「逆転のトライアングル」(2022年作品)感想 | 深層昭和帯

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映画、ドラマ、アニメ、特撮など映像作品の感想を中心に書いています。

リュ―ベン・オストルンド監督によるスウェーデン・フランス・イギリス・ドイツのコメディ映画。出演はハリス・ディキンソン、チャールビ・ディーン、ウディ・ハレルソン。

 

 

<あらすじ>

 

モデル・人気インフルエンサーのヤヤと、男性モデルのカールのカップルは、招待を受け豪華客船クルーズの旅に。リッチでクセモノだらけな乗客がバケーションを満喫し、高額チップのためならどんな望みでも叶える客室乗務員が笑顔を振りまくゴージャスな世界。

 

しかしある夜、船が難破。そのまま海賊に襲われ、彼らは無人島に流れ着く。食べ物も水もSNSもない極限状態で、ヒエラルキーの頂点に立ったのは、中年女性でサバイバル能力抜群な船のトイレ清掃婦アビゲイルだった。彼女は自分がキャプテンになると主張し、受け入れられる。

 

彼女は救命ボートと食料を管理。カールに対して毎晩自分と寝るようにと命令する。ヤヤは複雑だったが、アビゲイルはセックスの対価としてカールに食料を与えた。ヤヤは食料のために我慢するしかなかった。

 

屈辱の数日が過ぎたころ、ヤヤとアビゲイルは食料を探しに山の中へと入った。すると、森を抜けたところにリゾート施設があるとわかった。山の反対側は開発されていたのだ。アビゲイルの支配的な立場は一瞬で壊れた。アビゲイルはヤヤを殺そうと岩を振り上げる。

 

<雑感>

 

面白いけど、長いよ。遭難するまでが長すぎて退屈。遭難してからは笑える。アビゲイルおばちゃん、付き合ったことないようなイケメンと毎晩セックス出来て、人生最高の時間を楽しんできたのに、一瞬でそれが終わってしまう。最後はヤヤを殺したのかどうかわからない。

 

☆3.6。上映時間が1時間半だったら満点だった。