「響け!ユーフォニアム3」(2024年春作品)第13話 最終回 感想 | 深層昭和帯

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映画、ドラマ、アニメ、特撮など映像作品の感想を中心に書いています。

原作:武田綾乃、監督:石原立也、制作:京都アニメーション。

 

 

エピソード13 - つながるメロディ

 

全日本吹奏楽コンクール。奇跡から2年――全国大会の舞台に今度は部長として立つ久美子。照明に照らされキラキラと輝くステージで思い返すのは、北宇治高校吹奏楽部で過ごした日々のこと。北宇治高校宇吹奏楽部、悲願の目標である「全国大会金賞」を果たすことができるのか……。

 

<雑感>

 

思い出が走馬灯のようによみがえってくる演出がすごく感動的だった。圧巻だったね。謎のブーブー集団・吹奏楽部のことを深く知れて良かったよ。たしか、原作改変があってどうのこうのという話題をちらっと目にしたが、これはこれでよかったのでは?

 

1年分を1期でやっていくバランスの良さも手伝って、さらに劇場版の出来も良くて、パーフェクトな作品でした。

 

最初から最後まで緊張感溢れる作りだったが、ギスギスしていた人間関係も、黄前が3年になった全国大会の最後の演奏で、全部報われていく。部活をやっている人らもみんなこんな感じで報われて卒業していくのだろう。自分が個人競技以外絶対にできないと思い知らされた作品でもあった。

 

感動だった。スタッフの皆様ご苦労様でした。