いわきの被災者、避難中の人たちの現状・・・私が知っていることを書きます。 | 思い通りに手作りする仙台泉ブーケとギフトアレンジ・開運フラワーデザインのミントグリーン

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昨日、かなり能天気を装ってブログ記事を書きました。

生協の戸配も3月いっぱい、いわき市内は注文書すら
配達の目途が立っていないそうです。
もちろん、クリーニング屋が開いているはずもありません。

でも、少しでも希望を持ちたくて書きました。

いわきの現状として、
放射線の影響もなく、大丈夫な地域なのだと
落ち着いて過ごせる地域だと伝えたかった。

今日は「ミヤネ屋」でも、
ゴーストタウンのように人影まばらな駅前の様子を放映し
いわき市長が現状を訴えていたので・・・。

私が知り得ている、いわきの様子と
いわきから避難した人たちの現状を書こうと思います。


いわきを離れてから、いわきのことがずっと気になっていました。
幸い?いわきを離れてからの方が
ネットや携帯の接続がよく、
ツイッターやmixiなどで生の?情報だけは入ってきていました。

けれど、いわきを離れている者が、いわきの現状を多く語るのは、
いわきに残っている方を思うと難しいものでした。

「がんばっぺ!いわき」を合言葉に
元気に振る舞っている方がいる反面、
ガスも水道もストップしたまま、
ガソリンもなく、食料品も買えず、
追い詰められた状態の方もいらしたからです。

現状を知らずに語るのは全く失礼なことでした。

私の居住区域は、水道がストップしていましたが
電気もガスも供給されていたため
気づかなかったのです。

いわき市は大変広く、ガスの供給会社が二つに分かれています。
また、一部プロパンガスを利用している方もいらっしゃいます。

私の居住区域は東部ガスから供給しており
こちらのガス会社は全戸供給できていました。

それで、いわきは電気もガスも来ているので
あとは水道・・・と書いてしまったのですが、

常磐共同ガスから供給されている地域は大地震後、
全戸供給がストップし、
今も17%ほどしか供給再開されていないそうです。

水道は、少しずつ復旧作業が始められ
私の知人の家も水が出ました!と喜びの声が聞かれていますが
県外からの作業員の応援が入ってこないため、
広大ないわき市内の水道復旧には相当な時間がかかるだろうと
言われています。

我が家の地域は、ひと月以上絶たないと
復旧しないだろうという声も。

都市部と違い、公共交通網が発展していないため、
自家用車が一家に2台以上の家が多いのに、
ガソリンが入ってこないため、
水の確保もままならない現状です。

津波による被害のあった地域を除いて、
比較的、地震による建物自体の損傷が少なかったいわきは、
多くの方が、避難所ではなく自宅生活を送っています。

けれど、ライフラインが途絶えたまま、燃料もなく
食料品を買いに行くこともできず、
買いに行くことができても、店に品物がない状態が続き
精神的、体力的にも追い詰められている方がいるのが
痛いほどわかっていても
何もできない現実。

ひまわりのように明るく、人のためにいつも頑張っている知人が
すっかり憔悴しきっている様子がわかっていても
どうすることもできず、もどかしさだけを抱えて過ごしていました。

いわきを捨てて逃げた・・・そう思われても
仕方のない立場だったから。

いわきを離れた多くの方が、
暖かな暮らしがある現実に
後ろめたさを感じて過ごしています。

浜通りから多くの方が避難してきている中、
出会う地元の方に「どちらからきたの?」
そう聞かれて「いわきです」そう答えると
「いわき、まだ大丈夫なところだよね」
と言われます。
避難してくることないのでは?
そう言われているように感じて口をつぐんでしまいます。

そんな中、いわきを離れた人たちの中で、
我が家のように、夫が職場の指示で
いわき市以外の勤務を命ぜられる人が出てきています。

今、同じ職場の方と避難していますが、
ある方は、昨日、大阪勤務を命ぜられ行きました。
残されたご家族お二人は、明日、いわきに戻るそうです。

ハンドメイド仲間のひとりも、また、
宮城県に避難しましたが、
関東方面の転勤を打診されたそうです。
もうひとりは、北関東に避難していますが、
ご主人は横浜の職場に駆り出されたそうです。

我が家の夫は、当面、会津勤務です。

慣れない場所で避難生活が続く中、
一家の大黒柱の突然の単身赴任。
このまま、家族だけでいわきに戻ることも
大きな不安。

津波に飲み込まれ、町全体が何も
なくなってしまったというのではないけれど・・・
確かに建物の被害は少なかったけれど・・・
今、そこに住む人たちがいて、
困窮している事実。

原子力発電所も心配だけど、
それ以上に生活できないほどになってしまい
それ故に街を離れていく人がいることも事実。

いったん離れてしまった人が、
このままでは帰れないと感じているのも事実。


私は、どう思われても構わない。
逃げたくせに、偽善者だとコメントされてもいい。
心から、いわきの現状を心配しています。
一日も早い復興を願っています。

何度でも言います。

がんばっぺ!いわき

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