「彼は私のイマジナリーフレンド」(2017年作品)感想 | 深層昭和帯

深層昭和帯

映画、ドラマ、アニメ、特撮など映像作品の感想を中心に書いています。

トニー・プレスコット監督によるオーストラリアのラブコメ映画。出演はジェラルディン・ヘイクウィル、マイケル・ウォーリー、ベネディクト・ウォール。

 

 

<あらすじ>

 

母を亡くし農業を営む父ロジャーと暮らす少女チャーリーには、幼い頃からヒューゴという男の子の友達がいた。しかし彼の姿はチャーリーにしか見えない。なぜならヒューゴはチャーリーの空想が作り出した幻の存在だったからだ。

 

心配する父は診療療法などを試すが効果はなく、やがて大人になったチャーリーは状況を察するようになり、人前ではヒューゴとの会話を避けるようになっていた。それでも2人の仲は変わらぬままだった。

 

ある日、地方に住む独身農家のドキュメンタリー番組を撮りたいと、テレビ局ディレクターのガイがロジャーのもとを訪ねてきた。やがてチャーリーはガイに心惹かれるようになっていくが、ヒューゴに激しく嫉妬される。

 

ヒューゴは徐々に現実世界に近い存在になってくる。彼はモノを感じることができるようになった。そして少しだが動かすことも。さらにはガイを殴ることもできた。それを必死にチャーリーに伝えようとするヒューゴだったが、チャーリーはガイに夢中で話を聞こうとしない。

 

ヒューゴが邪魔になったチャーリーは、わざと自動車事故を起こす。ひっくり返った車の中からチャーリーを助けたのはヒューゴだった。実態を持ち始めたことを理解したチャーリーは、ヒューゴと肉体関係になる。

 

ヒューゴのことで父親と喧嘩したチャーリーだったが、現実に存在しない彼との関係を続けても意味はないと、ガイとともに都会へ出ていくことにした。ヒューゴは農場に残った。

 

<雑感>

 

オージーの妄想レベルがヤバイ。妄想というより病気だろこれ。怖すぎて、恋愛関係に一切興味を持てないまま終わるラブコメだった。アメリカとカナダのラブコメは似たようなものだが、オーストラリアはまるで違うな。

 

☆2.8。チャーリーがヤバすぎて怖いわ。