24時間以上燃え続け、
8棟中7棟が炎に包まれた、
香港の高層マンション火災。
1983年に完成し、昨年7月から大規模修繕が行われていたらしい。
驚いたのが、外壁工事の為に組まれた足場が、
竹製だということ。
香港では伝統的に使用されているそうで、
軽量で強度が高い一方、
可燃性の素材のため、
火災が発生すると燃え広がり易い。
またシートや防護ネットの燃え方が激しかったようで、
風の通り道となる窓部分に、
可燃性の高い発泡スチロールがはめ込まれるなど、
「異常」な点も見つかったという。
それにしてもここまで燃えるのか、と戦慄を禁じ得ない。
まだ消火できていない建物もあり、
現時点で既に65人の死亡が確認され、
連絡が取れない人が200人以上いるらしい。
単に外出や旅行で連絡がつかない人もいるだろうが、
どこまで被害者が増えるのか、
想像もできない。
建築当初から居住している住民も多いそうで、
当然ながら高齢者が多くなり、
逃げ遅れた可能性もあるだろう。
高層建築物にいて、下から火が上がってくる、って、
考えるだけで恐ろしい。
火も煙も上に向かうし、
それをくぐって下に降りるのは無理だ。
日本もタワーマンションが増えているが、
大丈夫なのだろうか。
竹製の足場など日本では考えられないが、
低層階の住宅などでは、
たまに木製の物も散見する。
とはいえ殆どは金属製だ。
確かに重いし値段も高いが、
安全には変えられない。
また、高層階にホースによる放水が届かない事は分かっているのだから、
それこそスプリンクラーや消火補給水槽などの、
特別な設備が必要だったろう。
まあ日本の消防法は相当厳しく規制されているので、
香港の様な事にはならないと思うが、
それでも昨今あちこちで大規模火災が続いているのは事実だ。
11階建以上の建物にはスプリンクラーの設置が義務付けられているようだが、
それが正しく機能するか、のチェックは必要だ。
いざという時に水が出ない、では話にならない。
と同時に、もし火災や災害が起きたらどう動くか、を、
常に考えておくことは重要だろう。
とにかく1時間でも早く鎮火することと、
今日も救出された人がおられるようなので、
生存者の救出を急いで欲しいと思う。
犠牲となられた方のご冥福と、
被災された方の1日も早い生活再建を、
心からお祈りしています。