4/3(土)、東伊豆はウネリが入っているようなので西伊豆方面へ向かうことに。2/27に「龍崎右側」で坊主を食らったのが、まだ信じられず、今後は人がコマセを撒く前に夜釣りをすれば釣れるのではということで、土曜の早朝から夜釣りをしてみることに。3:00頃到着して釣り開始。ただ半月が明るく照らしているので条件は良くない。棚は二ヒロでやってみるが餌が取られない。結局夜が明けて坊主。明るくなってから釣座を観察すると、すぐ先で急激に深くなっているので、10m位前に投げて、棚は竿1本まで深くすべきだったかも。もう少し波気があれば棚は2ヒロ程度でも食ってくると思われますが、本日はべた凪なので棚浅すぎたか。


前回、昼間に釣っていたフカセ師が沢山メジナを釣っていたので、自分も釣れるかもしれないと明るくなってもフカセ釣りを続けると、手のひらサイズのオナガメジナが食ってきた。

全部で3匹ほど釣れたが、その後はぱったり釣れなくなる。マガニが沢山いたので7匹ほど確保。底物用のエサに持って帰ることに。


少し休んでから9:30頃に海岸伝いに「龍崎左側」へ行けないか偵察に行く。岩場の高い場所を通って行けそうだが、危険なら諦めた方が良いかもしれない。


実際に行って見ると問題無く行けた。おまけに、階段状に岩が削られ整備させている箇所もある。なんだ、道に迷いながら苦労して山ルートを通らなくても海岸沿いに行った方が全然楽じゃないか。また今度来ることがあったら、このルートで左側で釣ってみよう。

岩場の高い場所から「龍崎右側」の南端のワンドの写真を取ると海底の地形の様子がはっきり見える。

写真の真ん中付近に溝状になった箇所があり、夜釣りでそこに仕掛けを投げれば釣れそうだが、全体的に浅いので根掛りには注意が必要。

せっかくマガニが捕れたので、底物の実績場である松崎町の黒崎でマガニを放り込めば何か良いものがかかるかもしれないと向かうことに。10時頃の撤収時に今まで気付かなかった磯へのルートを発見、途中まで降りて行くと龍崎と落居港との間にある磯が見え、際から深さがある様子。今度行ってみよう。車に戻ると地元の方がこれからメジナを釣りに降りるところ。自分の釣っていた場所を伝えると、そこは皆入る場所なので魚がすれているとのこと。その後、地元師は先ほど見つけた磯へ下りていかれたようでした。

黒崎へ向かう前に、妻良からトンネルでつながっている落居港の様子を見に行く。駐車場があったがロープで閉鎖されており1000円の看板が。海水浴シーズンのみオープンされるパターンか。夏休みに港で泳ぎに来るのは有りかもしれない。

さらに途中、以前から一度行って見たいと思っていた波勝崎の様子を見に行く。地磯ガイドに猿園の営業時間外は無料で通り抜けられると書いてあったが、一度廃園してリニューアルオープンされたようなので、入れなくなっているかもしれない。

着いてみると塀やフェンスなど無く特に通れなくなっている訳ではないようだ。

調べたところ、このあたりは国立公園とのこと。元々、国立公園に生息してた野生のサルに餌付けしてサル園ができたが維持できなくなり閉園。放置すると増えすぎたサルが周辺の農家等へ悪さすると困るので寄付をつのってiZooがリニューアルオープンしたようだ。‎経緯の詳細を知らない自分から見ると、国立公園で勝手に餌付けして勝手に入場料を取りサルが増えすぎて閉められないって、人間のエゴで自爆しているようにしか見えないのだが。事情が良く分かっていないので邪推かもしれない。

