裏にゃん1号クンが来なくなって、

ひと月になる。

最後に来たのが5日だったと思うので。






2号クンはいつものペースに戻った。

たまに飛ばす日もあるけれど、

大体朝晩来ている。


以前はよく、2匹で並んで犬小屋の中の猫ベッドに入っていたのだが、

1匹になってから入っている所を見ないので、

思い切って洗濯場の屋根のある場所に移した。

犬小屋は風向きによって雨がかかることもあったが、 

天気の悪い日の物干し場でもあるので、

基本的に真ん中辺りだと雨はかからないし、

屋外ではあるが風もましだ。


そこに移して夜、

使い捨てカイロを仕込むと、

時々入って寝ているようになった。

急激に寒くなったので、

ここは暖かいよ〜と呼ぶ目的で、

爪磨ぎについていたマタタビ粉を少し、

振りかけてみた。


いやぁ、ネコの嗅覚は凄い。 

少し離れた樹の下にいたのだが、

匂いに釣られたのか、

段ボールに入れた猫ベッドに近づき、

気づいたら中でホッコリしていた(笑)


元々使わなくなったドーム型ベッドを入れたのだが、

1号クンが中に入るとすぐ逃げられないと心配したのか、

入らずに上に乗って、

潰して使っていたので、

最早ドーム型には立たない(笑)

大分くたびれてもいるから、

ちゃんとドームになって風を凌げる、

ちょっといいやつ買ってあげようかな、と考え中。


 

