エライ人の言葉 | ゴッドハンドではない鍼灸師の日々これこれ

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あすなろ院長が臨床で感じたこと、その他について気軽に書いていきます!(*^-^*)

鍼灸の世界は良くも悪くも権威者の言葉を重要視する傾向がある。

もちろん、偉くなった人はそれなりの業績があるから偉くなったということであるが。

 

ただ、気を付けなければならないのはそれが”自分にとってはどうか?”ということを検証しなければならないということだ。

偉い人が必ず真実を言っているということは無いし、偉くない人の言葉は嘘が多いということも無い。

 

実際に試さないと分からないことも多いものです。

この世界でそれがしばしば言われるのが治療法についてである。

 

例えば、○○に効くツボは△△である

 

というたぐいなものは○○に対する△△の種類が鍼灸師やマッサージ師によってかなり異なるのには驚く。

実際、ネットで検索すると出るは出るは・・・・。

 

それもあまり効かなかったりするものも多いようだ。

肩書が立派な先生でもしょーもないことをいうことも多い(特に肩書を並べることに満足しているような人)ので本当に注意が必要である。

 

私も臨床に従事して10数年経つが、

有名な先生の言葉で救われたこともあるが、逆にそれが足かせになってしまったこともある。

 

●○先生がこの治療は効くと言っていた!

△▼先生がこの治療は効かないと言っていた!

 

はっきり言いましょう!

それら先生の言うことはうのみにするのは今日限りやめましょう!

いかに偉い先生であっても、大好きな先生であっても自分が試さなければ分かりません。

それが真実です。

 

全部ぶち壊して、まっさらな頭で試してみることです。

そうすると、見えないことに気づくことも多いと思います。

 

私が最近感じたことです。

とてもすっきりした今日この頃でした。