（過去記事を再掲載させていただきます
）
恋愛依存は、
自分に足りないものを
恋愛によって満たそうとして
そしてそれが
満たされなくて苦しんでいるという
心の状態だと思います。
恋愛依存タイプの方は、
いわゆる見捨てられ不安にも
常に苛まれてしまいますが、
この見捨てられ不安を
特にどうしようもなく掻き立ててくるのが、
回避タイプの男性です。
回避タイプの男性は、
他人の感情に飲み込まれる恐怖ゆえか、
特に感情的な人とは
距離をとったり
他者と感情的に深い関係を結ぶことを
拒否しています。
また、
一人の人物の内面において、
この恋愛依存と
回避の間を揺れ動くパターンも
よく見受けられますし、
占いの現場においては、
恋愛依存的な女性と、と回避タイプ的な男性のカップルを
本当によくお見受けします。
極端に依存傾向が強い
恋愛依存タイプの方から
見ると、
相対的に、
自分よりも
精神的に自立している男性全てが
ことごとく
回避タイプのように
見えてしまう、
ということはあるにせよ
極端な恋愛依存タイプの方は、
なぜなのかわざわざ、
本当にわざわざ、
周りに止められても、
どうしても、
繰り返し、
回避タイプの男性と恋をして、
その度に、
望むような愛を得られないという苦しみを
味わうことが多いです。
周囲から見ると、
まるで「不幸依存症」
のように見えてしまうので、
そんな彼はやめたほうがいいと
アドバイスを受けることも多いのですが、
むしろそういうアドバイスを受けて
頭で、理屈で、
どうこうしようとするほうが
感情と理屈の間のギャップが深くなり、
感情の混乱が
泥沼化していくことも多いです。
この恋愛衝動は、
理屈ではない世界で
起きていることだからです。
愛着障害の問題でもあり、
間違いなく、インナーチャイルドの傷は
関係しています。
不毛と思いながらも
どうしてもやめられない恋愛にも
実は意味があります。
魂の意図として、
インナーチャイルドの救出のために、
回避タイプの男性に
わざわざ繰り返し惹かれている、
という仕組みが
設定されていることがあるのです。
この仕組みはなかなかに複雑ですが
彼の中に見る
心の闇や彼の心のインナーチャイルドの傷は
実は裏写しで
女性の中にもあるインナーチャイルドの傷を象徴していたりもします。
彼を助けたい、と思ってしまう気持ちがあるとしたら
実はその気持ちを
自分自身の内側に向けることが大事なことです
恋愛依存タイプの女性の中には
もともと
親御さんのことを助けたいとか
自分がなんとかしなきゃとか
誰かのためにとか
そんなふうに感じて
自分以外の人に尽くしすぎてしまったり
人の意図にそいすぎたりしまったりして
自分自身のことが
おろそかになっていて
自分の気持ちが
わからなくなってしまっているタイプの方が多いのです
恋愛依存タイプの方は、
過保護だったり過干渉の親御さんに
育てられたことが多く
真面目でルールを守り
型にはまりやすい一方、
回避タイプの方は、
放任主義な親に育てられ、
反抗的でルールを守らず自由であることが多く、
この相反する二人が恋に落ちた場合
価値観の相違に苦しむことも多いです。
恋愛依存タイプの方の心の奥底には
まず間違いなく、
無条件に愛されることを渇望する
インナーチャイルドの傷が
隠されています。
恋愛依存タイプの方が、
回避タイプの男性との恋愛を通じて
インナーチャイルドの痛みを追体験し、
限界まで追い込まれることによって、
インナーチャイルドの癒しや救出に
取り組まざるを得なくなる…
というケースを何件も見ています。
インナーチャイルド、
インチャの救出については、
私自身が
実体験を通じて、
体感している流れを
たくさんこのブログの中でも
書き留めていますので、
もしよかったら
参考になさってみてください。
愛を受け取る器も本当に大切だなと…
自分の実感として思います。
たとえ今
地球上で
底知れぬ孤独を感じているとしても
あなたはこの宇宙で決してひとりではない
ということを知っていてください
あなたは本当は
たくさんの愛に囲まれています
そのことをどうか信じていてくださいね