2号クンが来始めた頃はよく牽制しあっていたけど、

いつ頃からか2匹でつるむ様になって、

よくくっついていた。

だから今、2号クンがちょっと寂しそうだ。


1号クンはどこでどうしているのだろう。

近くの暖かい家で保護されて、

幸せに暮らしているといいのだけれど、

ひょっとしてひっそりと虹の橋を渡ってしまったのだろうか、と考えると切ない。


できることなら春になって暖かくなった頃、

またふらっと顔を見せに来てくれないかな、と、

そんな事を思っている。







トランプが3日、

バイデン政権が定めた、

アメリカで販売される自動車の燃費への規制を、

大幅に緩和すると発表した。


バイデン政権は、

地球温暖化対策などのために電気自動車の普及を目指し、

燃費に厳しい基準を定めた。

これを受け自動車メーカーは基準を満たすため、

電気自動車に投資をしてきたが、

今回、規制を緩和することで、

自動車メーカーに対しガソリン車の販売を促す狙いがあるらしい。


相変わらず頭のおかしいトランプは、

地球温暖化による気候変動を否定していて、

多くの国がCO2削減を模索している中、

時代を逆行させようとしている。



異常気象、海面上昇の直接被害を受ける国にとっては、

事態は深刻だ。

ツバルなど、2050年までに、

国土の大半が満潮時に水没する可能性を指摘されている。


アメリカ至上主義のトランプにとっては、

他国が沈もうと知ったこっちゃないんだろうが、

アメリカだってハリケーンや豪雨など、

大災害の頻度が増えつつあり、

被害が拡大している。


都合の悪い事はフェイクニュースだ、捏造だ、と主張するのはトランプの常套手段だが、

現実に自国で起きている災害をどう考えるのか。

専門家が揃って警告する温暖化の弊害を、

過小評価するのはトランプの勝手だが、

その被害は自国民にも及ぶというのに。



ただ、救いは、

アメリカが民主主義国家であること。


これが独裁国家なら、

大統領が言えば、それがどんな無知で荒唐無稽な発言であろうと、

皆が従わざるを得ない。

だがアメリカには常識のある、

ちゃんと物を考えられる人が大勢いて、

信念に沿った行動ができる。


2017年にトランプ政権がパリ協定離脱を表明した直後、

ワシントン州・ニューヨーク州・カリフォルニア州の知事が中心となって結成された、

「U.S. Climate Alliance(米国気候同盟)」という州政府間の連合がある。


加盟州は州レベルでパリ協定の目標を達成することを掲げ、

再生可能エネルギーの導入や温室効果ガス削減政策を推進してきたらしい。


現在では30以上の州が参加し、全米の経済規模の半分以上に拡大。

第二次トランプ政権下でも、

連邦政府に代わって国際社会に

「米国の気候行動は続いている」と強く発信している。


これに加えて、州政府や企業・大学などが

「私たちは依然として協定の目標を支持する」と立ち上げた、

「We Are Still In(私たちはまだパリ協定にいる)」という活動組織もある。



トランプは経済最優先だが、

その結果災害が続けは、

どう考えても経済もダメージを受ける。

何より未来の地球を壊してはいけない。



ノーベル平和賞受賞を熱望し、

その為に活動してきたけれど、

偏ったやり方では誰も賛同しないし、

それどころかこのまま地球温暖化を助長し続ければ、

歴代で最も愚かで最低の大統領だった、と記録されることになるだろう。



ただ問題は、後3年余りの任期中に、

被害がどこまで進むか、だ。

早く3年過ぎて欲しい。

そこからの立て直しは大変だろうが、

次の大統領に期待するしかない。


アメリカ国民が如何に馬鹿な選択をしたか、を悟る時には、

手遅れだった、とならなければ良いのだが。





トランプの超ロシア寄りの停戦協議を、

ゼレンスキーは呑めるのか。


少しでも領土を毟り取りたいプーチンは、

完全にロシアの要求を通した和平案でなければ受け入れないだろうし、

それではウクライナ側は受け入れられないだろう。


