いわきから
夫の会社の指示で
郡山支社会議室に日中避難しました。
郡山入りして、放射線被爆測定のため、
郡山総合体育館に行きましたが
浜通りから避難してきた方々でいっぱいでした。
津波の被害で避難所生活を送っていたのに
原発の爆発で更に
行政が用意されたバスで避難してきた方も
いらっしゃいました。
私たちがいた時には
除線が必要だった方はいないようでした。
測定後は希望者に毛布を配布していました。
いわき市を含めて浜通りから避難してくる人が増えています。
私たちも居場所がなくなりつつあり、
明日には会津に移動します。
ガソリンもそろそろ限界なので
これ以上の移動は無理でしょう。
慌てて避難したので、下着類を積むのを忘れた私。
夕べ磐梯熱海の温泉街で「足袋靴下」を購入できましたが
流石に下着は買えず…。
津波から身ひとつで避難所に来た方々を思えば
我慢出来ます。
有り難いことに、磐梯熱海で
温泉に入ることができました。
いわきに留まっていたら
地震以来、断水が続いているので
未だに入浴出来ずにいました。
昨日は新たに、仙台の友人から無事の連絡が入りました。
仙台はまだ
電気も一部復旧で
ガスと水が途絶えています。
それでも、友人同士、
水を届けた代わりにガスコンロのボンベを貰ったりという
物々交換しながら助け合いし、
皆、頑張って生活しようとしていることを知りました。
福島県浜通りは
私たちのように職場が指示して避難できる人や、
行政の手配で避難できる人もいますが
南相馬のように、
屋内待避地域の方々が孤立状態で
困窮しているそうです。
被災地域以外でも
あちこちで地震が頻発していますし、
計画停電で普通の生活が送れなくなっているそうですが
どうか、被災地域の方々に
支援の手を差し伸べられるように
ガソリンや物資が優先的に届くように
配慮して頂きたいと切にお願い致します。