妄想族 感じのいい相づちを打つ
コミュニケーションで
大切なのは

聞き役にまわることですよ

多少は自分の話を
するのも結構ですが

あまりに人の話を聞かないと

またアナタと会いたいとは
思わなくなるのが普通でしょう

相手の気分がよくなる
コミュニケーションの
ポイントは

最初に相手の話を
徹底して聞いて
あげることだよ

心の澱(おり)を
吐き出させ、
スッキリさせてあげてから

アナタの話に切り替えるのです

相手は、話を聞いてくれた
アナタのことが

すっかり大好きに
なっているので

快く聞いてくれるでしょう

そして極めつき、
相手が

思わず感激してしまう
相づちの打ち方を

タイミングによって
つかいわければ、
話も弾むでしょう

その相づちは少し例を
書いてみます

① 「それは、
すごいですね」
「さすがですね」
② 「なるほど」
③ 「素晴らしいですね」
④ 「勉強になります」
「知りませんでした」
⑤ 「そうね」
⑥ 「まぁ、それから
どうなりましたか?」
⑦ 「お気持ちわかります」
「そう思われるのも当然です」
⑧ 「ということは?」
⑨ 「そのとおりですね」
「おっしゃるとおりですね」
⑩ 「本当に、びっくりですね」
これらはほんの一例です

どんなものでも心をこめた

相づちを打つといいでしょう

また話している人の目を
見ながら打つのが

好感度を上げる
秘訣ですよ

妄想族 男が魅力を感じる「会話上手」の共通点
アナタと誰かの会話は

すべてアナタを育てて
くれるものです

例えばね

誰かに
「もっとこうしたほうがいいよ」
とアドバイスする時でも
そうです

まず、その人に関して
気がついたことをいくつか、
頭の中で整理します

そしてそれを相手に
伝えます

その時、どんなふうに
言えば気持ちよく

受けとってもらえるかを
考えます

また何か失礼なことを
言ってきた相手に

反撃してやりたいと思う時

そういう時は厳しい
言葉を考えて

「ちょっと言いすぎかなぁ」
とか
「どんなふうに受けとられるだろう」
とか考えます

こんなふうに、誰かに
アドバイスする時も

相手を傷つけてやろうと
思う時でさえも

自分の発言が相手に
どう受けとられるのか
ということを考えます

どんなふうに
「言えば」を
書きましたが、
そういう「言い方」を
もっと大切に考えてみませんか

表情やしぐさも含めて、
話し方をもっと演出するのです

演出というと
つくりごとのようですが、
初めのうちはつくりごとでも
いいのです

そのうちに自然にできるように
なってくるでしょう

会社や学校で誰かと
会話を交わす時には

相手の目に自分が
どんなふうに映っているのかを

しっかり考えながら相手と
向き合いましょう

相手から見た自分は
おっとりした優しい人なのか

物事に動じない
クールな人なのか

はっきり自分の意見を
言える人なのか

微笑みにしても声の
トーンにしても

手の動かし方にしても

つねに相手の目から見た
自分をイメージしながら

相手と向き合うのだからね

妄想族 励ましの手紙やメールを出す
落ち込んでいる時にもらう

励ましの手紙やメールほど

嬉しいものはありません

まわりの人が苦しんでいたら

励ましの言葉を送って
みましょう

元気な時に掛ける一言の

何倍もの威力で

相手の心に染み入ります

できればメールよりも

肉筆の手紙でね

手間のかかる分

心が伝わりますよ

メール100本分ぐらいの
効果があるかもしれません

優しく淡い色の便箋に書いたなら

受け取った人の心は

より安らかになるでしょう

人を励ますと

心の距離が
縮まりますよ
