神戸市西区で、
スーツケースに入れて放置された遺体で見つかった、
6才の穂坂修(なお)ちゃん。
詳細が分かれば分かる程、
余りの酷さに言葉を失う。
そもそも事件の発覚のきっかけは、
修ちゃんの祖母が、
監禁されていた自宅から逃げ出し、
助けを求めたからだった。
この家には、祖母の長女にあたる修ちゃんの母親と、
その弟、双子の妹の6人暮らしだった。
つまり、母親と子供4人と孫1人、という構成だった。
その身内だけで住んでいた家で、
一体何があったのか。
そもそもは母親と次女と三女で暮らしていた家に、
妊娠した長女が、数年前から一緒に住む様になった。
女4人と修ちゃんが暮らしていた時は、
とりたててトラブルも無かったようだが、
去年、次男が転がり込んでから様子が一変した。
子供の泣き声や怒号やらが頻繁に聞かれるようになった。
そして春からは修ちゃんが保育所を休みがちになり、
アザを見つけられて、
役所に通報されてから、
保育所にも来なくなった。
神戸市は家庭訪問をし、
要保護児童、と認定し、
一度は一時保護に向けて動いたのに、
家族で見るから、と言われて保留してしまった。
全く、子供の使いか?
修ちゃん本人に会ったのは1度きり、
その時は肩のアザは消えていたとしても、
アザを見つけられてから、
保育所に行かなくなった時点で、
おかしい、と何故思わないのだ?
大体30才から34才の、
57才の母親も含めて5人のいい年の大人が、
1人も働かず生活保護で生活してる、って···
働けない、或いは働かない、理由が何かあるのかもしれないが、
それは一向に聞こえてこない。
だが、転がり込んだ次男は、
去年の年末近くまで、
妻と別の場所で暮らしていたらしい。
その妻に逃げられて、
母と姉妹の暮らす家に来たようなので、
妻にも暴力を振るって逃げられたのではないか。
少なくとも今働いていない事を考えると、
妻を働かせ、その収入で生活していたのか。
挙げ句にDVなら、そりゃ逃げるわな。
こういう男は、
弱い者への支配と暴力が酷い。
その矛先が最も弱い6才の甥に向き、
姉妹は母親への暴力もさせられていたようだ。
とはいえ修ちゃんの母親は姉だった訳で、
何故自分の子供を守れなかったのか。
見つかった遺体は、
背中から腰にかけて、
打撲の内出血で全体に赤黒く変色し、
何でどれくらい殴られたのかも分からない状態だったという。
そして死因は、外傷性ショック死。
ショック死する程、殴り殺された訳だ。
もう、本当に許せない。
近所の人も異変には気づいていたのに、
通報もせず、
亡くなってから、いたたまれない、って何?
そんな頭がおかしいとしか思えない次男の、
逆恨みや報復を恐れて、
触らぬ神に祟りなし、とばかり、
知らんぷりを決めていたのか。
間違いなく、修ちゃんを救う事はできたはず。
簡単に引き下がった市と、
幼い子供を守らなかった家族、
見て見ぬふりをした近隣の住人、
みんなに寄ってたかって殺されたのだ。
亡くなる少し前に6才になったそうなので、
来年は新入学生のはずだった。
ランドセルを背負って、
学校に通うはずだった。
子供に向ける暴力は、何より許せない。
だが、亡くなるまでの暴力を、
家族であっても止められないのなら、
子供を連れて逃げてくれ。
もしくは子供だけでも、
児童相談所に逃がしてくれ。
子供を守るのは、
親だけではなく、
全ての大人の責任では無いのか。