側近が汚職をしていた事が明らかになり、 

いよいよ追い込まれてしまったゼレンスキー。

でもだからといって、

攻め込んだ側の言いなりは違うと思う。


これを許したら、

プーチンは味を占めてまた繰り返すだろう。

そもそも今回の侵攻だって、

11年前にクリミア半島を実効支配した事に味を占めたプーチンが、

世界的には今もウクライナの1部であるという認識を不満とし、

ロシアの領土だと認めさせたいのと、

あわよくばもっと支配地域を広げようと企んで始めたこと。


それが分かっているから、

ヨーロッパ諸国は危機感を持っているのだと思う。

次はどこを攻めようとするか、

分かったもんじゃないからね。

他人事では無い訳だ。


しかもプーチンは、

ヨーロッパ諸国と戦争する用意がある、と言い出している。

トランプは自分達は関係ない、と思っているから、傍観者でいられるし、

ただ、和平を実現させた、という肩書が欲しいだけなんだろう。



暴力で解決しようというのは間違っているのは分かっているが、

最初に力ずくで現状変更をしようとしたのはプーチンだ。

もはや世界の平和の為には、

彼を暗殺するしか無いんじゃないか、とすら思えてくる。


しかも自由主義の旗印のはずのアメリカだったのに、 

トランプのやっている事はプーチンそっくりで、

だから仲が良いんだろうけど、

世界にとって不幸な事だ。

独裁者と独裁者は引き合うのか·····


トランプの任期がまだ3年もある事に絶望的な気分になる。

その間に温暖化は進み、

トランプの意にそまなければ、

他国に攻め込まれても放置される。



思えば911の時、敵は外にいた。

ブッシュはそれをうまく利用して、

2期目の選挙に勝ち、

国を纏める事ができた。

今、アメリカを脅かす敵は外にはいない。

だから国内に敵を作り、

分断を謀らなければ、

トランプは勝てなかったのでは無いか。



超大国のトップが、

トランプとプーチンと習近平。

とても良い方向に進むとは思えない。


子供達により良い未来を残したい、と思うけど、 

暗い未来しか見えない現実に、

絶望的な気分になる。





ニュースを見て驚いた。

東南アジアの各国で豪雨災害が起きて、

既に死者が1200人を超えている、という。


ここまで被害が広がったのは、

記録的な大雨が続いた上に、

相次いでサイクロンが発生した為だそうだ。


日本だと台風発生は夏から秋にかけてが多いが、

サイクロンの場合はこれから春にかけてが多いらしい。

という事は、これだけの被害が出ているのに、

この後更に追い打ちをかける発生があるかもしれないのだ。



しかも地球温暖化により、

全体の発生数は変わらなくても、

より強力になる可能性が高いらしい。

海水温の上昇が熱帯低気圧のエネルギー源となるためで、

結果として、最大風速が増加し、

より強い降雨をもたらすことで、 

洪水などの被害が拡大する恐れも出てくる。

いや、まさに今、その洗礼を受けていると言えるかもしれない。



これだけ被害が大きいと、

どこから何に手をつければいいのかも分からないが、

とりあえず政府はタイに、

JICAを通じて緊急援助物資を送ることにしたそうだ。


こういう援助は、早ければ早い方がいい。

ただ、受け入れ体制の問題もあるし、

闇雲に物資だけ送っても、

適正に配布できなければ意味がない。


日本は、余り有り難くはないが、

災害大国、と言われている。

事実、あらゆる自然災害に見舞われる事が多い。

だが、だからこそ災害時のノウハウも、

必要な物資も持っているはず。

こういう時こそ、助け合い、だろう。


自然に対して、人間は余りにも無力だ。しかも温暖化が被害を大きくしているのなら、

その責任は人間にある。

昨今、日本でも豪雨災害は頻繁に起こっている。

東南アジアの奇禍は、

とても他人事ではない。


今一度、温暖化対策を含めて、

世界中で、キチンと考えなくてはならないのではないか。


と同時に、今現在起きている被害が、

これ以上拡大しないように、

収束に向かう事を切に願う。


  


