妄想族 正直者は損をする おやすみです
「正直者は損をする」
とよく言われます

でも本当にそうでしょうか

たとえばね、
アナタが顔見知り程度の
仲の人たちと
会話をしていたところ

アナタにとって
あまり
触れられたくない話題が
でたとしましょう

本心では、
その話は途中でやめて

別の話題に
移りたいと思っています。
そこで
「この話題は遠慮して
いただきたいのですが」
と正直に告げたら、
どうなるでしょうか

おそらく相手は
アナタに対して

厳しいとか怖いという印象を
持つでしょう

場合によっては、
第三者にも
そのことをふれ回り

結果、アナタには
‘キツイ女性‘という

イメージがつきまとうことに
なるかもしれません

これを正直に
気持ちを伝えたせいで

マイナスの評価に
つながったと考えれば

「正直者は損をする」
と言えるかもしれません

でも、それほど
親しくない相手に

嫌われたからといって
気にする必要があるでしょうか

アナタがまったく
知らない第三者に

自分の悪評が
伝わったからといって

アナタの人生には

何の影響もないはずですよ

それよりも

自分の気持ちに嘘をついて
嫌な思いを抱いてしまうほうが

人生にとって大きな損失です

どんなに都合の悪い話題でも
快く対応していれば

いい人と
評価されるかもしれません

でもいい人になって
嫌なことまで受け入れると

我慢することが多くなり

それだけでエネルギーを
消耗することになりますよ

無駄なエネルギーを使って、
後になって

つまらなかったと
ボヤくなんて

もったいないことです

自分に正直に生きている人と

本心を隠してボヤきながら
生きている人と

どちらが生き生きと
輝いているかは

言うまでもないでしょう

アナタが自分に嘘をついて
いい人になっても

心地よい思いをするのは
他人ですよ

幸せな人はみな

自分自身に正直なんだよ

自分に正直なほうが

人生は得なのだからね

PS
気持ちに嘘をついてまで
「いい人」に
ならないことですよ
妄想族 誰にも負けない「何か」をひとつ持つ おやすみです
人生は、
トラブルが少ないほど
楽に生きていける

確かに、その通りです

でも、だからといって

波風を立てないように
生きることは

本当に充実した
人生と言えるでしょうか

100人いれば100通りの
意見があって当たり前です

他人の意見と自分の意見とが
必ずしも一致しないことは

誰でも経験からわかっています

にもかかわらず、
周りと衝突するのを
恐れているのだとしたら

それは自分に自信が
ないからです
人は堂々と
述べられた意見に対しては

それが納得の
いかないものであっても

それなりに敬意を払います

逆に自信なさげに述べられた
意見に対しては

たとえ正論であっても

あまり重きを置きません

つまり、発言の内容より、
発信者の態度のほうが

相手に与える影響が大きいのです

健全な人間関係を築くには

相手に媚びるより

自分は
正しいというくらい堂々と

自分の意見を
主張するほうがいいのですよ

そのための自信をつけるには

「これだけは絶対に
自分が正しい」と

確信を持って話せる得意分野を
ひとつ持つことだよ

些細なものでも
「誰にも負けないもの」が
ひとつあるだけで

それがアナタの‘軸‘となり

心の支えとなります

自分の中に揺るぎない
自信があれば

周りの反応を気にせず

自分の意見を
述べられるようになります

アナタが堂々と
「自分」を表明することで

周りに波風が立ったとしても

その自信がアナタの
支えになるはずです

卑屈になって生きるより

自分らしく
輝いて生きていくほうが

人生は楽しいに
決まっていますよ

妄想族 「無理している自分」に気づいていますか? おやすみです
自分の感情を見失うまで

他人の期待に応えようと
する人がいます

上司や同僚に評価され

受け入れてもらうために
無理をして
働きすぎる人がいます

真面目に働くことが

認められるために
必要なことであると
思っているからです

人から気に入られるために
人を喜ばそうとする人は

自分の感情を偽ります

つまらないのに
「おもしろい」と言う

嬉しくなくても
「嬉しい」
と言う

「こんなことを
何で私に頼むのか」と
内心怒りながらも明るい声で
「はい、わかりました」と言う

好かれたい、愛されたい、
ほめられたいから
自分を裏切る

「自分を裏切る」と言って
言いすぎなら
「無理をする」
無理をするから

たとえ期待どおりに
好かれても
心の中はスッキリしない

本当は行きたいのに
「ここに残る」と言う

本当は美味しくないのに
「美味しい」と言う

皆、相手の気持ちを
推測してのことです

何故か欲しいものを
欲しいと言えない

欲しくもないものを
欲しくないと言えない

好きなものを好きと言えない

イヤなものをイヤと言えない

自分の
したいことをしたい
と言って嫌われるのが
怖いから

自分のしたいことも
したいと言えない

そしてこのように、
自分の気持ちに
無理を続けるから

相手に対して憎しみを
持つようになります

もちろん、この憎しみは

意識されることなく無意識に
追いやられることもあるし

意識されることもあります

しかし、
いずれにしろ何となく

その人といると
不快感が出てくる

人は誰でも
ひとりでいたい時も
あります

べつに相手が
嫌いなわけでわない

それなのに「ひとりでいる」
と言えない

相手と一緒にいたくないと言うと

気まずくなるような
気がするからです

しかし、無理をして
一緒にいるから
気分が重たくなる

何となく気持ちが
ふさいでくる

気持ちが晴れないのです

相手のことを考えて
お互い無理をしながらも

かえってお互い不愉快になる

自分の気持ちに
正直にしていれば

一緒にいて気持ちが
晴れるんです

気が弱い人はそれが
できないですが

自分の気持ちに
正直に生きていこうよ
