いやぁ、昨日のアントラーズは惜しかった。
まさかレアル相手にあそこまでやれるとは。
アントラーズがここまで勝ち上がってこられたのはラッキーではなかった訳だ。

昨日解説の岡田武史が、
自分達はスタートラインの10メートル位後ろからスタートしていたが、
今は同じ所からスタートできるようになった、と感慨深げに話していたが、
全く同感だ。
日本のサッカーもここまで来たのか、と思うと泣きそうになった。

去年のラグビーもそうだが、
体格や運動能力で圧倒的な差があったスポーツで、
どんどん差が縮まっているように思える。
環境整備や選手の努力も勿論だが、
意識の変化も大きいのではないか。

その意味では、少なくともサッカーにおいては、
ジーコの果たした役割がとてつもなく大きい。
憧れの、仰ぎ見る存在だったスーパースターと一緒にやること、
そして彼らの姿勢を間近で見ることで、
自分達だってやればできる、と思えるようになった。
それが勝つための努力のモチベーションとなり、
ついてくる結果が更なるモチベーションになる。


1部の天才、と言われる選手しかいなかった競技でも、
どんどん若手が台頭している。
フィギュアスケートが最たる例だろうが、
低迷していた体操や水泳も盛り返しているし、
卓球に至っては、中国には絶対勝てない、と思い込んでいたのに、
若手は絶対的、と思われた壁をアッサリ越えてしまったりしている。


2020年を控えて、日本のスポーツ界は益々盛り上がっていくだろう。
特にマイナースポーツにとっては千載一遇のチャンスだ。
だが、逆に言うとここで結果を残せないと、後がない。
2020年後、の為にも、ここが正念場だろう。
スポーツ大好き人間としては、
どの競技もみんな頑張って、夢と希望を見せて欲しい。

かつてマイナー代表のように言われたサッカーが、ここまで来られたように。

相変わらず喰えないロシアの独裁者、プーチン。
それも合法的に独裁を既に16年にわたって続けているのだから、
優れた政治家であり、
頭のいい人物なのは間違いないだろう。

そういう相手と、まともに交渉できる程、
日本人の交渉能力が高いとは思えない。
結局、経済支援と技術協力だけさせられる結果に終わるのではないか、という気がしてならない。
北朝鮮と同じやり方だ。


そもそも戦争末期に、
日本が敗色濃厚と見るや、
一方的に不可侵条約を破棄して、
火事場泥棒よろしく攻め入って、
北方領土を占領し、
国際法やポツダム宣言に反して、
大勢の日本人を拉致し、
労働力の足りないシベリアへ送って、
劣悪な環境で殺した国なのだ。
信義など望むべくもない。
彼らが1度手に入れた物を手放すはずがないし、
北方領土が還って来ることは2度とないだろう。
元島民の方達には気の毒だが、
ロシアは還す気など最初から無い。
それこそまた戦争が起こって、
ロシアが西側諸国に破れでもしない限りは。
けれど今世界大戦が起これば、
人類が滅亡しかねない訳で、
そこまでは誰も望まないだろう。

だとしたら、弱腰だとしても、
元島民が自由に行き来できるようにしよう、というのは、
現実的な案なのかもしれない。
元島民達は既に高齢で、
その世代がいなくなれば、
日本は北方領土返還を言わなくなるだろう、とロシア側は思っていて、
引き延ばしてそれを待っているとしか思えないので。
なんとか生きている間に墓参りを、という
高齢元島民の願いを叶えるには、
このまま永久に平行線を辿っていては無理だし、
とにかく島に入れてくれ、という要求だけなら、
多額の経済支援の見返りなら可能かもしれない。

スポーツマンを標榜しているプーチン大統領が、
金だけ取って後ろ向いて舌を出す、ような卑劣なことをしないように、願うばかりである。

本当にどうして韓国の大統領は、
こうも問題が起きるのだろう。
歴代の大統領は、殆ど例外なく、
任期後、本人や身内が逮捕されている。
流石に任期途中、というのは珍しいが、
朴大統領の場合は、
国民の期待と、清廉イメージが強かっただけに、
反動もまた大きかったか。

