うちには今2匹の猫がいる。
どちらも里親募集の掲示板で応募して貰い受けた。
そもそもはアメリカに住んでいた時、
アパートから一軒家に越して、
子供達が動物を飼いたい、と言い出した時に目にしたローカル新聞の記事だった。
家の近くに立っていたアニマルシェルターの看板を見て、
あれは何だろう?と話していたのだが、
そこが飼えなくなった犬や猫を引き取る場所だと知った。
引き取られた動物は、1週間のうちに里親が現れなかった場合、
ごく一部の飼主引き取りを除いて殺処分される。
それを読んだ時、ここで里親になろう、と決めた。
実際に行ってみると、やはり子猫を希望する人が多いようで、
係の人に、もう子猫はいないのよ、と言われたのだが、
それでも見せて下さい、と伝え、
ミックと運命の出会いをしたのだ。
少し薄暗い部屋の中にケージが並んでいて、
「 Last Day! 」と貼り紙されたケージの中に彼女はいた。
当時7ヶ月で、ほぼ成猫の大きさ。
でも大好きな雉猫で、
何より目が合った時の凛凛しい美しさに心惹かれた。
こうして彼女はそれから14年半、
海を越えてやってきた日本で天寿を全うするまで、
私達のかけがえのない家族だった。
ミックを亡くした後、
ご多分に漏れず、所謂ペットロスに陥り、
相当に落ち込んだ。
私の落ち込みを見て、娘が猫買ったろか?と言ったのだが、
それはダメ、と断った。
気持ちが落ち着いたら、また里親になる。
飼主のいない子を引き取る、と。
そして里親募集の掲示板を見始めたのだが…
余りの保護猫の多さにまず驚愕した。
同時に、何とか幸せにしたい、と奔走する保護活動家の多さにも驚いた。
アニメ化されて知った「くるねこ」の作者、くるねこ大和さんも、
拾った猫の里親探しの為にブログを始めたらしい。
そのブログは、今や全国のあちこちで行われている、
猫の譲渡会の告知掲示板になっているし、
その他にも里親募集の掲示板が色々とある。
最近は空前の猫ブームだそうである。
だが、そのブームの陰で、
売り物にするために、無理な繁殖をさせられている親猫が沢山いることも知って欲しい。
ペットショップで買う人が減れば、
命を金儲けの道具としか見ない、
タチの悪いブリーダーは減るだろうし、
その代わりに、行き場のない保護猫の里親になってくれる人が増えれば、
みんな幸せになれるんじゃないか、と思うのだけど。
猫と一緒に暮らして思った事がある。
子供の時から家族として猫と暮らしたうちの子供達は、
大人になった今も生き物に優しい。
全ての生き物には命があり、
やがては老い、病になり、死ぬ、
死んでしまえば帰って来ないし、
失えば悲しい。
そういう事を、経験の中で学んできた。
今の核家族、ペット不可の生活の中で、
昔は当たり前に知っていた事を、
多くの人間が考えることなく生きてきてしまったのではないか。
子供だけではなく、大人でさえも。
勿論、ペットを飼えば解決するわけではない。
飼う以前に、命を受け止めるのだ、という覚悟が必要だ。
でもそれができるなら…
動物に優しい社会は、
子供にも老人にも優しい社会だ、
そんな気がしてならない。
どちらも里親募集の掲示板で応募して貰い受けた。
そもそもはアメリカに住んでいた時、
アパートから一軒家に越して、
子供達が動物を飼いたい、と言い出した時に目にしたローカル新聞の記事だった。
家の近くに立っていたアニマルシェルターの看板を見て、
あれは何だろう?と話していたのだが、
そこが飼えなくなった犬や猫を引き取る場所だと知った。
引き取られた動物は、1週間のうちに里親が現れなかった場合、
ごく一部の飼主引き取りを除いて殺処分される。
それを読んだ時、ここで里親になろう、と決めた。
実際に行ってみると、やはり子猫を希望する人が多いようで、
係の人に、もう子猫はいないのよ、と言われたのだが、
それでも見せて下さい、と伝え、
ミックと運命の出会いをしたのだ。
少し薄暗い部屋の中にケージが並んでいて、
「 Last Day! 」と貼り紙されたケージの中に彼女はいた。
当時7ヶ月で、ほぼ成猫の大きさ。
でも大好きな雉猫で、
何より目が合った時の凛凛しい美しさに心惹かれた。
こうして彼女はそれから14年半、
海を越えてやってきた日本で天寿を全うするまで、
私達のかけがえのない家族だった。
ミックを亡くした後、
ご多分に漏れず、所謂ペットロスに陥り、
相当に落ち込んだ。
私の落ち込みを見て、娘が猫買ったろか?と言ったのだが、
それはダメ、と断った。
気持ちが落ち着いたら、また里親になる。
飼主のいない子を引き取る、と。
そして里親募集の掲示板を見始めたのだが…
余りの保護猫の多さにまず驚愕した。
同時に、何とか幸せにしたい、と奔走する保護活動家の多さにも驚いた。
アニメ化されて知った「くるねこ」の作者、くるねこ大和さんも、
拾った猫の里親探しの為にブログを始めたらしい。
そのブログは、今や全国のあちこちで行われている、
猫の譲渡会の告知掲示板になっているし、
その他にも里親募集の掲示板が色々とある。
最近は空前の猫ブームだそうである。
だが、そのブームの陰で、
売り物にするために、無理な繁殖をさせられている親猫が沢山いることも知って欲しい。
ペットショップで買う人が減れば、
命を金儲けの道具としか見ない、
タチの悪いブリーダーは減るだろうし、
その代わりに、行き場のない保護猫の里親になってくれる人が増えれば、
みんな幸せになれるんじゃないか、と思うのだけど。
猫と一緒に暮らして思った事がある。
子供の時から家族として猫と暮らしたうちの子供達は、
大人になった今も生き物に優しい。
全ての生き物には命があり、
やがては老い、病になり、死ぬ、
死んでしまえば帰って来ないし、
失えば悲しい。
そういう事を、経験の中で学んできた。
今の核家族、ペット不可の生活の中で、
昔は当たり前に知っていた事を、
多くの人間が考えることなく生きてきてしまったのではないか。
子供だけではなく、大人でさえも。
勿論、ペットを飼えば解決するわけではない。
飼う以前に、命を受け止めるのだ、という覚悟が必要だ。
でもそれができるなら…
動物に優しい社会は、
子供にも老人にも優しい社会だ、
そんな気がしてならない。