常盤司郎監督による日本のドラマ映画。出演は染谷将太、戸田恵梨香、窪塚洋介。
<あらすじ>
カメラマン東麟太郎は父・日登志の葬儀のために故郷へ帰ってきた。姉の美也子と準備をする中、母・アキコが、通夜ぶるまいは自分で作ると言い出した。やがて運ばれてきたのは、目玉焼き。親戚たちがざわつく中、麟太郎は気がつく。
「これ、親父が初めて作ってくれた、料理です」なつかしい手料理を食べるたび、思い出が麟太郎たちの脳裏によみがえってくる。20年前に父と母が再婚した日、連れ子の兄シュンと5人で暮らした日々のこと。止まっていた家族の時が今、ゆっくりと動き出す。
<雑感>
映画の中の見ず知らずの人間が死んでも、泣けないだろ? だから脚本や演出を頑張って泣かせられるように頑張るのに、こんな「最初に作ってくれたのは目玉焼きでした」くらいのネタで感情移入できるわけなかろう。役者の無駄遣い。
☆2.0。ろくな映画がないな。