お昼ごろに黒崎に到着。

フカセ師が2人入っていましたが、足裏までのメジナが2匹位しか釣れておらず今日は駄目とのことで、ご愁傷様です。早速、イシダイ仕掛けにマガニを付けて放り込みます。

イシダイの時期には早いことは重々承知ですが、奇跡的につれないかと期待します。しかし、予想通り本命の当たりなしで、フグにでもつつかれているのか小刻みに穂先が振動するのみ。

と、ここでタモ枠が無いことに気付きます。あー、これは龍崎に忘れてきたな。。。予定では、これから北上して宇久須あたりの新場所を開拓しようと考えていたのですが、諦めて龍崎へ戻ることに。黒崎を15:00に撤収し、再び龍崎に戻ります。

タモ枠は朝釣りしていた場所に放置されていました。

ここまで坊主なので何とかお土産を確保しようとハンバノリでブダイを狙ってみますが反応なし。胴付きを垂らすとスズメダイは釣れますが他の魚はかかりません。魚はどこへ行ったのか。やがて夕方になり、このまま夜釣りに突入することに。

せっかく左側のルートを見つけたので、1度入った時に良く釣れた「龍崎左側」の磯の、一番北よりの際から2ヒロ程の深さがあり釣りやすい釣座に入ることに。きっと釣れるはず。


真っ暗になり期待度MAXですが餌が全く取られない。終わっている。。。1度だけウキが沈みメジナが掛かりましたが、あまり引かない感じは35cm止まりのサイズか、大事にタモで掬おうとタモへ駆け寄ったタイミングで痛恨のばらし。貴重なワンチャンを物にできず21:00にはコマセが尽きて終了です。1日中頑張ったがダメだったか。。。ああ疲れた。。。帰宅途中、仮眠のつもりが熟睡。。。翌日に続く。

3/29(月)、自分は最近貧果が続くが他の人はどうなのだろうかと、良く見させていただいているtongariさんのブログを拝見すると、最近、毎週、60cmを超える大きなコブダイを釣られている様子。今がシーズンなのだろうか。コブダイと言えば、自分の場合、以前、真鶴の三ツ石でサザエでイシダイを狙った際に外道として小型の個体を釣ったことが1回あるのみだが、真鶴や川奈でやはりイシダイ狙いの外道として良型が釣れたブログの記事を何度か見たことがある。本命やエサ取りが少ない今の時期はコブダイを狙うチャンスなのかもしれない。tongariさんの場合、餌はカキとのことで、ネットで調べると、かぶせ釣りという釣り方でクロダイやコブダイが釣れるとのこと。

一度試してみようと、スーパーで剥き身のカキと冷凍のムール貝を買ってくる。剥き身のカキを垂らしてみて、エサ取りが多い場合、ムール貝の殻で覆って輪ゴムで留めれば、殻の着いたカキを演出できるかもしれない。

天気予報を見ると南から強いウネリが入っているので、真鶴の北側なら意外とべた凪かもしれない。そして深い場所が良いだろう。ということで、コブダイの実績場でもある真鶴のいつもの地磯へ行ってみることに。お昼までの時間限定で勝負することに。

朝7:45頃に磯へ降りて行くと、南からかなり大きなうねりが押し寄せている。

 

良く入る奥の大岩とその手前の小岩だが、

うねりが来ると海水面が5mくらい上下し、手前の小岩の釣座が海水面と同じ高さとなる恐ろしい状況。

大岩の上くらいしか安全に釣れる場所が無い。

こんなガチャガチャした海況ではかぶせ釣りなどできる訳無いが、せっかくなのでイシダイ仕掛けにカキを付けて放り込む。予想通り、エサは瞬殺。今度はムール貝の殻をかぶせて釣り糸で結んで放り込むと(輪ゴム忘れたので)今度は何の反応もない。1日中釣るならば放置でも良いが今日は時間が無いため早々にコブダイは諦める。余った餌は持ち帰り冷凍して底物用の撒き餌にでも使おうと思います。

