巣立ち 2024 春 | 俺ってデビルマン!?

俺ってデビルマン!?

知ってる人は知ってるし、知らない人はまったく知らない…私、元・週刊ゴングの鈴木淳雄と申します。かつて所属していたプロレス業界に限らずに、今現在の私をありのままに記していきたいと思いますので、どうぞ宜しくお願い致します。

 今春、新社会人となる1人息子の赴任先が、滋賀県に決まった。滋賀!? 滋賀といえば琵琶湖、滋賀といえば…琵琶湖、滋賀といえば……ダメだ、琵琶湖しか思い浮かばない。

 事前に「恐らく寮に入ることになると思う」と言われていたので彼の巣立ちの覚悟はできていたが、「どうせ関東近県だろ!?」とタカをくくっていた部分があるので、思わぬ遠方に大きなショックを受けている。

 息子が生まれてからずっと、私の心の支えはいつだって彼の成長だけだった。“コイツを一人前にするためだったら、何でもやってやる!”と常に自分を奮起させ、何度か訪れた人生の危機も、諦めずに必死に乗り越えることができた。

 だから彼の巣立ちは彼だけでなく、私にとっても大きな人生の節目。これからどう生きていこうか、何を生き甲斐にしていこうか、まだ何も答えは出ていないが、これからゆっくりと考えながら、“自分の人生を自分のために”という新たなテーマで生きていきたいと思う。

 思えば4人兄妹で育った私が、実家を出て独り暮らしを始めたのは21歳の時、息子は現在22歳、そう考えれば、ウチの親より私は1年長く息子と一緒にいられた訳だ。しかも兄が実家を継ぎ、妹2人はその近辺に住んでいる。私1人が親元から離れており、息子が遠方に行くのも私の境遇とそう大差ない、これは自然の摂理、そう考えることにした。

 これから先、私と息子がそれぞれの人生でどんな生き方をしていくのか、それは分からない。でもどんな形であれ、お互いに自分らしく生きていければ、それはそれでいいと思う。

 未来はどうなるか分からないから、また一緒に暮らす日がやってくるかも知れないし、もう二度とないかも知れない。でもこれからはいい意味で人世のライバルとして、切磋琢磨していければいいかな、と思う。

 息子が巣立つまであと1ヶ月ちょっと、それまでのこの時間を大切に、心のアルバムにしっかりと刻みながら、今このときを大切に、ゆっくりと生きていきたいと思う。

※永源さんの横に映っている白と黒のシャツを着ているのが、独り暮らしを始めたばかりの頃の私です。



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