いずれにせよ、これで朴大統領の弾劾手続きに入ることになる。
過去には憲法裁判所が棄却した事があるようだが、
さて、今回はどうだろうか。


それにしてもこれだけトラブルが続く、という事は、
構造的に問題があるとしか思えない。

5年間の余りにも強大な権力、
しかし再選がないからその権力が行使できるのは、その5年に限られる、
それなら今のうちにいい目を見ておかないと、とでも思うのか。

セウォル号沈没の時でも、大統領が七時間も所在不明になる、というあり得ない失態を演じた挙げ句、
それを国内で報じた新聞記事を伝えた産経新聞特派員を拘束して裁判にかける、という
法治国家とも思えない暴挙を、
大統領府が主導していたことが、
今回の騒ぎで表に出てきて、
朴大統領はセウォル号事故の時に、
既に大統領の資質が無い、ということを自証していた訳だ。


しかしながら、残念ながら韓国は隣国で、
対北朝鮮、対中国、という点では、
アメリカを挟んで同盟国であり、
これからも協力関係を続けざるを得ない。
とすれば、いつまでも混乱が続く事は望ましい事ではない。

いずれにせよ、朴大統領は既に終わっているので、
次の大統領は、
彼女のように、支持率を保つ為に反日を声高に唱え続けるだけの人ではなく、
きちんと政治のできる人になって貰いたいものだ。
韓国国民の為にも。


いよいよ日本でもカジノ解禁が現実味を帯びてきた。
僅か6時間の審議で採決した与党もどうかと思うが、
3年前に提出された法案の審議に3年も応じなかった野党も、
審議時間が短い、と非難できる立場にあるとは思えない。

そもそもこういう事案に歩み寄りや落とし所があるとも思えず、
極論すれば、YESかNOの二択しかない。
どれ程時間をかけたとしても、同じこと。
結局反対勢力は議論が足りない、と主張し続けるだろう。

だから採決はまあ仕方ないか、と思うのだが、
釈然としないのが、
反対の主要理由が、ギャンブル依存症が増える、という点。


日本には公営ギャンブル、なるお上の御墨付で営業している多数のギャンブルが存在する。

競輪・競馬・競艇は言うに及ばず、サッカーくじや宝くじだって、立派な(笑)賭け事だ。
パチンコに至っては、日本中どこへ行ってもけばけばしいネオンを光らせている。
もっと言うなら、先物取引や株だって、立派な博打だ。

カジノを問題視するなら、
何故それらを問題視しないのだ⁉
実際、競輪競馬で身上を潰した人は大勢いるし、
パチンコなんぞ、親がパチンコに嵌まっている間に、
車中に放置された幼児が、熱中症で死亡する事件までちょいちょい起きる。

なのにそういう時、親が無責任、という非難は皆がするけれど、
パチンコがあるのが悪い、
親もギャンブル依存症にされた被害者だ、
とは誰も言わない。

何故なのか?
既存の物には思い至らないのか、
パチンコ業界が余りにも肥大化して力を持ちすぎて、
誰も何も言えなくなっているからなのか。


いずれにせよ、カジノに反対するなら、
公営ギャンブルやパチンコにも噛みつかないとおかしい。
そこは不問にしておいて反対されても、
全く説得力が無い。


結局、ギャンブル依存症になるかならないかは自己責任、というのがこの国の考え方なのだろう。
だからこそ公営ギャンブルが存在できるのだ。
確かに皆が皆ギャンブル依存症になる訳ではない。
なのに何故カジノだけ槍玉に上がるのか、甚だ疑問だ。


ところで私個人としては、
カジノがあってもいいんじゃない?と思っている。
理由は、ラスベガスが、街全体が一大エンターテインメントになっていて、
とても楽しい所だったから。
カジノも、大金を掛けなくても遊べる所は色々あるし、
たまに非現実な空間を楽しみに行く、というのもいいかな、と。
その上、外国からの観光客を呼び込んで経済効果を期待できるなら、
やってみる価値はあるんじゃないか、と思っている。

ただ、1つだけ注文がある。
カジノの利益で、
カジノだけではなく全てのギャンブル依存症の治療の為の制度を充実させること。
アルコール依存症や薬物依存症の更正施設や病院はそれなりにあるのに、
ギャンブル依存症は、見た目や検査で判定できないせいもあるだろうが、
効果的な治療が研究さえされていないのではないか。