こういう荒れた日は上物は厳しいので底物を狙えばイシダイが釣れそう。サザエを買ってくれば良かったと後悔していると、赤壁に一人、ロープで下りてくる人影が。あれはもしや。。。いつもの特等席でイシダイ釣りを開始された様子。時期的にイシダイ釣りは早いと思いますが、やっぱりこの海況ならイシダイ狙いですよね。

 

自分は何とかお土産を確保すべく、胴付き仕掛けで雑魚を狙うことに。当たりは活発にあり、早速、ベラやキタマクラが連れてくる。10:21、やった、本命のカワハギをゲット。良型です。


その後も子供のブダイなどが続き、11:27、2匹目のカワハギをゲット。これも良型。


12:08、タカノハダイが2連で釣れた。この魚が2連で釣ったのは初めて。単独行動をしているイメージなので意外。

 

12:26、遂に来た、竿が突っ込む引き。上がって来たのは37cmのホウライヒメジ。今日はもう満足です。丁度、終了時刻を迎えたので撤収です。


駐車場に戻ると、丁度、戒崎から上がって来たフカセ師と一緒になり、話が盛り上がります。
・今日はうねりが強くて釣り辛かった。
・戒崎で2匹足裏メジナが釣れ1匹40cm級をばらした。
・師匠が朝方来たが釣れないといって帰っていった。
・もう1人フカセ師が入っていた。
家も近所のようで、真鶴には良く来ていそうなので、また会う機会があるかもしれません。
ありがとうございました。

本日の釣果は、カワハギ2、ホウライヒメジ1(37cm)。

ウネリが酷い日でしたが、意外と魚の活性は高く美味しいお土産を確保できました。ホウライヒメジは脂ノリノリで焼くと脂がフライパンに滲み出てきました。ポワレでおいしく頂きました。

3/27(土)、週末は大潮で1日2回潮が大きく引く日が続くので、これは引き潮でないと渡れない磯へ行く数少ないチャンスということで計画を考える。近場で釣果を考えるなら真鶴の三ツ石だが、まだ行った事が無い場所として赤馬の磯の先にある「大根」という場所を目指すことに。この場所は、地磯ガイドには「ちょい泳ぎで渡る」とあり、空撮ガイドには「大潮の凪の干潮時にウェダーで何とか渡れる」と記載がある。今日は正に大潮だが昼の干潮時の潮位は50cm、夜の干潮時は25cm。50cmだと難しいかもなあと思いつつ、ダメ元で10:00の干潮を目指して現地に向かうことに。

いつものように青木釣具店でオキアミ3kg分のコマセを仕入れて新島バス停の駐車スペースへ。バス停の時刻表を確認すると、今は全日バスは走っていないようだ。夏休み等、ハイシーズンのみの運行なのだろうか。

ゴロタを暫く歩くと、赤馬の磯が見えてきた。

左側に3人、右側に2人入っている。右側のフカセ師に釣果を聞くと全くダメでベラさえ釣れないとのこと。カサゴは釣れている様子。


赤馬の磯から奥を見ると「大根」が見える。

大根だと色々な場所にある地名なので区別できるように本ブログでは勝手に「赤馬大根」と記載することとする。見た目、潮が引いていて渡れそうではあるが。。。

早速、浜でウェダーを履いてチャレンジする。大きな岩を選びながら足場にして進んでいくが、岩場まであと一歩の所で腰位の深さに。30cm位のウネリがあるので時々胸くらいまで波が来て体がふわっと浮いて、バランスを崩すか水がウェダーに入ってくるかの寸前の所でした。そして、そこから岩場との間はさらに深くなっていそうで、まさに、渡るには2~3掻き分泳ぐ必要がありそうです。とても無理そうなので今回は断念することに。潮位0cmなら、もしかしたらルートを選んで何とか渡れるかもしれないというレベルでした。ウェダーで渡ろうとするより、夏場の高水温期に水着で泳いで渡るのが確実だし楽ですね。

