でもいいのでは?

少し身体を休めるように伝えて
私の実家へ向かいました。

私の実家は
港町塩竈の高台の住宅地にあります。

街の顔でもある塩竈港周辺は
津波の被害にあったと聞いていました。

国道45線尾島町付近の交差点は
信号機も壊れ
歩道の上に泥を被った家財道具が
運び出されていました。

港に近付くにつれ
津波に流され壊れた自動車、
岸壁に乗り上げ傾いた船が…。

蒲鉾工場や倉庫は鉄くずと化し…
瓦礫の山に道幅は
どんどん狭くなっていきます。

電柱がなぎ倒され、
信号が切れた国道の交差点を進むのは
神経を使いました。

最寄り駅の東塩竈に近付くと
更に崩れた民家から
運び出された瓦礫が山をなし、
対向車とすれ違うことも
容易ではありませんでした。

「あぁ・・・」それしか言葉にならない。


その先の坂道を上がった高台の住宅地に
実家はあります。


今もガスが復旧しておりませんが
なんとかカセットコンロや
電磁調理器で煮炊きし、
沸かしたお湯で妹は
数日に一度シャンプーしているそうです。

津波にのまれなかったことが
不思議なくらい…

妹が娘(姪)を保育所に向かえに行くために
通った道は数分後に
津波に洗われていたそうです。

人口5万人の狭い塩竈市は、
あまり報道されていませんが

3分の1近い面積を津波の影響を
受けているような気がします。
津波による、行方不明者や死者も
大勢出ています。

立ち直れれるのかな…

いや、立ち直って欲しい。


今から、48年ほど前、
地球の裏側、南米チリで起きた大地震の影響で
津波が発生し、遠い日本の沿岸を襲ったそうです。

その時も、この場所は行方不明者を出し、
大きな被害を受けたことを聞いていました。


実家に向かう途中、がれきの中で、
お花屋さんが一件店を開いていました。

お墓に供える、菊の花が目に飛び込んできました。

火葬場も順番待ちで大変な状況の中、
せめて花だけでも供えてあげたい・・・
そう思う人のために、あけられているのだと
感じました。

辛いけど、頑張るしかない・・・
頑張ろう、東北!

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