今でも忘れることのない、令和が始まった2019年5月1日に、

父を田舎から引き取り、同居での介護が始まりました。

とうの昔に脳出血で半身不随になり、特養に入っていた母は、父より

先に引き取り、私の自宅斜め前の特養に入所していたので、これで

両親2人ともを、自分の所へ呼び寄せたことになりました。

 

この時の私はフルタイム以上に仕事をしており、どう見ても仕事・家事・

育児・介護が全て並び立つとは思えませんでしたが、家族の事情からそう

せざるを得ませんでした。父とは1年半同居し、精一杯お世話をし、自分

も共倒れになりかけた一歩手前で、父が私を救うように(母と同じ)特養

に入所しました。その途端に、世の中はコロナ禍になりました。

 

特養は面会禁止になり、両親には簡単には会えなくなりました。が、同じ

施設内で父と母が毎日会えたことが、唯一の救いでした。そんな時に施設

からは、両親にコロナワクチンを打つよう軽い脅迫を受けましたが、我が

家は鉄の意志ではねのけました。その時の施設とのやりとりは、👇に

詳しく綴っています。

 

2021年4月時点で、こんなことをはっきり言う私に、施設の一部スタッフ

からは白い目で見られましたが、半年、1年とたつうちに彼らの私への

視線は、明らかに変わっていきました。なぜか?って、それは私の言った

通り、多くの入所者が次々と亡くなったからです。

施設はそれを公言していませんが、この特養は我が家の斜め前にあり、

どのくらいの頻度で救急車が来ているかを、毎日聞いている私は誰よりも

よく知っています。コロナワクチン接種が始まって以降、音を鳴らしたり

鳴らさなかったする多くの救急車が、連日来ています。顔色を変えて飛び

込んでいかれる入所者のご家族も、何組も見てきました。今施設のスタッフ

は、何を思うのでしょうか?自分達も打ってしまっている場合、解毒の

必要性まで気づいているでしょうか?

 

さて、恐らくこの施設で、唯一ワクチン接種拒否を貫いたうちの両親の

うち、父は2年前に静脈瘤破裂で天寿を全うしました。そして半身不随に

なってから既に11年たつ母の方が、まだ生きています。田舎の特養にいた

頃は、家族になかなか会えず、一時はかなり認知症が進みましたが、こちら

へ引き取ってからは、とにかくあらゆる方法で接触を絶たないように努め

(コロナで面会禁止の間は、手紙と差し入れとズーム面会・アクリル板を

隔てた短時間面会などできること全てを駆使し)、頭への刺激を続けて

います。

今は孫の名前は言える日と言えない日がありますが、子供4人の名前は

なんとか言える状態です。家族の近況を伝えても、なんとか話について

きます。

 

昭和10年代生まれの私の両親は、今目覚めた人の言い方で言えば、カバー

ルの作った虚構の世界とその価値観を100%植えつけられた「優秀な奴隷」

でした。

新聞やテレビの垂れ流す嘘を、全部本当だと思って人生を生きてしまった

世代です。特に父は洗脳され具合が深く、せっかく私が施設とやりあって

摂取を断っているのに、死ぬまで「コロナワクチンを打ちたい!」と言って

いたくらいですから、もし緊急放送などに遭遇しても、頭がついていかな

かったでしょう。だから天国から時代の推移を見守ることになったのは、

本人の魂にとってもよいことだったと思っています。

 

では、母はなぜ不自由な体で、まだ生かされているのか。こちらで書いた

ように、あまり立派な人生を送ってきたわけでもない母。周りに大変な

迷惑や苦労をかけ通しで生きてきた母が、なぜクソ真面目に働いて優秀な

奴隷のまま亡くなった父より長く生きているのだろう??-父の没後、

私なりに真剣に考えていることの1つです。

 

母は体が元気な頃、精神を深く病んでいましたが、脳出血で半身不随に

なってしまってからは、逆に悪いことができなくなりました。とてもわか

りやすい言葉で言うと、「それまで母を使い放題にしてきた悪霊が、この

人間はもう使えないと諦め、離れていった」ような感じです。要介護度4

(要介護とは5が寝たきりで一番重い)になってしまったあとの母は、

それ以前に犯した多くの罪は忘れ、まるで何事もなかったのようにニコ

ニコしています。本人はストレスを感じることもなく、施設で穏やかに

暮らしています。

 

