これからいうのは東洋医学的な身体観、健康観、疾病観が含まれるので、
そのつもりで読んでほしいのだが、
東洋思想の中に五行説というものがあります。
五行では
木 火 土 金 水
肝 心 脾 肺 腎
怒 喜 思 憂悲 恐驚
目 舌 口 鼻 耳
筋腱 血脈 肌肉 皮毛 骨髄
酸 苦 甘 辛 石鹸
と割り当てられる。
詳しくはネットで”五行”について、沢山出ているのでそちらを参考にしてください。
(上の表を参考にすると)目は肝と関係があるが、肝は血(けつ)を蓄えている器官であり、血の量はパワーの大小を表す。
その血の大小を診るのが目です。
まず目に特徴がある人がいます。
目に力がある人(目が大きい、切れ長など)はパワーがあります。仕事でもバリバリこなすし、
のんびりしていません。ガツガツ動きます。
逆に目が小さい人はパワーである血が少ないので、
あまりバリバリ、ガツガツ動けません。
動いてしまうと、血が不足してダウンしてしまいがちです。
少ない血を温存しながら、うまく使いながら生活することが大事です。
切れ長系の目力がある人はバリバリこなせますが、
やはりやりすぎると血が不足してしまいます。
すると、目力が無くなり、しょぼしょぼしてきます。
普段目に力がある分、「あれ?目が小さくなった」と感じやすいです。
目力がある人は五感の中で
目に頼りがちなので、何かあると健康状態が目に出やすいとも言えます。
また、このタイプは神経質なことも多く、イライラして仕事をこなすことも多いです。
イライラはこのタイプの性格なのですが、それを理解されていないと
「あの人いつもイライラしているよね」と誤解されます。
筋肉質で筋ばっており、太っている人は少ないです。
肌はやや色黒です。
完璧主義者の人も多いです。頑張り屋タイプでもあります。
これらは肝の血が充実しているからやれるということです。
イライラしたときは糖質不足ですので、
炭水化物を取ると楽になるのですが、このタイプは糖質を取ろうとせず
辛いものでイライラを発散させようとします。
激辛好きも多いですが、その人は甘いものと酢の物が比較的嫌いです。
目が真んまるで、ぎょろっとしている人は
肝の血が多いのですが、血が十二分にあるので血の不足を招きにくく、
疲れにくい反面、血がありすぎてお血(イメージとしてはドロドロ血)になります。
お血がたまるために肌は黒く、固太りのやや肥満気味になります。
動きはやや悪くなりますが、切れ長系よりは動けないので、
頭を使って物事をバリバリこなそうとします。
どちらかというと狡猾になります。ボスタイプです。
怒ると怒声を上げて怒るので怖いです。
目の小さい人は血が無い分、バリバリ動けません。
考え方も消極的になります。
あまり、きつい職場などには向きませんので、それほど激しくない選択をするのがベターだと思います。
次回は 鼻編です。