「トゥー・エネミーズ」(2010年作品)感想 | 深層昭和帯

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アンジェイ・ムロテク監督によるアメリカのスリラー映画。出演はリサ・バルガ、ケネス・マイケル・シュテリングヴェルフ、デビッド・マッキー。

 

 

<あらすじ>

 

湾岸戦争に従事したジャニスは、偵察任務の途中でテロリストと遭遇。激しい戦闘の末、5人を倒したものの一緒にいた同僚は死亡し、彼女自身も心身ともに大きな傷を受けてしまう。

 

軍を除隊後、フロリダでフリーランスのカメラマンとして活躍していたジャニスはある日、1日に2回も同じ車にはねられそうになる。故意に命を狙われたことを悟ったジャニスは、飲みに誘われた写真撮影の依頼人キャロルに、今日起こった出来事をすべて話すことに。

 

命を狙われたにも関わらず、淡々と語るジャニスの精神状態を心配したキャロルから精神分析医マリーを紹介されたジャニスは、20年前に双子の兄ジェイミーによって起こされた家族の凄惨な事件を語り始める。

 

ジェイミーは両親を殺害し、その現場をジャニスに目撃されていた。ジャニスがそれを証言したことで彼は服役することになった。出所したジェイミーは、逆恨みからジャニスの命を狙っていたのだ。ジェイミーは、ジャニスが寝床にしていたボートに妹を閉じ込め、沖に流してしまった。

 

ところが警察がジャニスを発見して救助してしまう。警察はジェイミーを追うが、実はクウェートは賢治の上官であるマッケンジー伍長もまた彼女の命を狙っていた。ジャニスが1日に2度襲われたのは、ふたりに命を狙われていたためだった。

 

マッケンジー伍長はジェイミーに撃ち殺され、ジェイミーはジャニスに撃ち殺された。

 

<雑感>

 

クッソつまらん映画なんだけど、最後にジェイミーがしたり顔で「兄を撃てるかな?」とか言った直後に額を撃ち抜かれて死んだのが笑いどころだった。両親を殺しておいて、なぜ見逃してもらえると思ったのか? バカじゃなかろうか?

 

☆2.0。バカのジェイミーに一杯奢りたい気分だ。死んでしまったが。