ついに! 念願の千年クロベを見てきたぞ! | ゴッドハンドではない鍼灸師の日々これこれ

ゴッドハンドではない鍼灸師の日々これこれ

あすなろ院長が臨床で感じたこと、その他について気軽に書いていきます!(*^-^*)

ふと、車でFM放送(Date fm)を聞いていましたところ、

「Date fm forever green project 夏のくりはらトレッキングツアー」で栗駒山麓にある

千年クロベという巨木霧を見るツアーを行うというCMが流れました音符

 

千年クロベ・・・そう、宮城県の栗駒山の近くに千年を超す巨木(樹高22メートル、幹回り10メートル)があり、

それはそれは見ものだという。

 

東北森林管理局のHPでは

”平成20年の岩手・宮城内陸地震で「千年クロベ」へ続く林道は全て崩壊し、現在アクセスする手立ては徒歩のみとなっていますが、

数時間歩いても一見の価値はあります。”

とありました。

 

やはり、内陸地震の影響は10年も昔ですがあるんですね・・・。

 

以前から、何やら巨木があるというのは知っていましたが、実際見に行こうとまでは思いませんでした。

いつかは行こうかな・・・くらいの気持ちでしたが、

最近、栗駒山周辺のことを調べていて、とても興味を持っていたところでした。

 

”これも何かのチャンス!!”と思って応募しましたら、見事に当選チョキチョキ

 

8月11日の山の日富士山のツアーに参加しました。

 

朝、8時に世界谷地の駐車場に到着車

おトイレを済ませてから、8時45分から挨拶&ミーティング

 

 

FM仙台のアナウンサーで

チケット!(金)12:00~12:50
forever green radio(日)9:30~9:55

のパーソナリティーである奥口文結さんの挨拶ラブラブ

 

栗駒山山岳指導隊 隊長 佐々木定行さん

今回、ツアーの先頭を歩いて頂きました。

 

その他にも栗原市の職員の方、栗駒山山岳指導隊の方、若柳警察署の方など沢山の援助隊が参加していただき、

安全第一のツアーになります! 頼もしい照れ音譜

 

ツアー参加者は小学生くらいから年配の方まで30名ほどでした。

 

レッツゴーあしあしあし

 

朝は曇り空くもりでしたが、

湿度はありましたが、深い森霧霧霧が呼吸してくれている為、

とても涼しくひんやり気持ちの良い歩きニヤリ

 

途中パラりパラりとくる場面もありましたが、

厚い木の葉に覆われている為、気になりません。

 

 

朝、時折見せる太陽晴れが気持ちが良いですねにやり

 

 

石の上に木の根っこ、自然はタフであるグー

 

ヤモリ?

イモリ?

 

根っこから転げている大木

まだ、そんなに古くないですね。

雪のためでしょうか?

 

 

そんなに急こう配は無いのですが、時折上り下りがありますねあせる

歩く距離は思っていたよりも長いようですあせるあせる

*実際は往復約14km、万歩計では2万5千歩ほどでした。

 

沢も渡ります。

山岳指導隊や警察の方が補助に入っていただきましたビックリマークビックリマーク

ありがとうございますほっこり

 

巨大なナメクジ  20㎝ほどありましたよドクロ

 

距離的にちょうど真ん中ぐらいで中休止、皆さん少し疲れ気味ぼけー

「もう一息です!」という言葉を信じて。

 

 

急に人工物の橋が!

 

 

徐々に巨木が増えてきましたビックリマーク

 

「もう少しでご対面です!期待してください!」と佐々木さん

 

”千年クロベ入り口”の看板を抜けると・・・

太古からの精霊たちがゲラゲラ!!

巨木の原生林へ

 

その中でひときわ大きな巨木が・・・・

 

千年クロベ!!!!!!

 

 

 

 

 

 

この辺りでこのような巨木が50~60本ほどあるそうですが、

まだまだ調査中だそうです。

 

そして、この千年クロベは亀裂が入っていて、そのうちに倒れるかもしれないとのことでした。

なので、あまり木に近づかないで、そっと見て下さいと(まあ、ちょっと触ってしまいましたが・・・)。

 

 

 

 

そう、この木は1000年以上生きてきました。

古道があるから、江戸時代やその前の時代の人間も見てきたかもしれない

その時はこの木が千年も生きるとは思わなかったかの知れませんが・・・。

 

でも、この木は今後1000年は生きられない。

もしかしたら、我々が生きているうちに無くなるかもしれない・・・。

 

長老の命は永遠ではない

たまたま千年生きれただけかもしれない

 

そのうちに他の木々や草や虫と同じように朽ちていくかもしれない

でも、こうして訪ねると不思議な力を感じざる負えない

 

いやそれはこの木だけではなく、この森の長く、深く生きてきたそこ力なのかもしれない。

暖かな色と同時に、木々をすり抜けてきた爽やかな風が

グオーグオーと吠えているようです。

 

それだけその森の底深さを感じました。

 

数年前に訪れた屋久島の縄文杉ももちろん凄かったのですが、

観光地だという感じがしました。

 

私の勝手なエゴかもしれないが、ここはそうなってほしくないと感じました。

 

今後もこのままでいてほしい場所。

 

行きたい方は思ったより歩くので覚悟してください。

でも、それだけの価値がある場所でした。