「最初の晩餐」(2019年作品)感想 | 深層昭和帯

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映画、ドラマ、アニメ、特撮など映像作品の感想を中心に書いています。

常盤司郎監督による日本のドラマ映画。出演は染谷将太、戸田恵梨香、窪塚洋介。

 

 

<あらすじ>

 

カメラマン東麟太郎は父・日登志の葬儀のために故郷へ帰ってきた。姉の美也子と準備をする中、母・アキコが、通夜ぶるまいは自分で作ると言い出した。やがて運ばれてきたのは、目玉焼き。親戚たちがざわつく中、麟太郎は気がつく。

 

「これ、親父が初めて作ってくれた、料理です」なつかしい手料理を食べるたび、思い出が麟太郎たちの脳裏によみがえってくる。20年前に父と母が再婚した日、連れ子の兄シュンと5人で暮らした日々のこと。止まっていた家族の時が今、ゆっくりと動き出す。

 

<雑感>

 

映画の中の見ず知らずの人間が死んでも、泣けないだろ? だから脚本や演出を頑張って泣かせられるように頑張るのに、こんな「最初に作ってくれたのは目玉焼きでした」くらいのネタで感情移入できるわけなかろう。役者の無駄遣い。

 

☆2.0。ろくな映画がないな。