仕方ないので計画を変更することに。3/22に緊急事態宣言が解除された後の初めての休日なので道も釣り場も大変混んでいるようなので、真鶴は駐車場が一杯だろうから、先週大物をばらした赤根の浜へリベンジ夜釣りに向かうことに。


到着すると無料駐車場はどこも満杯。仕方なくドラッグストアで食料と調達した後、再び駐車場へ戻ると、丁度1台分空きができており無事駐車できました。夜までまだ時間があるので、田中磯で時間を潰すことに。

14:00頃に田中磯に到着すると、左側手前2名、先端右側2名釣り人がいましたが、大好きな先端左側が空いていたので、そこに入りブダイを狙ってみることに。


ポイントを変えながら探ると、1度だけウキが沈んだものの針掛りせず。ブダイを諦めて胴付き仕掛けを垂らして見るも魚の反応はほとんど無く坊主でした。

17:00頃に赤根の浜へ移動。移動途中の崖上から赤根の浜の様子を見ると2人のフカセ師が丁度撤収しようとしている様子。

足場は濡れているようですが、丁度満潮を過ぎた時間で、これから潮位が低下していくため
、今問題ないようであれば夜釣りは安全にできそうです。しかし、この前聞いた「昼間にコマセを撒いた場所は夜釣れなくなる」という言葉が想い起こされて嫌な予感。2人でガンガンコマセを撒いただろうこの場所に本当に入って良いものか。。。まあ、これで釣れなければ、その通説の真偽を確からめれるので、トライしてみる価値はあるかも。

到着してフカセ師の方に釣果を聞くと、35cmを頭に良型を5匹ほどキープされていました。この場所は昼でも釣れるんですね。逆に今日は田中磯では釣れていないようだったので、その場合、年中さらしが出ているようなこの場所の方が良いのかもしれません。こうなると、夜釣りの釣果にも期待が高まります。

40cmオーバー来い!と念じながらコマセをガンガン撒いて夜釣り開始です。しかし、エサが全く取られない。やっぱり駄目だったか。。。その後も頑張って釣りますが、結局、21:00頃にコマセが尽きるまで何の反応もなく坊主でした。。。ショックです。。。メジナは何処へ行ってしまったのか?それとも口を使わないだけ?昼間のコマセでお腹一杯?それとも産卵期に入って釣れなくなった?以前釣れた時を考えると、今回はまるで釣れない別の場所に来ているようです。

いや、まだ諦めきれない。こういう時は網代のゴロタ周辺が最後の望み。サシエのブロックがまだ残っていたので、これと粉餌を混ぜれば1~2時間分のコマセになるはず。夜遅いですが、帰りがけに網代の立岩へ入り、何とかおみやげを1匹でも確保することに。

22:00頃から立岩で夜釣り開始。しかし、ここでも餌が取られない。。。0:00頃にはコマセが尽きて終了です。終わった。。。

1日精一杯頑張りましたが坊主。というか、急に魚の気配がしなくなった感じ。今年も、1年で一番釣れない3月末から4月中旬のシーズンに突入してしまったようです。この時期は1年で一番水温が低くなる厳しい時期らしいです。根魚狙いや中深海でのボート釣りならそれなりに釣果を得られそうではあります。4月末頃にはイシダイの乗っ込みシーズンに突入するので、それまでの我慢ですかね。。。

3/20(土)、やっと南伊豆全体の波が収まり凪日和となったため、前から一度行ってみたかった下田の狼煙崎へ行くことに。先日からブログに下田方面へ行きたかったが天候により断念と何度か記載してきたが、ここに行くタイミングを見計らっていたことによる。磯へ入るには、海水浴で有名な鍋田浜から30分位歩く。ネット情報によると、潮位100cm未満なら安全に入れるとか、足場の乏しいへずり箇所が怖いとか、入所難易度が高そう。