連絡のつかない人の多さから、

犠牲者が100人を超えるのは間違いないだろうとは思っていたが、

既に146人で、まだ連絡がつかない人が40人以上いる、という現状では、

200人に届いてしまうのではないか、と、

暗澹たる気持ちになる。


出火原因は煙草の火の不始末ではないか、という話が出てきた。

補修工事に当たる作業員の喫煙に、

住民は火事前から苦情を申し立てていたらしい。

住民でつくるSNS上にも、

ポイ捨てされた吸い殻の写真と合わせて火災の危険性を指摘する投稿があったのだ。

香港当局も火災が発生する約1週間前に、

改修工事を行っていた施工業者に火災の危険性を警告していた。


が、見過ごされ放置され続けた訳だ。今後、当局が十分な安全対策を講じていたか、という、責任問題も出てくるだろう。

そんな不注意による人災だったのなら、

家族や親しい人を亡くした人達が、

到底承服できないのも無理はない。



ところが、香港当局はあろうことか、

説明責任を訴え、

駅前で通勤客に声を掛けビラを配っていた、

24歳の学生、クワン氏の身柄を拘束した。


クワン氏拘束が報じられたのは、

「反中勢力」が今回の惨事を利用して「社会の分断をあおり、当局への憎悪を煽っている」と国家安全部が非難した直後だった。


中国政府は、97年の香港返還時には、

一国二制度、と言って高度な自治権を約束しておきながら、

四半世紀が過ぎた今、

予想されていたとはいえ、

既に形骸化してしまっている。


香港当局が中国政府の傀儡である以上、

そこへの批判は中国政府への批判になる、と言う訳だ。

だからといって、これだけの被害が出ている以上、

お得意の権力でも抑えきれるかどうか。



依然として捜査は余り進んでいないようだが、

被害が大きい棟の室内では、

家族とみられる5人の遺体が、

抱き合った状態で発見された、と聞くと涙が出てくる。

中には高温のために、

骨や灰の状態になった遺体もあるという事なので、

被害者の特定にはまだまだ時間がかかるだろう·····



日本で戦後、最大の被害者を出した火災は、

1972年に118人が亡くなった千日デパート火災だが、

その後も翌年、熊本の大洋デパートで104人、

80年には川治プリンスホテルで45人、

82年にはホテルニュージャパンで33人と、

大規模火災は断続的に起きている。

この頃は宿泊施設の火事が多かったようだが、

21世紀に入ると雑居ビルでの火災が増えるが、

京都アニメーションや

北新地の心療内科クリニックに象徴されるように、

放火による火事が増えている。


その度、消防法は厳しくなるが、

結局運営するのは人なので、

規定通りの設備があっても、

正しく使えていないと意味がない。

実際、火災報知器のスイッチが切られていた、なんていう話も聞く。


今回の香港の火災でも、

もっと被害を小さくする方法はあったはずなのだ。

ただ、建物が古くなると、

建った後に法律が変わっても、

既存不適格という判定になる事がある。

スプリンクラーなんか、

建設時でなければ後付けは大変だ。

勿論、費用をかければできなくはないらしいが、

商業施設ならともかく、

居住施設なら余計困難だろう。



この大きな犠牲を、

中国政府が香港統治に利用する事があってはならないと思うし、

同時に次の被害を防ぐ為の教訓として欲しいとも思う。


そして被害者は犠牲者だけでは無い。

住む所を含めて全てを失って焼け出された人達への、

生活立て直しの支援をこそ、

中国政府も香港当局も、

真剣に取り組んで頂きたいと願う。

政府に批判的な者を炙り出すのに、

犠牲者や被害者を利用するのだけは、

本当に止めて欲しい。






現代はコンプライアンスやハラスメントが問題になる時代なのは分かる。

フジTVの対応が余りにお粗末で、

世間から叩かれ、

スポンサーが離れて苦境に陥っているのを見て、

日テレが過剰に反応したのもまあ分からなくはない。


だが、本人に説明できない、はおかしくないか?