でも、「依存症」とつくものは、病気なのだ。
止めたいのに止められない、のは、
病的、ではなく、病気なのだ、の認識のもと、
治療方法を模索して欲しい。
それができれば、カジノも役に立つのではないか。
上橋菜穂子作のこのシリーズ、
そもそもは綾瀬はるか主演のNHKのドラマを偶然観たのが始まり。

元々この手の話は好きだったので、
早速図書館で借りて読み始めた。
結果、ドップリとはまり、全巻読破(笑)


国王からうとまれ、過酷な運命を辿る王子チャグムの成長物語、と読めば、
田中芳樹のアルスラーンに通じるところがあるかも。
何よりバルサの凄さに舌を巻く。
ドラマでは、綾瀬はるかのバルサは
ちょっと骨太さに欠けるけれど、
先に映像を見たせいか、
それほど違和感なく見られた。
むしろあのキツい役のオファーを受けた、
綾瀬はるかの根性を称賛したくなる。

新年から第2シリーズが始まるらしい。
多分放送前辺りに第1シリーズの再放送があるだろうから、
未見の人はそこから見た方がいいかも。


守り人シリーズから始まって、
上橋菜穂子のデビュー作「精霊の木」、
これまたNHKで以前アニメ化されていた、
「獣の奏者」(NHKでは確か、獣の奏者エリン、になってたはず)に手を出し、
目下第3部を読んでいるところ。


読書に関しては、気に入った作者の物を次々読む、という保守的な感じなのだけれど、
知らない名作がまだまだいっぱいある、と実感。
もうちょっと読書にあてる時間を増やさないとね。



本当に1年の経つのは速い。
今年も早12月。

毎年の事ではあるが、
年賀状やら正月準備やら、
憂鬱な一ヶ月の始まりだ。
とはいえ、
義父が生きていた時は、
義父の分の年賀状も作っていたので、
そこは仕事が半分になってるはず。
なのに少しも楽になった感が無いのは何故だろう?


今年はインフルエンザの流行のスタートが早いらしい。
予防接種はしたが、
2年前にはしていても感染しているので油断はできない。
ノロも流行っているらしいので、
うがい手洗いを励行して、
元気に乗りきれるように心がけたい。
遂にカストロが亡くなった。

毀誉褒貶はあろうが、
殆どの革命家や独裁者が非業の最期を遂げている事を思えば、
90歳まで生きて天寿を全うできた、という一点だけでも、
優れた政治家だったと言えたのだろう。

確かに、自分の偶像化を許さず、
銅像を作ることも、写真を掲げることさえ禁止した事、
後継者に選んだ弟は、
弟だからではなく、
共に革命を成し遂げ生き抜いた同志としてであったと思われる事、
従って自分の子供達には政治に深くかかわらせていない事、
独裁者にありがちな世襲の愚を犯さないだけでも、
どこかの国の独裁者とは大違いだ。


彼の功罪については、
いずれキューバ国民と歴史が検証するだろう。
しかしながら口汚く罵るトランプよりは、
政治家としても品性の点でも、
遥かに優れた人物だったのは間違いないのではないか。
少なくとも、予定外に広島を訪れ、
二度と繰り返してはいけない、と言ったカストロと、
ろくに知識もないまま無責任に、
日韓も核武装すればいいのだ、といい放つトランプの、
どちらが政治家に相応しいかは自明だ。


いずれにせよ、弟のラウルも既に高齢で、
遠からず「キューバ革命」は終焉を迎えるだろう。
不世出の革命家の冥福を祈ると共に、
「その後」キューバ国民がどんな選択をするのか、
見守っていきたいと思う。



横浜のいじめ報道に、本当に怒りに震えた。

何度も死のうと思ったけど、
震災でいっぱい死んだから、
僕は生きる、と決めた、
という手記に泣いた。


大体、小学生が放射能やら補償金、なんて思いつくはずが無いのだから、
親が家で言ってるとしか思えない。
いわれの無い差別やいじめを、作り出しているのは、
無責任な自分達の言葉だと、
いじめた側の親は思い知るべきだ。


だが、それ以上に許せないのが、学校の対応。


親からも警察からも通告されているのに、
150万ものお金を、
自発的に持ち出したと判断した、って、
本当に意味が分からない。
問題化したら面倒だから、という事なかれ主義以外の何物でもない。