神様がいるのなら、神はこの女性に、この先どうすることを生きる使命

として与えたのかを聞いてみたい、と私は思っています。

幼い頃、実の両親から引き離され、他家へ養子に出され、自分の意志で

人生を選ぶことは許されず、(母の求めた「ありのままの自分を愛して

ほしい」という願いは叶えられず)人に迷惑をかけるたくさんの悪い事

をしながら、「愛」を求めていた母。その欲求は、いくらお金を使っても、

どんな宗教の教祖様にすがっても、何をやっても満たされることはありま

せんでした。(娘の私から見たら)悪事の限りを尽くしたあとで、まるで

その罰を受けるように、体の自由を奪われた。なぜ命は奪われなかった

のか、本当に不思議でなりません。

 

「ここまで生きたのなら、これからの時代の変遷を見届けよ、という

ことか・・・」ーふとそう思った私は、数ヶ月前に👇の2冊の本を母の部屋

に持って行って、一緒に音読することにしました。

 

 


この2冊は、私自身も読んでいます。佐野さんの発信する情報は、全部

理解しているわけではないし、特に最近のエレナ・ダナーンさんの話は

さっぱり頭に入ってこない私だけれども、とりあえずこの2冊は真実へ

の入り口としては、良い導入になるだろうーそういう判断で。

 

読み始めたら、母の目の色が変わるようになりました。これは、数ヶ月

前から会うたびにこっそりエゴマ油スプーン2杯とイベルメクチン1錠を

飲ませていることの影響なのか、単に母が内容に食いついてきているだけ

なのかはわかりませんが、とにかく前回話した家族の近況などは忘れて

いるのに、この本の内容は記憶に残っている、という不思議な現象を目の

当たりにして驚いています。

ケネディ大統領暗殺や冷戦時代の話が、母の人生の若かった頃とかぶって

いて、印象に残りやすいこともあるかとは思いますが。

 

前回読んだところを覚えているっていうのは、たまたま何回か続いた奇跡

なのかな?そんな風に思いながら一緒に音読して帰ろうとした先週、帰り

際に母が突然、

「あんたが最近、真実情報を教えてくれるでおもしろいわ・・・」

と呟きました。へっ!?と思って振り向き、母の顔を見ると、いつになく

真剣な表情です。というか目つきが、病気をする前の、元気で頭がしっかり

していた頃の母のものだったので、一瞬時が戻ったかとドキッとしたほど

です。

なにか、家族の話をするのとは違う方面から、脳が刺激を受けていることの

間違いない証拠でした。

 

だから「おもしろいって思うの?ならね、ここの施設のお母さんの部屋の

テレビでも、ある日突然緊急放送が始まるかもしれないから、その覚悟を

しておいて。恐らくこの施設の入所者で、そんなことをわかっている人は

あなた以外にいないから、スタッフも含めて皆驚くと思うけど、お母さん

はしっかりしていて。あ、私から聞いていたことが起こったわ、と思って

腹を据えて、その内容を見てね。私が本を読むついでに説明してきた内容

が、わかりやすい映像と共に出てくるからね。」とつけ加えておきました。

 

「うん」と頷く母。まさかここで、真実情報を解する仲間が、一人増える

とは、夢にも思いませんでした。なので最後に、

「私もね、なんでお母さんがこんなに生かされているのかって考えてたの。

もしもこれからの世の中の大どんでん返しをある程度まで、あるいは最後

まで見届けることができたなら、天国で頭の固かったお父さんや他の人達

に話してあげて。自分の目で見てきたことを伝えるのが、一番いいでしょ!

多分ね、お父さんもそれをお母さんから聞くのを待ってるんだよ。」

と言って、その日は帰りました。

 

忙しい中で、施設の母のところへ通うのは、大変な時もあります。

でもこうして、「真実情報を解説でき、それについて親子で話し合える」

という新しい意味合いが増えると、私自身にも一層通いがいが感じられます。

なぜ母が生きているか、の答えは、もしかしたら違うかもしれないけれど、

生きている限り、私の知る限りの真実情報は共有していこう、と思うの

でした。

 

*私のこれまでの介護記録は、👇からお読み頂けます。

 

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