国分氏がやった事に問題があったのだろうし、

その点で干されても可哀想だとは思わないが、

長年の功労者であったのは間違いないし、

彼のタレント人生の息を止めるのなら、

理由の説明義務は、

日テレ側にある様に思う。


犯罪になる様な内容では無い、と言いながら、

日テレのやり方は犯罪者に対するよりも酷いもの。



警察が犯罪者を逮捕する時でも、

逮捕容疑はキチンと告知するし、

裁判に掛ける時も、

まず起訴容疑の告知から始まる。

被害者保護、と言うなら、

守秘義務を徹底して、

本人にだけ言えばいいのだ。

何も記者会見で、全国民、全マスコミ相手に話せ、と言っている訳では無い。


しかもいきなり嘘をついて呼び出して、

不安になった国分氏が録音しようとしたら、

止めさせて消させたと言う。


ここまで来ると、

何やら日テレ側が、

不作為で被害を大きくしてしまったことを、

隠蔽しようとしてるんじゃないか?という気すらしてくる。



まあ、ジャニーズ帝国が崩壊して、

事務所の顔色、もっとハッキリ言えばジャニー一族の顔色を見なくて済むようになったから、

できるようになったんだろうけど。


それもどうかと思うけどね。

まあ、寄らば大樹、長いものに巻かれろ、は、

いつの世にもどこの世界にもあるけどさ。



国分氏はこれからも生きていかなければならない。

芸能界に戻れなくても、

何らかの仕事は見つけないといけないだろう。

であれば、これまで一般社会とはかけ離れた環境、倫理観で生きてきた彼にとって、

やってはいけなかったことが何だったのか、

理解する事は重要だ。

話した内容でも十分ハラスメントだった、と日テレは言うけど、

多分本人は何を喋ったか、

ちゃんと覚えてないと思うよ。

録音を許されないまま、

頭真っ白で話してるのに、

思い出して自分で推定しろ、は無責任に過ぎると思う。


何がハラスメントだったのか、

どこが問題だったのか、

本人に説明もせずに首を切るって、

普通、日本社会じゃ許されないよ。

アメリカじゃないんだから。



そういう意味じゃ、

一般社会とかけ離れているのは、

日テレも同じかもね。



納得いかなければ国分氏も先に進めないだろう。

それ以上に、あの憔悴した会見を見ていると、

万一の事を心配する。

不幸にしてそんな事になったら、

誰が責任取れるのかな。


別に擁護する気は無いし、

TOKIOや国分氏のファンでも無いけど、

1人の人間に対して、

被害者保護を振りかざして、

ああなるまで追い詰める権利が日テレにあるのか、とも思う。

その権利があるのは被害者だけでしょう。

その被害者保護は、

国分氏に問題点を説明してもできると思うけど。



ただまあそれはそれとして、

この手の事件が多過ぎるね。

つい先日も、福井県知事が辞職してたし。

ほんの一昔前には冗談だよ、で済まされてた事が、

済まされなくなっている現実に、

頭の古い人達はついていけてないんだろうな。

開き直った古謝前市長みたいな人もいるから、

即辞職した杉本福井県知事は、

まだマシなんだろうけど。



世の男性諸君、

いや今時女性上司も幾らでもいるから、

女性もだね、

人の上に立つ時は、

特にセクハラ、パワハラにはご用心。


人に優しく、自分に厳しく、だね。

そんな事言ってたら仕事にならない、と言う人もいるかもしれないけど、

みんなが自分に厳しく、を徹底すれば、

ちゃんと回ると思うんだけどなぁ。






24時間以上燃え続け、

8棟中7棟が炎に包まれた、

香港の高層マンション火災。

1983年に完成し、昨年7月から大規模修繕が行われていたらしい。


驚いたのが、外壁工事の為に組まれた足場が、

竹製だということ。

香港では伝統的に使用されているそうで、

軽量で強度が高い一方、

可燃性の素材のため、

火災が発生すると燃え広がり易い。

またシートや防護ネットの燃え方が激しかったようで、

風の通り道となる窓部分に、

可燃性の高い発泡スチロールがはめ込まれるなど、

「異常」な点も見つかったという。


それにしてもここまで燃えるのか、と戦慄を禁じ得ない。

まだ消火できていない建物もあり、

現時点で既に65人の死亡が確認され、

連絡が取れない人が200人以上いるらしい。

単に外出や旅行で連絡がつかない人もいるだろうが、

どこまで被害者が増えるのか、

想像もできない。


建築当初から居住している住民も多いそうで、

当然ながら高齢者が多くなり、

逃げ遅れた可能性もあるだろう。


高層建築物にいて、下から火が上がってくる、って、

考えるだけで恐ろしい。

火も煙も上に向かうし、

それをくぐって下に降りるのは無理だ。



日本もタワーマンションが増えているが、

大丈夫なのだろうか。

竹製の足場など日本では考えられないが、

低層階の住宅などでは、

たまに木製の物も散見する。

とはいえ殆どは金属製だ。

確かに重いし値段も高いが、

安全には変えられない。


また、高層階にホースによる放水が届かない事は分かっているのだから、

それこそスプリンクラーや消火補給水槽などの、

特別な設備が必要だったろう。


まあ日本の消防法は相当厳しく規制されているので、

香港の様な事にはならないと思うが、

それでも昨今あちこちで大規模火災が続いているのは事実だ。


11階建以上の建物にはスプリンクラーの設置が義務付けられているようだが、

それが正しく機能するか、のチェックは必要だ。