当初、干潮のタイミングを見て、夜中の2:00に入り、14:00に戻って来る計画だったが、例に漏れず出発が遅れ下田到着は6:00頃。あらかじめ、Googleマップで無料で駐車できそうな空き地の目星をつけていたが、そこは閉鎖されていたので浜へは離れた場所から歩く必要があった。

鍋田浜付近に有料駐車場もあったが2000円と高すぎる。。。

鍋田浜に到着し磯へ向けて歩き出したのは6:30頃。

 

潮が満ちて来て潮位121cm程の時間だったので先端まで入るのは難しいかもしれないが干潮まで待つのも暇なので、とりあえず行ける場所まで行ってそこで釣りをして時間を潰すことに。

浜には既に足跡があり1人先行者がいるようだ。まずは舗装された道を歩いていくと、その先で深さ20cm程水没している。

 

確かに潮位100cmなら、ここが水没しておらず靴でも濡れずに入れるだろう。自分は長靴だが、どこかに穴が開いているようで水たまりに入ると浸水してくるため、ここは無理せずに右側の斜面をへずって行くことに。斜面は急ですが、凹凸が結構あるので問題なく進めました。

さらに進むと、問題の急な斜面をへずる箇所。ただ、小さいながら足がかりはあるので特に問題無し。

 

斜面に昔の人がペンキで塗ったのか、消えかけていますが黄色い帯状の線があり、その黄色の帯がルートを示しているようで、それにそって進んで行けば足掛かりを見失うことは無かったです。へずりの途中にエギでイカを狙っている方が一人いて岸にそって探っているとのことですが、ここまで当たりは無いとのこと。これから釣れると良いですね。

さらに進むと小さいワンドが波に洗われていましたが長靴なら問題なし。少し浸水しましたが。。。

ウネリが強い場合、ここに波が当たると潮位が高いタイミングで濡れずに通行するのは難しそうです。

7:00頃、あこがれの狼煙崎先端付近に到着。

思ったより楽で拍子抜け。潮位が高くても問題無く入れてしまった。今日はこの磯を独り占めか。何て贅沢な時間。様々な海藻が生い茂っており、素晴らしい磯です。

さらに奥にも良い感じの磯が広がっています。

 
 

先日の真鶴では胴付き仕掛けで良い思いをしたので、まずは胴付き仕掛けで深さと釣れる魚を確認します。深さは際から竿1本半ほど。すぐにベラやキタマクラ、スズメダイが釣れてきました。

8:00頃、そこそこのサイズのアカメフグが釣れ、美味しそうなのでキープ。


9:19、25cmの良型カワハギ。

 

9:33、また25cmのカワハギ。

今日はカワハギ狙いでも良いかもと続けますが釣れないので、次はブダイを狙うことに。ワンド内を探りますが全く反応なし。ここにはブダイはいなさそうです。

今度は、フカセでメジナを狙うことに。ただ、今日はべた凪なので難しいかも。竿1本位の棚で探りますが、やっと釣れたのは足裏サイズのオナガメジナ2匹のみ。コマセが尽きて終了です。

 

再度胴付き仕掛けを楽しみ、15:09にアカメフグ追加。

 

メジナ狙いの場合、もうちょっと荒れていた方が良いのでしょう。貧果なので夜釣りまで粘りたかったですが、干潮時の入釣ルートの様子も見たかったので16:00に撤収することに。丁度、アゼリア丸が下田港に帰港して来ました。

帰りは潮が大きく引いており、行きよりかなり楽に帰れました。

対岸に見える赤根島も今度行ってみたい。

鍋田浜から見て、右の先端が狼煙崎、左の小山が赤根島です。

 

