「真 鮫島事件」(2020年作品)感想 | 深層昭和帯

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映画、ドラマ、アニメ、特撮など映像作品の感想を中心に書いています。

永江二朗監督による日本のホラー映画。出演は武田玲奈、小西桜子、濱正悟。

 

 

<あらすじ>

 

佐々木菜奈は、高校の同級生である仲瀬フミ、戸高亮、追水裕貴、山田鈴と、毎年恒例の部活飲み会をリモートで開催した。ところが、仲間の一人あゆみが、連絡も無しに参加してこない。不審に思うメンバーたち。

 

するとあゆみの彼氏の匠がやってきて、昨夜、あゆみはメンバーの裕貴や鈴と一緒に心霊スポットに行ってから様子がおかしくなり、死んでしまったのだという。匠は画面を通じて何があったのか糺そうとしたが、そこに何者かがやってきて、匠を引きずって外へ連れ出してしまった。

 

鈴が、鮫島事件のことを持ち出した。すると、家が離れているはずの参加者メンバーの自宅が一斉に停電になった。菜奈らは、パソコンのバッテリーが続く限り飲み会を続けることにした。ところが今度は鮫島事件を口にした鈴が何者かに連れ出された。

 

鮫島事件とは、同名の男が女性をレイプしている場面をネットにアップしたことから始まった。特定された鮫島は、ネットの有志によって白風荘という廃アパートでリンチにされて殺された。裕貴と鈴とあゆみが訪れた心霊スポットとは、白風荘だったのだ。鮫島の霊は、リンチに関わった人間を襲撃して殺しているというのだ。

 

責任を感じた追水裕貴は、自分が何とかすると自ら部屋を出ていき、白風荘へと向かった。すぐさま鮫島の霊に襲われて、部屋の中へと引きずり込まれた。それを画面で見ていたとき、菜奈の兄・将輝が帰宅した。ところが、将輝と菜奈は声は聞こえるのに互いの顔が見えない。菜奈は、鮫島事件は別次元で起きているとの仮説を立てた。

 

鮫島と同じ次元にいる人間では勝てない。そう考えたフミと亮は、将輝に頼んで鮫島の呪いを解いてもらうことにした。勝手に兄を巻き込まれた菜奈は激怒する。すると今度は亮がいなくなってしまった。菜奈とフミは、互いに争っている場合ではないと協力することに。将輝に頼んで、裕貴と鈴が開けてしまった犯行現場の部屋の扉を閉めるようにと頼んだ。

 

その部屋は、16枚の扉の向こうにあった。将輝は悪霊のようなものに追われながらもなんとか部屋に辿り着いた。扉を閉める将輝。すると、フミの様子がおかしくなり、菜奈は兄と連絡が取れなくなった。菜奈の部屋に何者かがやってきた。それは将輝であったが、後ろに鮫島の霊がいた。

 

そして、事件に関わったすべての人間が行方不明になった。

 

<雑感>

 

リモート画面ばっかりの安い映画ではあるが、ちゃんとエンタメしているだけマシというものだ。邦画は、それすらできない左翼映画ばかりで本当に嫌になる。こんな状況なのに、アメリカよりマシというのだから世界は狂っている。

 

共産主義者は世界中に害悪をもたらしている。ポリコレとかやっているのは共産主義者だからな。

 

それにしても、鮫島はほぼ自業自得なのに、よく他人を呪えたものだ。リンチで殺されたことには同情するが、レイプ画像をネットに配信するような人間が、他人を呪える立場なのかよく考えろと。鮫島はきっと左翼のシンパだな。頭が悪すぎる。

 

☆3.4。菜奈役の女の子は眼が大きくて、映画の主役にはうってつけの顔だった。