いざという時に水が出ない、では話にならない。 


と同時に、もし火災や災害が起きたらどう動くか、を、

常に考えておくことは重要だろう。



とにかく1時間でも早く鎮火することと、

今日も救出された人がおられるようなので、

生存者の救出を急いで欲しいと思う。




犠牲となられた方のご冥福と、

被災された方の1日も早い生活再建を、

心からお祈りしています。





全日本選手権や国体など、

アマチュアの大会でベスト8以上の成績を残して、

幕下付け出しで入門した人を除けば、

史上最速の14場所で大関に昇進した安青錦関。


ウクライナで産まれたこの青年は、

7歳で相撲を始め15才の時、

来日して出場した2019年の世界ジュニア相撲選手権で3位になった。

その時に知り合った関大相撲部の山中さんと連絡を取り続けていたが、

その後ウクライナはロシアに侵攻され、

戦争が始まってしまった。


いずれは日本で角界に、と思っていた17才の安青錦は、

戦争になると18才以上の男性は国外に出られなくなる、という、

タイムリミットを目前にして、

山中さんに相談した。


山中さんは両親に相談し、

自宅に下宿させる許可を得、

主将をしていた関大相撲部にも相談して、

練習生として相撲部の稽古場を使える様に受け入れ態勢を整えてくれた。


来日して関大や報徳学園で練習を続け、

その中で安治川親方に紹介され、

安治川部屋に入門した。

快進撃で21才にして、

初優勝と大関昇進を勝ち取った。


母国の状況が気になるだろうが、

依然として戦争は続いており、

来日以来1度も帰国できていないらしい。

優勝して、本来なら凱旋帰国、になるだろうに。


17才の少年が親元を離れ、

単身で言葉も通じない国に身を投じ、

ここまで登ってきた。 

ウクライナを背負って、

覚悟も半端なかったと思う。

彼の頑張りは、きっとウクライナの人々を勇気づけもしただろう。



階段は後1つ。

条件は大関での連続優勝。

来年は前相撲から横綱昇進、の、

最速記録を見られるかもしれない。


その頃には停戦が実現して、

里帰りできるといいね。



安青錦関、

本当におめでとう。

目指せ、横綱!





安倍元総理を手製銃で銃撃して殺害した、

山上徹也被告の裁判が始まり、

先日から本人尋問が行われている。


統一教会への恨みつらみは分かる。

だからその関係者を狙ったこともあったらしい。

それに失敗したから、と言って、

その矛先が安倍さんに向かった飛躍は納得はいかないが、

高校時代に将来の夢、を問われて、

「石ころ」と書いた、という、

彼の深い絶望は伝わってくる。


命を奪った行為に弁護の余地は無いが、

彼もまた被害者であったのだ、と思う。


我が子をそこまで追い詰めた「加害者」たる母親は、

証人尋問で、被告が事件を起こした原因について

「私が加害者」と語った上で、

被告に「申し訳ない」と繰り返した。だがそれでも脱会はしない、と言う。


本当に悪いとは思ってない、って事だよね。

宗教団体の洗脳の怖さ、とも言えるかもしれないが、

自分のせいだと本気で反省しているのなら、

それが死ぬ程辛いことであるなら尚更、

統一教会とは縁を切る事が、

自分への罰になるんじゃないのか?



彼のとった手段は極端ではあったが、

少なくとも期待した効果はあったのだろう。

元総理、という特別な人を殺害したからこれだけの騒ぎになった訳で、

教祖でも殺害すればともかく、

幹部を殺しても、

ここまで統一教会の悪の側面を晒す事は出来なかっただろう。



今、解散命令を出すかどうかで裁判中だ。

一審で出た解散命令を不服として、

教団側が即時抗告したが、

高裁の審理も既に終わり、

年内には判決がでるらしい。


解散命令なら教団側が特別抗告するだろうし、

却下されれば文科省側がやり、

この問題はどっちに転んでも最高裁まで行くだろうから、

決着がつくにはもう暫く時間がかかる。


だがその間にも、

第2第3の山上被告が苦しみ続けているのだ。

勿論、解散命令が出たって、

オウムの様に名前を変えたり

地下に潜って金集めを続けるだろうが、

少なくとも法人格は失い、

税制上の優遇措置は受けられなくなる。


韓国の方でも教祖を継いだ韓鶴子総裁が、

政界との癒着疑惑、

特に元大統領の妻への金品供与や、

政治資金法違反などの容疑で逮捕されている。


結局この団体は、

政治の中枢に食い込むことで、

何をやっても保護されてきたのだろう。

韓国でも日本でも。


が、既にそのからくりは暴露されている。

この上は1日も早く解散命令を出して、

資産を処分して、

被害者救済に充てて貰いたいと思う。



信教の自由は尊重するが、

個人的には宗教に嵌る人は碌でも無い、と思っている。

何故なら、宗教に嵌ると、

回りに布教しようとするから。


自分が1人で信じる分には誰にも迷惑はかからない。

だがそれを広げようとすれば周囲を巻き込むし、

宗教団体の中で力を得る為には献金を要求され、

高額になれば、

山上被告の様に、生活を破壊される。


それを強いるのが宗教団体で、

盲目的に信者を従わせてしまう。


信じる者が馬鹿だから、と言ってしまえばそれまでなのだが、

弱い人は救いを求めてしまうのも事実。

そこにつけ込むから許せないのだ。



なので私は宗教が大嫌いだし、

宗教を押しつけてくる人は信じない。

言ってみれば、自分を信じる教、の信者と言えるかも(笑)







