「命知らずの男」(1951年作品)感想 | 深層昭和帯

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映画、ドラマ、アニメ、特撮など映像作品の感想を中心に書いています。

レイ・エンライト監督によるアメリカの西部劇映画。出演はオーディ・マーフィ、ブライアン・ドンレヴィ。

 

 

<あらすじ>

 

ジェシー・ジェームズとフランクの兄弟は、南軍ゲリラに参加するため南に下っていた。途中でゲリラの首領の娘ケイトを助けたところ、ゲリラに厚遇を持って遇され、いきなり副隊長に任命される。ところがもうひとりの副隊長ビル・アンダースンは彼を好まなかった。

 

途中の村でゲリラの横暴のことで痛い目に遭っていたジェシーは、副隊長のビルの傍若無人な振る舞いのせいでゲリラの悪評が立っていることに気づいた。

 

ローレンスで騎兵隊の体調を殺そうとするビルを射殺したジェシーだったが、間もなく南北戦争は終結。ゲリラは本拠地を北軍に襲撃されて、隊長は視力を失った。隊員らはめいめいに逃げ出し、ジェシーは盲目となった隊長とケイトを連れて逃亡した。

 

一軒家に立てこもって徹底抗戦の構えを見せるジェシーについて行けないことを悟ったケイトは別れを切り出す。隊長は死亡。ジェシーとケイトは別の道を歩むのであった。

 

<雑感>

 

南北戦争の話。先住民は出てこない。南軍のゲリラは、街を襲って略奪の限りを尽くすことから酷く嫌われていたようだ。一部の荒くれ者にとっては、略奪するための大義名分となり、統率も何もあったものじゃないというところだろう。

 

☆3.0。武器の優位性だけで好き勝手やりすぎ。