この人は一体、何をやっているのでしょう?
あれだけ生粋の全日本ファンから、女子を上げることやデスマッチに対する拒絶反応が出ていたのに、そしてそれらを除外した今年の最強タッグがあれほど盛り上がったのに、またアクトレスガールズと提携? 一体ぜんたい、何を考えてるの?
って思ってよくよく調べてみたら、アクトレスガールズって既成のプロレス団体とは一線を引いていて、あくまで女優が本業の人たちがやっている、プロレスごっこらしいですね。
私はまったく見たことがないので何とも言えませんが、ドラマや映画で役者さんがやっている芝居の延長みたいな感じなのかな? ってことは、あくまでプロレスラーではないし、プロレスではない、ということでいいんだよね?
ってことは、それと提携するといっても、あくまで提供試合をやるだけで、これまで参戦してきた女子選手みたいに、ミックスドマッチをする訳じゃないよね? だとしたら、私は個人的にはまぁ許容範囲かな。あくまでエキジビションとしてなら、別にいいと思う。
ただそれはあくまで条件付きでね。それを参戦させることで、肝心の外国人の参戦が一切なくなるなら猛反対。そっちに経費を使うならこっちに使ってよ、ってこと。それこそが伝統の全日本プロレスでしょ!? って。
って思ってたら、1/3後楽園ホール大会の三冠戦チャレンジャーに、WWEのファーム団体NXTに所属する“サブミッションアサシン”とやらが参戦するらしい。
だとしたら、私はこの全日本の新路線も大賛成!別にアクトレスガールズに関しては賛成ではないけど、まぁ外国人選手をちゃんと招聘してくれるならそれも別にいいかな、という感じ。
ちなみに現在NXTに所属するダイジャック(ドミニク・ダイジャコビッチ)なる選手が「これは俺だ」と自称しているという海外ファンの記事を目にしたのだが、その信憑性は定かではないので、あくまで噂の1つとして流してください。
ただもし本当にこの選手だったとしたら、身長201cm、体重124kgという文句無しのヘビー級選手で、ファースト・ユア・アイズなるフェバレット・ホールド(アルゼンチンからの変型Go 2 sleep?)を使うとのこと。
これが本当なら、非常に楽しみ。こういう未知のワクワク感こそ、外国人選手が初来日するときの醍醐味だよね。やっぱり日本プロレス界に外国人選手の参戦は、必要不可欠だと思う。
だとしたら、この社長のコントのようなYouTubeも、それでファンの新規開拓や現在のファンを会場に引っ張る要因となるなら、それもいいのかなと。
この延長線上で社長がリングに上がって乱闘まがいのことをしたり、そこから試合するなんて言い出したらそれはまったく別問題になっちゃうけど、あくまでリング外の広報活動の一環(かなり独特だけど)ならまぁいいかな、と。
それにしても、どうしてプロレス団体のお偉いさんになる人って皆、目立ちたがりなんでしょ!? 背広組はあくまで裏方に徹するべき、って私は思うんだけど、そう思ってるファンの人は多いと思うんだけどな。得てして選手以上に目立とうとする人って多いよね。
「身体を鍛えていない人間、技術を習得していない人間はリングに上がるな!」
っていうのが私のプロレスに対する強い思い。それを破ろうとする人間はどんなに偉い人であろうと、どんなに知名度のある人間であろうと、私は徹底的に拒絶します!それが金を払って見る人間に対する、最低限の礼儀だと思いませんか?
ということで私の結論は、今回のこの社長さんの件も、現時点ではあくまでリング外の広報活動ということで問題なし。そしてアクトレスガールズに関しても、エキジビション的な扱いなら許容範囲内、ということです。あくまで現時点では、ね。
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