高市総理の国会答弁を巡る中国の反発が、どんどんエスカレートしている。


まあわざわざ言わなくても良かったんじゃない?とは思うけど、

言ってる事自体は、

何も台湾有事に派兵する、という話では全く無いし、

岡田さんが何故言わせたかったのか謎で、

思惑はよく分からないけど、

そこまで大騒ぎすることか?と思う。



中国という国は、

歴史的に前の王朝を倒さないと、

新しい王朝と認められない、という不文律があるのだそうで、

清朝を倒して中華民国が成立した後、 

中国本土を制圧した中国共産党は、

国民党の蒋介石が台湾に逃げて存続して、

台湾に中華民国の名残が残っているのがマズイらしい。 


なので1つの中国、という主張を繰り返し、

何としてでも併合したい、と思っているのだとか。

だから台湾問題に外から触れられるのは、

許し難い、という事らしい。



でも高市さんが言ってるのは、

その武力行使をするなら黙認はできないかもしれません、というだけ。

そんな事をしたら世界中から非難されるのは間違い無いし、

中国がやらなければ何の問題もない。

逆にこれだけ過剰反応するという事は、

近い未来に武力侵攻を考えているから?と疑いたくなる。



イスラエルにしてもロシアにしても、

やりたい放題だし、

一旦始まってしまったら、

それを誰も止められない以上、

中国がその暴挙に出る前に、

釘を刺しておくことは必要なんじゃないの?

まあそれでもやりたくなったらやるだろうけど。

それだけの軍事力はあるし、

国内で反対できる人もいないからね。



それよりも大阪総領事の発言の方が問題だし、

吉村さんの言うように、

ペルソナ・ノン・グラータ認定で、

強制送還でいいと思うけど。

国を代表して他国に駐在している人間の発言としては、

下劣に過ぎる。


高市さんの発言があったから弱腰なのかもしれないけど、

そんな事してるから舐められるんだよ。

それはそれ、これはこれ。

しつこく撤回しろ、と迫ってくるのも、

そっちに話を逸らして、

この総領事の件をうやむやにしようとしてるからか?という気がしてくる。

だから先手打って国連にも日本非難と書簡を送ったりしてるんでしょ。


彼の国は下手に出れば出るほど、

嵩にかかって攻撃してくる。

特に今、国内が余り上手くいってない様で、

国民の目を逸らす為でもあるのかもしれない。

その茶番劇に付き合う義理も無いと思うけど。



とはいえ、日本の弱腰は本当に問題。

世界に出れば、控え目は美徳、なんかでは全く無い。

特に外交では、言ったモン勝ち、やったモン勝ち、が当たり前。


原爆にしても、日本が悪かったんだから仕方ありません、と受け入れてしまった事で、

その被害の大きさを世界に知らせる事ができず、

結果、核兵器が蔓延する世界になってしまった。

日本が正しく伝えてこられれば、

もっと抑制できていたかもしれない。


なのに現在に至っても、

アメリカの顔色を窺って、

核兵器禁止条約に参加すらできない。

核保有の超大国が参加しないのだから実効性が無い、事は理由にならない。

実効性があろうがなかろうが、

唯一の被爆国としては、

国の意志を表明する必要があるのではないのか。


それができない日本だから、

今回の件でも毅然とした対応が出来ずにいるのと繋がっている様に思えて仕方ない。



まあ中国としても振り上げた拳の持って行き所が難しいのかもしれないけど。

それは向こうの事情。

日本は間違っても撤回するなんて、

言い出さないで貰いたいものだ。