「逃げ上手の若君」(2024年夏作品)第1話 感想 | 深層昭和帯

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映画、ドラマ、アニメ、特撮など映像作品の感想を中心に書いています。

原作:松井優征、監督:山﨑雄太、シリーズ構成:冨田頼子、制作:CloverWorks。

 

 

第一回 5月22日

 

時は元弘三年(1333年)鎌倉。世を治める鎌倉幕府執権の跡継ぎ・北条時行は、武士の子ながらも争いを好まぬ、心優しき少年であった。戦いと死こそが武士の名誉といわれる時代にありながら、武芸の稽古を嫌い、臆病者と囁かれ、逃げることと隠れることばかりが得意な時行。

 

ある日、いつものように稽古から逃げ出した時行の前に現れたのは、怪しき神官・諏訪頼重。未来を見通す力を持つという頼重は、時行が「天を揺るがす英雄になる」と告げるのだった。嵐のような運命に翻弄される少年の、天下をかけた鬼ごっこが始まる。

 

<雑感>

 

北条高時の子・北条時行が主人公。足利家の天敵として何度も鎌倉を奪還した武将だ。その幼少期、鎌倉からの敗走と長寿丸になってからの時代を描くのだろう。

 

作画がかなり良い。「逃げ回る」シーンが見どころなので、画面の中を北条時行が駆け回り、動き回る。自然と遠景のシーンが増えているのに、作画の乱れは全然ない。これをずっと続けるのは結構大変そうだ。

 

OPとEDがかなり酷いが、内容は面白そうだ。