この件に関わった担任も管理職も、
全員懲戒免職にすべきだ。
そんな輩に教職を続ける資格は無い。

自分にとっては、今さえ遣り過ごせばオッケーなのかもしれないが、
被害にあった子供たちにとっては、
一生の傷になり、つまづきになる。
それを防ぐのが教師の1番の職責ではないのか。
勉強を教えるだけなら、
他に幾らでも場所はある。
けれど、社会性を学ばせる事ができるのは、
塾でも通信教育でも家庭教師でもなく、
学校という場のはずなのに。

事なかれ主義でその1番大事な仕事を放棄するなら、
教師はやめるべきだ。
塾講師にでも転職すればいい。


今回表沙汰になったのは、
おそらく氷山の一角だと思う。
いじめに遇っている子供たちは、
勇気を出して声をあげて欲しい。

と同時に、世の親に言いたい。
もしクラスに被災地から転校してきた子がいたら、
彼らは震災で辛い目、怖い目、悲しい目をいっぱいしてきたんだから、
優しくしてあげなきゃ駄目だよ、と子供に教えるのが、
あなた達の役目であり、責任なのだ、と。
また本当に残念なニュースが流れた。

コロンビアで一橋大学の学生が射殺された。
報道されている世界が本当に報道通りなのか、
自分の目で見たい、と
アルバイトでお金を貯めて、休学して放浪の旅に出かけたという。

留学希望者が激減して、
内向き思考の若者が増えている中、
そんな意識の高い若者が
最もシビアな現実を、
自らの命を代償に、最悪の形で
思い知らされる事になってしまった。


厳しい事を言うようだが、
彼は窃盗犯を追うべきではなかった。
最初に銃を突きつけられなかったのは、
2対1という事もあって、
出すまでもない、と思われたラッキーでしかない。
でも逆に銃を出されていて渡したのなら追いかけなかっただろうから、
撃たれなければ出されていた方が良かったかもしれない。


世界は本当に危険がいっぱい。
日本に居ると、
平和ボケと言われても仕方ない位、危機感が無い。


アメリカにいた頃、
ジョージア州アトランタから100キロ位の田舎町に住んでいたのだが、
その長閑な町ですら、
危険を感じるダウンタウンはあった。
アトランタに至っては、
丁度オリンピックの前後で、
前年に就任した女性の警察署長が警備を強化したのと、
スラム化したダウンタウンの大規模な再開発がされた事もあって、
その数年前の、人口辺りの重大犯罪率全米一、からは幾分改善されていたのだが、
それでも、繁華街からワンブロック離れただけで、
車で信号に止まるのも恐いような場所は存在した。

そういえば、まだナビが無かった時代なので、
助手席で地図を見ていて、
膝から上げるな、外から地図が見えたら危ない、と、ダンナに酷く怒られた事を思い出す。

実際、信号待ちで止まっていて強盗に遇う、という話も聞く。
地図を見ている観光客など、格好の獲物だと思われるだろう。


このブログの最初の頃に、
娘がアルゼンチンで財布やパスポート、携帯等一式盗難にあった話の後日談を書いた。

当時、ブエノスアイレスに留学していた友達を複数で訪ねていったのだが、
無事会えて気が緩んだのか、
レストランで、友達との間の椅子の座面に、
間なら大丈夫だろう、とウエストポーチを置いて、
ものの見事に盗まれた。
一応、不注意だ、と娘をしかったものの、
実は私は別の事を考えていた。


スペイン語で話していない、
明らかに旅行者と分かる若い娘のグループ。
入ったレストランは、そこそこ有名店だったらしいので、
入る前から目をつけられていた可能性がある。
そこで盗めなかったら、
店を出てから、人目の少ないところで銃を突きつけられていたかもしれない。
下手をしたら撃たれた可能性も排除できないし、
路地に連れ込まれて乱暴された挙げ句に殺されていたかもしれない。

盗難に伴い、面倒な手続きも損害もそれなりにあったが、
アルゼンチンに行きたい、と言われた時、
反対はしなかったけれど、
行かせる以上、最悪の覚悟もして送り出したのだから
生きて帰ったら全てオッケーだ。


だから…

彼にはぐっと我慢して欲しかった。
銃の蔓延する国で、
下手に追うことは命を失うことになりかねない、という危機感を持っていて欲しかった。
かえすがえすも残念でならない。


