本年初の投稿となりますが、よろしくお願いします!
ということで、初投稿のネタは、昨年の11月にひそかに導入していたiFi NEO Streamとなります。
光アイソレーション化については、下記の前後編の投稿で、紹介させてきました。
このセットで使用していたネットワークトランスパートであるiFi ZEN Streamを同社のNEO Streamに切り替える形になり、もちろんNEO Streamを同梱される光メディアコンバータであるOptiBoxで接続します。
と書いてしまうと?!光アイソレーションで音源系の接続範囲を分離していたよね?!となるのですが、このNEO Streamは一味違うのです。
なんとNEO Streamは、EthernetのRJ45ポートも持っていますが、なんと光ファイバーのSCポートを持ってるのです!
ちまたに言う光アイソレーションは、光メディコンを間にかまし、ネットワークトランシーバ本体のRJ45に刺すことによって、実現しているわけです。
NEO Streamは当然そのような接続もできますが、直接光ファイバーで接続することにより、スイッチングハブ、メディアコンバーター、SFPポートモジュールなどを意識せずに光アイソレーションをすることが出来るので、もはやSFPモジュールで音が変わる?!といった半ば信じられないような話を耳にすることもなくなります。(本当かよ!と言いたくなる。)
まあ、根本的な設計の間違いなどが無ければですが。(苦笑)
また、他の魅力的な点としては、I2S、光Audio関連に対するiPurifier技術*1が内蔵している事、更にNEO iDSDに迫る?!DAC機能の搭載だと思います。
*1 ガルバニック絶縁による入出力間で電気回路が分離されて、外来ノイズを排除。更にS/PDIFの泣き所である信号を正確なクロックにより、「Reclock」と「Regenerate」して、正しく補正。
マイナス点ですが、若干定価が高い、プリアンプ機能を使うとDSDがPCM変換になるなどの機能制限が出てくる、ヘッドフォン端子がないの3点でしょうか。
1点目に関しては、当Blogを読むことで、少し和らぐかも・・・と思いますが、2点目と3点目は単純に外付けアンプを増設してね!としか言えないですね。(^^
では、実際の音を聴き、使用した感想を書いていきましょう。
結論から言いましょうか・・・買って良かった!です。(終わりかい!)
ZEN Stream + NEOiDSDでも十分だと思ってましたが、伸びしろあるのか?!ですが・・・ありました~!といった感じ。
感想は下記の通り。
- NEO STREAM内蔵DAC Optibox経由LAN接続* → まあ、これで良いのでは?!と思わせる音を出します。全体的には、解像感があり、もやを感じません。ただ、後述するNEO iDSDとの違いは、各パートの音に深みが感じず、薄く軽い感じ、特にドラムスやベースなどで顕著に感じますし、坦々と音がでている感じです。
*NEOStreamは、外部プリアンプに接続するために固定出力に設定。
- NEO STREAM内蔵DAC Optibox経由LAN接続 + NEO iDSD → ZEN Streamとの組合わせと較べると更に各パートのフォーカスがくっきり合った感じで、空気感を感じられるようになります。また、NEO Streamのみと較べて、確実にエネルギッシュであり、ドラムスやベースのビート感じられるようにもなります。
また、音の密度感が変わり、音の減衰していく様の表現も感じられるなど、これぞHiFiサウンドと感じることに・・・。
きっと、あの曲はどうなるんだ?!と寝る時間を忘れ、色々な曲を聴きたくなるはずです。(笑)
こう書くと派手に騒がしくなった?!と勘違いされるかもしれませんが、音の解像感・密度感が増えており、各パートの音がなだらかに感じ、全体的な印象は落ち着きを見せた音に感じます。
エネルギッシュとエモーショーナルは、同居出来るんだ・・・といった感じでしょうか。(苦笑)
と、ベタ褒めをしてますが、私の場合は光アイソレーションをしてしまっていたので、差が少ししか感じられなかったので、なんだか損した気分もしています。(苦笑)
一番効果が感じられる方は、
- アイソレーション電源、もしくはそれに近い電源系を導入している。
- まだ光アイソレーションをしていない。
- アンプ、スピーカーは、それなりのクラスの物を所有。
- PC、もしくはNASを持っており、ネットワークオーディオをしたいと思っている。
- スイッチングハブHubや光メディコンなどを用意せずに光アイソレーション環境を構築できる。
- iFiでいうところのZEN SignitureクラスのDAC性能を持つ