スターダムが分裂!? 小川氏の解任と気になる今後 | 俺ってデビルマン!?

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知ってる人は知ってるし、知らない人はまったく知らない…私、元・週刊ゴングの鈴木淳雄と申します。かつて所属していたプロレス業界に限らずに、今現在の私をありのままに記していきたいと思いますので、どうぞ宜しくお願い致します。

 

 

 


 なんか一気にスゴいことになってきてますね。でも引き抜きっていうと聞こえは悪いけど、今回の件はそんなキナ臭い話ではない気がする。これはあくまで私の憶測に過ぎないということを前提として、またいつものように勝手に書かせてもらいます。

 事の発端はやはり、昨年の会場使用に関する不祥事発覚にあると思う。あの一件で会社サイドに対する選手サイドの不信感が一気に高まり、これまでにあった細かい不平不満さえも“我慢ならない”という状態にまでなったのではないかと。

 そうなるとやはり、選手サイドからすると頼るべき人は創業者の小川さん。でも現状の小川さんは代表権のないプロデューサーに過ぎなかった。会社の運営に関してはどうすることもできず、結局、選手や古株のスタッフの脳裏によぎるのはまだ身売りする前のスターダム、『あの頃は良かった、あの頃に還りたい』、そんな思いが強くなっていったとしても無理はない。

 現実問題として解決の余地がない、となればもう袂を別つしかない。ただそうなれば、スターダムサイドは1人でも選手を失いたくないし、逆に小川さんサイドとすれば、「もうついていけない」という人間は「1人でも救ってやりたい」となる。となれば、あとは当事者判断になるよね。子供じゃないんだから。

 だからファンの人たちも、離脱者が出たからといって「ファンを裏切った」なんて言わないでほしい。誰だってどうしても「この職場では我慢できない」という結論になれば、行動に起こすよね。もちろん、行動せずにそこで何とかしようとする人もいる。どちらの結論に至っても、決して間違いではない。

 スターダムサイドにしても、選手には残ってほしいから条件面に関しても交渉に応じるだろうし、かつてのような強引な押し付けもしなくなるだろうしね。それで職場環境が良くなれば、残るという選択肢も正解ということになる。残ったとしても、決して“小川さんを裏切った”ということにはならないと思う。

 ただスターダムって、良くも悪くも小川さんの影響力って大きかったと思う。生え抜きの選手たちからすれば、特にキッズ出身の選手たちなんか、本当に家族同然のお父さんみたいな存在だと。他団体からの移籍組にしても、小川さんを信頼して入ってきた人間って多いんじゃないかな? 「この人の下でやりたい」、そう思える職場ってそう簡単には見つからないから。

 どちらを選ぶにしても、ここからは選手、社員それぞれの今後の人生がかかっているんだから。どんな結果になろうとも、本当にファンだったら、重大な人生の選択をした選手や社員を心から応援してあげてほしい。スターダムに残るもヨシ、新団体に移るもヨシ、ただ他人の意向で当事者が自分を殺した結論に至るようなことだけはしてほしくない。

 自分の人生、成功しても失敗しても、自分で決めたいですよね。他人の押し付けなんてクソくらえ!プロレスラーには自由にイキイキと闘う姿を見せてほしいから、自分で一生懸命に考えて、自分にとって最良の答えを各自が導きだしてほしい!



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