こんばんにゃ
高橋ナナです
いろんな自分磨き系の本の中で、
「自分を磨きたければ旅に出てみよう」
「直観を磨くために一人旅に出かけよう」
と書いてる著者の方が結構たくさんいます。
ミス・ユニバースのファイナリスト達も、
若い頃は旅ばっかしてたのよ!
と、日本人を世界大会の優勝などに導いたディレクター、
イネスさんがなんかの本で言ってたのを読んだこともあります。
わたしは一人旅はニューヨークとインドしかないのですが、
旅行には結構行ってる方だと思うので、
(今まで、フランス、イギリス、ハワイ、ニューヨーク、
タイ、インド、ネパール、香港、
ペルー、ボリビア、メキシコ、グアテマラ、ラスベガスに行ったことがあります)
果たして「旅」には、
自分を磨く効能があるのかどうかを考えてみました。
出た答えは、
YES!!(`ε´)
完全に「はい」と、
わたしは言いたい。
旅っていうのは本当にスゴイです。
何がスゴイかっていうとまず、
幸せのハードルが、
だだ下がりするところがすごいです。
幸せのハードルがだだ下がりすると何がいいかと言うと、
どんなことでもありがたく、幸せを感じ、
感謝の中で人生を生きていくことができます。
感謝の中で人生を生きられると何がいいかというと、
自分や人、環境など、
いろんなことに優しくなれるから、
いろんなことにイライラしなくなるので、
生きるのがラクになります。
そして感謝することは、仏教的な感じで言えば、
「徳」を積むことにもなりますね。
さて、どんなことに感謝できるようになるか。
例えばインドに行った場合。
あそこに行くとですね、
もう日本に生まれただけで、
宝くじ3億円当たったのと同じか、
それ以上の恩恵を持って生まれた、
非常に強運な人間だということがわかります。
例えば、
お湯のシャワーが使えること、
バスに窓が付いてる事、
電車が遅れてる時にちゃんとアナウンスがあること、
歩いてるだけでガンガン体力奪われないこと、
道で牛のウンコを踏まなくて済むこと、
買い物の時にボラれないこと、
タクシーに乗る時にいちいち交渉しなくていいこと、
食べ物を食べても下痢しないこと、
水道水を飲んでも入院しなくて済むこと、
好きな職業を選べること・・・
(インドはカースト制とかがあって物乞いのカーストの人はずっと物乞い)
もうキリがないくらい、
わたしたち日本人が生まれた時から持ってたけど、
特に意識したことがなかった沢山の幸せに気付きます。
当たり前なんて本当にありえない。
お次は北米、中米、南米。
日本は夜道を一人で歩ける、
撃たれたりさらわれたりしない、
いちいちいろんなことにビクビクしないでいられる!
日本では普通の安全さが、
本当は奇跡だって事に気付かされ、
その国民性に感謝の念が生まれます。
だってグアテマラのお店なんて、
商品が鉄格子の中にあって、
牢屋の中にいるみたいな感じになってるお店のおばちゃんに、
「あれください!違う!その下!」
とか言いながら、
買いたい商品をデカイ声で言って、
お店の人に取ってもらいながら買い物するんですから。
そして旅に出ると幸せのハードルがだだ下がりするだけじゃなく、
本当に直観力が鍛えられます。
旅人達が口を揃えて言うセリフがこれ。
旅に出てから、
見ただけで、
良い人か悪い人かがわかるようになった。
これは本当によく、みんな言います。
旅先では、
いい人か悪い人かを見分けられないと、
危険だからです( ̄∇ ̄+)
うっかり変な人を信じてしまうと、
非常にめんどうなことになります。
そして旅に出ると否応なしに磨かれるのが、
サバイバル能力。
まず食べたらヤバイものを、
本能的に見極められるようになります。
みんな一度はエライ目に遭って、
その感覚を研ぎ澄ませていきます。
わたしはインドのガンジス河で、
インド人にお菓子をもらい、
食べたらその後ソッコー嘔吐しました( ̄∇ ̄+)
後で聞いたら、わたしが一口食べた時、
なんかその食べ物、糸引いたらしいんですが、
気付かずにそのまま食べてしまったんですね。
早く言えよ!みたいな 笑
あと、この道は危なそうとか、
そういうのを理屈じゃなく直観的にわかります。
ニューヨークのブルックリンを夜一人で歩いた時、
今までに感じたことがないくらい、
自分のシックスセンスが働いてるのはわかりました。
この道は危ない!
道のもう少し端を歩け!
そんな直観がどんどん降りてきました。
人生で生きてく上で、
直観が鋭いと、
本当にいろんな場面でその能力に助けられます。
あと、旅をすると間違いなく、
いろんな意味で強くなれます。
これも強くならないと危ないからです 笑
わたしはインド人に、
「もし、わたしが言った場所にちゃんと連れていかなければ、
わたしはお前を殺す。本気だ。」とか、
平気で言っていました。
それに強くなると、日本の守られた日々の中で起こる、
少々のキツイことなどは、
全然キツイと感じなくなります。
例えば今年の夏はきっと節電で、
ものすごく暑い思いをするしょうが、
インドで45度以上の中、
クーラーのないところでずっと過ごしてたことを思い出せば、
わたしは乗り越えられる気がしています。
そして最後に、
旅に出て一番の財産になり、
なおかつ自分を磨いてくれるのが、
人との出会い。
いろんな人に助けられたり、助けたり、
優しくしてもらったり、
仲良くなったりして、
本当にいろんなものの考え方が出来るようになり、
狭い思考の幅をガツンと広げてくれます。
その中でも特に、
旅先で出会う「旅人」は、
すごく個性的な人(まぁ言ってしまえば変態)が多いです。
そんな旅人達と仲良くなって話をし、
その生き方や感性に触れているだけで、
自分の中で当たり前と思っていたことが、
当たり前じゃないと気付いたり、
生きるパワーをめちゃめちゃもらいます。
しつこいですが旅人は、
本当に変な人多いんです。
例えば、
ボリビアで会った、
アラスカから南米まで旅してる(しかもチャリで!)、
ケンさん。
この記事見てください。
何が彼をここまでさせるのか、
全くわかりません。
http://blogs.yahoo.co.jp/kkeennxxyy/34589387.html
こんな変な人達にたくさん会っていると、
世間の常識に縛られて生きることなんて、
アホらしくてやっていられなくなります。
(ちなみにけんさんはめっちゃいい人です)
・・・とまぁいろいろと書きましたが、
上記の理由からわたしも、
「自分を磨き」に旅がもたらす効用は、
計り知れない
と言いたいと思います。
別に世界一周しろとは言いません。
どこか近く、日本国内でもいいから、
短い旅行でもいいから、
旅をすることによって絶対に人間は磨かれる!!
そして強くなれる!!
いろんな意味で!!笑
そう思う今日この頃であります!
インドを旅してた時わたしが書いたこの記事 も、
良かったら読んでみてね
自分の「磨き方☆目次3」
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