とりあえずガンの可能性は極めて低いということで一安心。ただガンではなかったものの、やはり50歳を越えると色々なところで痛みやら何やら、悪いところが出てくるものだ。
日頃から人並み以上に健康に気を使っているつもりでも、まだまだ足りないことばかり。今回はそのことを思い知らされた形となっている。
この泌尿器科で順番を待機していたとき、そこに置いてあった小冊子を読んでいた。『夜間、トイレに起きてしまう人のために…』、これは私以外にも気になる人も多いと思うので、ここに紹介しておきたい。
ちなみに夜間に二度以上起きてしまう人は、18歳以上の男女で8割にも達するそうだ(海外調べと記述)。そのために眠りが浅くなってしまい、疲れやすくなる人もいるという。
で、チェック項目は以下の通り。
①夕方以降に水分をたくさんとっている。
②夕方以降アルコールやカフェインをとっている。
③塩分の高い食事をとっている。
④夕方以降にあまり動かない。
困ったことに、私はすべてにおいて該当している。もちろん、どれも多量にということはないが、それでも今後はもう少し意識して減らしていくことで改善していきたいと思う。
『大山鳴動して鼠一匹』…前振りばかりが大きくて実際の結果が小さいこと。
まさにそんな感じだ。でも、今回はいい意味でそうなったのだから、本当に良かったと思う。翌日、会社に行って課長に結果を報告すると、まさに想定内といった口ぶりの返事があった。
要は常に慢心せず、自分の健康維持に細心の注意をはらってくれ、という警告を会社が発したということらしい。
歳を重ねれば、どんな人でも色々と不具合が出てくる。それを見逃さずにいるためには、健康診断はもちろんのこと、普段から病院などで定期的にチェックを受ける姿勢が必要。
私のように自己努力を続けている人間には、これだけやっているから大丈夫、という素人判断が悪い方に出て、過信となっている部分がある。その姿勢を改めてほしいということだ。
特に他人の命を預かるドライバーという仕事は、万一、何かがあれば自分の命だけでなく他人の命をも共に奪う結果となってしまう。
決してそういった悲劇を生み出さないためにも、細心の努力をしてくれということらしい。そういう意味では、新たな知識を得られたというだけでも、私にとっては有意義だった時間だともいえる。
何より、普通に生きられることの有り難みは、それを失ってみないと気づかないことが多い。私の場合は何も失わずに気付かされたのだから、本当に幸せなのだろう。
皆さんも平凡な幸せを決して失わないようにするために、やるべきことをしっかりとやってくださいね。