一昨日は「今後も注目していきたい」って書いたけど、発表になった第二弾大会のカードを見たら、「何これ?誰これ?」っていきなり意気消沈した。
まずメイン。潮﨑以外、誰だかまったく分からない。ま、DDTの遠藤っていうのは辛うじて微かな知識はあるけど、ノアとの対抗戦でアレしちゃった選手でしょ?体格は完全にJrだよね?あとの2人は本当に何も知らない。
せっかく周囲の評判が上々で幸先のいいスタートをきったのに、これが大事な第二弾興行のメインでいいの?と老婆心ながら思ってしまう。この面子で本当に、潮﨑のやりたい「かつてのノアを取り戻す闘い」ができるの?って。
ま、もしかしたら、私が知らないだけで、潮﨑以外の3人が凄くハードな闘いのできるいい選手なのかも知れないけど、昨日の観戦者のSNSを見ると、訪れたファンは私のようなオールド世代が中心みたいなので、とてもその世代のファンを再び呼び込めるカードとは思えない。
前回とは違った客層を取り込みたいという狙いがあるのかも知れないけど、潮﨑の発言に沿った方向性でなければ、あえてTEAM NOAH の単独興行にする意味がないよね? 何かマッチメーカーの別の思惑が見え隠れしていて、どこか嫌悪感と怒りすら覚える。
これだったら潮﨑とTEAM NOAH の誰かが組んで、セミに出場する予定の石川修司、綾部蓮組と対戦した方が「かつてのノアを取り戻す闘い」がストレートにできるんじゃないの!? 前回観戦したファンの人も、その方が喜ぶと思うけど。
セミもかつてのノアを代表する名コンビの復活というのであれば、対戦相手が昨年まで全日本で活躍していたチームではダメだよね。これじゃあ、全日本を辞めた秋山と石川の闘いが最注目のポイントとなってしまって、本来、主役にならなければいけないはずの正メンバーの斎藤が脇役になっちゃう。実際、このカードを告げるマスコミの書き方はそうだったでしょ?
ここはできれば当時のノアで共に闘っていた小川、丸藤、杉浦、谷口の誰かが対戦相手に名乗り出て欲しかった。それでこそ、秋山&斎藤の『STERNNESS最強コンビ復活!』の意味が出てくると思う。
第三試合の小峠も、せっかく前回の秋山&永田との対戦で各マスコミから奮闘を讃えられて株を上げたのに、今回はパートナーもそうだし、対戦相手も意味不明。ここはいっそのこと藤田和之とシングルで対戦して、小峠vsレジェンドを同大会のウリにした方が面白くない?
第一、第二試合の対戦相手は、すべてをまったく知らないのでコメントのしようがない。ただ大事なのは「かつてのノアを取り戻す闘い」ができるかどうか、そのコンセプトに沿ってマッチメイク、かつブッキングができているのかどうか、だと思う。
ま、前回も見ていない私が偉そうに言うことではないと思うけど、ファンのニーズに応えることが固定客をつける大事なポイントであることは明白。
そういう意味で発表になったこの第二弾のカード、ちょっと疑問符がつくよね? 前回行った人が「これも絶対に見たい!」と素直に思えているのかな? どうなんだろう?
大事なことは、興行の主役は誰なのか?その興行によって何を訴えたいのか、そこに“TEAM NOAH を本気で盛り上げよう!”という気持ちがあるのかどうかだと思う。ま、いい意味で裏切ってくれるのならそれもいいんだろうけど、どうにもそういう意図が感じられないのは私だけ?
三沢はなぜ全日本で革命を起こしたのか!?
なぜNOAHを設立するに至ったのか!?
この本にその答えが載っている。