佐藤信介監督による日本のアクション映画。出演は山﨑賢人、吉沢亮、橋本環奈。
＜あらすじ＞
成蟜の反乱の背後にいたのは呂不韋である疑いが濃厚となるなか、隣国の魏が秦に攻め込んできた。活躍が認められた信は、伍を組むことが許され、尾平、尾到、澤圭、羌瘣らと伍を組んだ。彼らは千人将・縛虎申の隊に配属される。魏は、装甲戦車を投入。この新兵器に苦しむ信であったが、羌瘣が秘策を思いつき、装甲戦車を撃破した。
しかし、秦軍の縛虎申隊は壊滅。信らも敗走を余儀なくされる。しんがりを務めていた信と羌瘣は、崖から飛び降りて命拾いをする。そこで、羌瘣が暗殺者集団の末裔で、しかも女性であることが判明する。
その後、何とか逃がした尾平らと合流した信は、空白地帯と思われていた場所へ進軍。そこで魏の残存兵と遭遇して戦闘となるが、これを機と見た縛虎申が騎馬を投入して敵陣への突入を命じる。この戦いで敵の大将首を取るも、縛虎申が戦死。信らも丘陵地を捨てて撤退した。
そこで信は、この戦いには参戦していないはずの王騎将軍と遭遇する。王騎を怖れた魏が進軍を止めると、すかさず秦の麃公が動き、魏の呉慶軍を撃破していく。麃公と呉慶は一騎打ちを演じ、麃公が勝利。魏はあえなく撤退していった。
そのころ首都の咸陽では、嬴政と呂不韋の政治的な駆け引きが始まっていた。
＜雑感＞
実写版「キングダム」の第2作。普段は邦画の実写映画に辟易しているオレだが、漫画原作のエンタメ作品で現代政治の影響をそれほど受けていないエンタメ作品であるこのシリーズは大好きで、前作も高評価にしてある。
王騎将軍は何度見ても笑える。笑っていると言ってもバカにしているわけではなく、意外とあんな感じだと。でもあれだ、ここからさらに登場人物が増えてくるし、ごついキャラが必要になるけれども、役者は足りるのだろうか？
☆5.0。やっても千人将までか？