海外に行こう、と考えるような若者で、
このブログを見ている人など殆どいないと思うが、
もしいたら…

繰り返し伝えたい。
日本を一歩出たら、
人の命など紙屑並み、という国や場所が殆どだ、と思って欲しい。
中には安全な所もあるだろうが、
安全な所で用心しても害はない。
でも危険な所で油断をしたら、
それは命の危険に直結する。

アメリカで時折旅行者が事件に巻き込まれて報道されるが、
現地在住の日本人は決して近寄らない場所で起きている事が多いという。
旅行者、特に日本人旅行者は無防備で、
狙われ易い、という事も知って欲しい。


危なくなった、凶悪犯罪が増えたと言っても、
まだまだ日本は、
世界から見れば浮き世離れした安全な国だ、という事を忘れないで、
くれぐれも、命を守ることを第一に考えて欲しい。


アメリカで言われた事を最後に。

強盗に逢ったら絶対に抵抗しない。
50$から100$位の現金は持っていて、それを渡す。
アメリカ人はクレジットカードかパーソナルチェックでの支払が普通で、
チップ分位しか現金を持ち歩かないので、大金でなくていいが、
全くなければ激昂して発砲することもあるので。

まさかのトランプ大統領就任、に、
世界中が驚いて間もなく1週間。

とりあえず為替や株価は落ち着いたようだが、
アメリカ社会は依然混乱したままだ。

トランプ勝利の原因は色々言われているが、
結局のところ、誰でもいいから変えてくれ、と思った国民が投票に行き、
現状維持でいい、と思っていた国民は、
積極的に投票に行かなかった、という事だろう。
何故行かなかったかと言えば、
マスコミがヒラリー優勢、と報道し続けたからだ。
そして、自分が行かなくても大丈夫、
あるいは自分が行ったくらいでは何も変わらない、という無責任が、
この結果を招いた、とも言える。


それにしても選挙の結果が出た後、
あれ程酷いデモや反対運動が、
いつまでも続くのは余り記憶が無い。
今更何をしたってどうしようもないだろう、
決まってしまったのだから、と思うし、
それが民主主義だろう、とも思うのだが、
納得できない国民がそれだけ多いと言うことで、
この対立の傷はかなり深そうだ。


もっとも、アメリカはそろそろあのよく分からない選挙人制度をやめるべきではないか。

かつてブッシュとゴアの時も、
総得票では勝ったゴアが負けた。
今回もどうやら僅少差でヒラリーの得票の方が多かったらしい、という話が出ている。
得票の多い方が負ける、
それこそ民主主義の根幹にかかわる問題ではないのか⁉

歴史的な背景や理由はあるだろうが、
とっくに普通に得票を集計できる技術が備わっているのだから、
いつまでも「昔ながらのやり方」に固執する必要も無いと思うのだが。


とはいえ、勝利が確定したトランプ、
暴言の数々は、やはり選挙用だったのか、
早くも軌道修正を始めている。
日韓の核武装を容認する、という発言に至っては、
“never say(決して言ってない)” だそうである(笑)
いやいや、確かに言いましたから(笑)

まあ荒唐無稽な発言を引っ込めて、
実現可能な常識的な線に落ち着くとすれば、
一般的にはその方が望ましい。
ただ、1つ懸念がある。


そこはアメリカなのだ。
彼の発言を信じて1票を投じた人達は、
決してトーンダウンを許さないだろう。
裏切られた、と思えば、暗殺を考える輩も出るかもしれない。
何しろ彼が奨励する銃が、
人口の何倍も市中に溢れる国なのだから。

しかしながら、差別や閉鎖的な発言通りに政策を行えば、
反対していた人々の中には、
やはり彼では駄目だ、と、
これまた排除を考えかねない。


まあ大統領なんだから、
厳重な警護はされるだろうが、
完全、はあり得ない。

オバマが大統領になった時、
白人至上主義者の暗殺を懸念したけれど、
彼は無事8年の任期を終了する。
もはやアメリカに前時代的な差別に起因する暗殺は無いか、とホッとしたのだが、
今のデモを見ていると、
まだまだ楽観はできないような気もしてくる。
イデオロギーからではなく、
個人的な怒りや恨みのエネルギーの方が、
もしかすると大きいのかもしれない。


とりあえず、トランプ氏が真っ当に大統領の職責を果たしてくれる事と、
同時に彼の無事を祈りたい。
これ以上の混乱は起きてほしくないので。