今日の朝、


約2週間過ごしたボリビアという国のラパスを出発し、


今回のデート3ヶ国目の、


(あくまでも今回は旅ではなくデート)


メキシコへと出発しました飛行機


高橋ナナですドキドキ

遂に南米を出て、中米です。



今日は経由便なので、


飛行機の搭乗回数は


3回飛行機飛行機飛行機



今2回目のフライトが終わり、


中米のコスタリカという国の空港です。



美女養成講座―綺麗になる101の方法―by高橋ナナ


次の飛行機待ちをしていますスマイリー


高橋ナナですドキドキ



あ、2回も言っちゃった。w



さて今日はこないだ書いた、


わたしが生死をさまよい、


挙句の果てに小指を骨折した、


問題の「山」の件です。



登ったのは6088mの雪山、


「ワイナ ポトシ」。



完全に、


シロウトが近寄ってはいけない山でした。


多分、死の世界とつながってる山だと思います。



日本で例えるなら、


富士山の1.6倍の高さがある、


恐山と思ってもらっていいと思います。



ヒロル とカネヤンが登りたいと言うので登りましたが、


本当にきつかったです。


今までの人生の中で、


一番死ぬかと思いました。



こないだ登ったワイナ ピチュも相当きつかったけど、


ワイナ ポトシを知った今では、


ワイナピチュなんて、


砂場に作った山みたいなもんだと思いました。



わたしが今まで登ったことのある山といえば、


30分で登れる地元の「お城山」と、


最近デートコースになってる、


東京の「高尾山」くらい。



本格的な登山経験は皆無です。

そんな女が、いくらノリとはいえ、


6088メールの山に登ろうとしたこと自体が、


とんでもない間違いでした。


いや、


「間違い」じゃない。


「大間違い」だよ。

どのくらい間違ってるかというと、


運動神経が超鈍くて、


逆上がりもろくにできないような人間が、


突然とち狂って、


4回転のバク宙にチャレンジしてしまったくらいの、


大間違いでした。


そりゃー骨の一本や二本折るのは当たり前。


小指1本で済んで、ラッキーでした。



さっそくまず1日目。


朝ラパスの町を出て、昼くらいにワイナピチュのふもとに到着。



登山に必要な、いかちー金具


(鉄の斧みたいなやつと、


足に履く鉄のスパイクみたいなもの)を入れたバックパックを背負って、


ガイドのホソエさん、ヒロル、カネヤンと共に登山スタート!



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景色は、


地獄があるなら完全にこんな感じだろうという風景。




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霧の向こうは三途の川ですか?


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ゴツゴツの急な岩場をひたすら登って行きます。




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酸素がハンパなく薄いので、


続けて10分もろくに歩けない。


会話もあんまりできない。



だってスタート地点がすでに、


標高4000メートルなんだもの。



富士山の頂上より、


300メートルも高いんだもの。


スタート地点が。(しつこい)



そしてバックパックが重くて、


肩と背骨が痛い。



見かねたヒロルが鉄の斧を持ってくれた。


ヒロルは自分の斧もあるのに、


2本も持つことになって、


本当に申し訳ない。



斧がなくなったおかげでずいぶんラクになったのに、


(今聞いたところ、あの斧はピッケルというらしいです)


それなのに、



すぐに「休みたい」と申し出る、


体力も根性も持ち合わせていないダメな大人、


高橋ナナ。



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事切れそうになりながら、


約3時間後、


一日目のベースキャンプに到着。



ベースキャンプといっても、


暖房設備があるわけでもない、


ただのくそサブイ山小屋(失礼。)



標高はすでに5130メートル。



いままでに経験したことない標高のせいで山酔いして、


頭がガンガンする。



でもガイドのホソエさんが、


心を込めて作ってくれたマカロニとチキンを食べ、


高山病に効くといわれている、


コカインの葉っぱをどっさり入れたお茶、


「コカ茶」をがぶがぶ飲み(もちろん合法よ!)、


18時に就寝体制に。



次の日の起床時間はなんと午前0時。


登山開始は午前1時。



新手のイジメですか?



寝るときは持ってる服を全部着て、


防寒スパッツ合わせてズボンは3枚はいて、


ダウンジャケットも着て寝袋に入ったけど、


頭がガンガンするし、


寒くて寒くて、


30分しか寝れず。



この時点で辛すぎて、


こっそり泣いたよね。



なんでわたしはこんな辛い目に、


自ら望んで遭っているんだろう。


ノリで地獄に来ちゃったなんて、


シャレになんねぇ。



自分の思慮の浅さに、


ほとほとうんざりしながら、


両隣で寝ているヒロルとカネヤンの安否を気にしつつ、


高山病の薬と鎮痛剤を飲んで、


6時間の間、必死に寒さに耐えていました。



0時になり、


朝食(?)を食べ、


体に命綱を付ける装備などを付け、


ワイナポトシの「岩部門」から、


「雪山部門」にいよいよ出発!



ここからが本当の地獄の始まりでした。



ウェルカム トゥー ザ ナイトメア!!



悪夢へようこそ!



そんな言葉が頭ん中に響いていました。



長くなったので、


続きは次の記事で・・・



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