「ブック・オブ・ザ・デッド 死者の書」(2012年作品)感想 | 深層昭和帯

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ダミアン・モーター監督によるイギリスのホラー映画。出演はティム・マギル・グリーブソン、ダミアン・モーター、ジェニー・ロートン。

 

 

<あらすじ>

 

ゾンビを避けるため、山林の砦に隠れて暮らす若者マシュー。彼は周囲に転がる死体や動かなくなったゾンビを集めては燃やしていた。ある日、入り口に見知らぬ男が現れる。警戒するマシューに、男は「俺は生きてるか?」と問いかけたあと、気を失い倒れてしまう。

 

マシューは男の持ち物を物色。バッグの中には分厚い本があり、“俺は真実を知っている” “これから書く話は、旅の途中で起きた出来事”などと書かれていた。それはゾンビの悪夢の始まりから、これまでの過程を記録したものだった。

 

読み進めていくうちにある家族を襲った惨劇が、次々に波及していく姿が浮かび上がる。そして、マシューもまた父親を殴り殺した人物だと男が思い出させる。そして男は再び生き残りの人間を探して姿を消す。

 

<雑感>

 

本にはマシューのことが書いてあるんだな。マシューは無線で生き残りに呼びかけていたが、反応したがこの男。男は怪物だったと。最後にはマシューの呼びかけに応じた別の生き残りが小屋にやってくるものの、彼らの前にいたのは、またしてもすべてを知る男を名乗るこの男だったと。

 

大体こんな感じ。怪物とゾンビの関係が何だか納得できなかったが、あれこれ考えるような作品でもないので、曖昧なままでいいのでは?

 

☆2.0。森の中で撮影された低予算ゾンビ映画にしては、ちゃんとしていたかも。