夜釣り用のコマセが残っていたので、帰りに実績場の八幡野の赤根の浜へ入りメジナを確保することに。凪なので釣りやすそうです。19:00に赤根の浜に到着し釣り開始。コマセをガンガン撒くも全く当たり無し。しかも、だんだんとウネリが強くなってきて波をかぶらないかヒヤヒヤです。何とか1匹でも釣れないかと粘っていた21:00頃、真正面から少し左方向に流れたウキが怪しく沈みます。根掛りか?と引くと、魚が付いている。リールを撒こうとすると、ものすごい力で引きはじめます。糸を出さないように何とか耐えますが、次の瞬間、ものすごいスピードで左方向へ移動し、なすすべなく、岩の下につっこまれてしまいました。ひっぱるも完全に根掛りしている。ビシッと道糸が切れて貴重なウキロストです。メジナなら40オーバーは堅い引きだったのに。。。

あきらめきれず新しいウキで続けますが、今度は根掛りでウキをロスト。1ヒロ半ほどの棚だったので根掛しないと思っていたのですが、ウネリが大きくなって水面が下った際に根がかったようです。1ヒロでやるべきでした。。。

22:00にはコマセが尽きて終了。そろそろ雨が降って来る予報なので急いで撤収します。ああ悔しい。さっきのが捕れていれば満足できたのに。。。

本日のお土産はカワハギ2(25cm)、アカメフグ2のみ。

貧果ですが、まだ冷蔵庫にこの前真鶴でもらったメジナが残っているので良いか。アカメフグは初めて食べましたが刺身が絶品。身に弾力があり臭み無く美味しい。これからも釣れたらキープだな。狼煙崎は想像していたより楽に入れる磯だと分かったし、とても雰囲気のある場所なので時々通っても良いかも。夜釣りで入っても面白そうです。
 

3/17(水)、お昼まで時間ができたので早朝の夜釣りに米神のマナイタへ向かう。3/11に米神南根でカサゴしか釣れなかったのは街灯と車のランプが明るすぎる為と思われ、さらに一つ南のマナイタであれば国道135号はより高い場所を通るので暗い中で釣れると考えた。地磯ガイドにも「明かりがほとんど当たらないのでメジナ狙いの夜釣りに良い」との記載がある。餌は先週の余りを使うので購入は無し。

米神に到着したのは4:00。もっと早く釣り始めれば良いのだが、出発が遅れるので、いつも夜明けまでの短時間での釣りとなってしまう。この事が早朝夜釣りで釣果が上がらない一番の理由かもしれない。。。丁度堤防から1人上がってきたので釣果を聞くと、アオリイカとヤリイカが1杯ずつエギで釣れたとのこと。自分もエギの腕があれば良いのですが、うまくなるまでに根掛りで沢山のエギを海に投棄することになるのが目に見えているので躊躇しています。

10分ほど歩いてマナイタに到着するも、間が悪いことに潮が満ちて来ているため先端には渡れない。(写真は明るくなってかた撮ったもの)

手前の岩場の右先端が左の港向きより暗いのでそこで釣ることに。コマセ後で汚れているので人は入っている様子。アクセスが良い場所なので仕方ない。

夜明けまで頑張ったが1度も当たり無く坊主。この前入った米神南根の方がカサゴが釣れただけ良かった。真後ろに国道135号の街灯があるし、南根のように車のライトは照らさないものの、大型トラックが通ると、トラックの横に着いている派手な電飾が眩しく光るので期待したほど暗くない。でも、最大の敗因は先端へ渡れなかったことだろう。次回入る機会があれば先端で勝負したい。

今後のために、更に南にある根まで行ってみることに。少し歩くと「沢尻」というポイントがある。しかし、ここは全体的に浅く岩も多いので自分の力量では釣りにならなさそう。

 

地磯ガイドによると沢尻の右側の根は先端まで出られるようなので、そこなら釣りやすそうだけれど、今は満潮の時間帯のためか、見た感じとても渡れるように思えない。

さらに向こう側に「長根」が見えるが、地磯ガイドによると街灯があり夜釣りに向かないとのこと。

米神方面に戻り米神小根と米神大根へのルートも確認する。

 

米神小根へは国道からすぐ下りられるが、

 

米神大根は国道かさあげのため以前はあった階段が無くなっている模様。小根の付け根に護岸の下端まで10mほど下る梯子がかけてあり、下端の段差を伝って大根へ行く必要があるようだ。行くのは勇気がいるし少し波をかぶっている箇所があるので今度の機会に。

 


不完全燃焼だし昼間では時間があるので真鶴のいつもの磯へ行って見ることに。真鶴の最近の釣果を確認しようと久々に青木釣具店のブログを見ると、例年12月に釣れる大型メジナが、今年は2月末にかけて良く釣れており、3/10には55cmの報告が。まあ自分に釣れるとは思いませんが。。。

7:00頃に真鶴の崖を下りて行くと既に2人フカセ師がいました。赤壁は今日も渡船客で一杯です。

空いた場所に入れさせてもらいフカセでメジナを狙うも手のひら大のメジナが1匹釣れたのみで、その後は当たり無く9:30にはコマセが尽きて終了。ここは午後から夕方にかけて釣れる場所なので仕方ない。。。

 

魚の引きの手ごたえに飢えているので、最終手段として大物対応の胴付き仕掛けで遊ぶことに。すると、23cmのカワハギが釣れました。

まあまあ良いサイズ。今日初めてのお土産確保できてうれしい。よしっ、今日はカワハギ狙いだ。潮は薄緑色に濁っていて釣れない感じがしましたが、魚の活性は高いようで次々と反応があります。やはり、胴付き仕掛けはダイレクトに魚の感触が伝わるので楽しいですね。キタマクラ、ベラ、スズメダイなどに遊んでもらいます。

10:30頃、大岩の上で釣っていた方が33cmの尾長メジナを釣り上げました。40cm以上のみ持って帰るとのことで、こちらの貧果を見かねてか、良ければ持って帰ります?と勧めてくれたので、喜んで頂きました。物欲しそうに見ていたのが効いたのかな。

釣れないので完全にハイエナモードです。自分の場合、釣りはゲーム性よりも物欲重視なので漁のような感覚です。その後、同サイズのクチブトメジナも頂きました。とりあえず、食材確保完了でき今日はもう満足です。

後は大物の手ごたえを感じられれば言うことありません。ブダイでもかからないかと期待します。すると、10:35頃、結構な引きで釣れたのは足裏サイズのサンノジ。

味は当たり外れありますが、食材対象なのでキープします。
 

ブダイも釣れましたが手のひらサイズ。こんな小さいブダイを釣ったのは初めて。

 

11:25にまたも大物の手応え。34cmのサンノジでした。食材はもう十分なので、こちらをキープする代わりに先程の足裏サイズはリリース。

 

11:45、足裏サイズのタカノハダイが釣れました。1匹目ならキープしますが今日はリリース。
その後、小さなアイゴなども釣れ、魚種としては真鶴の良く釣れる外道オールスターズのような様相で楽しめました。真鶴でサンノジが2匹釣れたのは初めて。引きは一級なので楽しかったです。

最後、フカセ師の方の釣果を聞いて撤収します。1名は尺オーバーを沖への遠投で5匹釣っており、夕方までに10匹を目指しているとのこと。もう1名は、はじめ全く釣れなかったが、最後の方で尺オーバーが2匹釣れて今日はもう撤収とのこと。サイズは最大で35cm位でした。

今日のお土産はサンノジ1(34cm)、カワハギ1(23cm)。33cmのクチブトとオナガは貰い物です。

 


今回、米神周辺の磯を探索して入釣時のイメージを持つことができましたが、マナイタ先端には入れず、夜釣りに最適な場所は未だに見つけられずじまいなので、今後の課題です。真鶴では改めて自分の腕では昼間のメジナ釣りは難しいことを実感した1日でした。いつか50cmオーバーが釣れると良いのですが。。。