「響け!ユーフォニアム3」(2024年春作品)第11話 感想 | 深層昭和帯

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映画、ドラマ、アニメ、特撮など映像作品の感想を中心に書いています。

原作:武田綾乃、監督:石原立也、制作:京都アニメーション。

 

 

エピソード11 - みらいへオーケストラ

 

再び一つにまとまった北宇治高校吹奏楽部。部員たちにも笑顔が戻る。真由に感謝の気持ちを伝える久美子。しかし真由本人はその言葉を素直に受け止められないのか表情は晴れない。やがて、久美子にも自分の将来を考えるリミットが近づいてきていた。そして麗奈は。

 

<雑感>

 

音大には行かないのか。ブレブレな子だからやっぱり行くってなっても驚かないけど、鎧塚から見ると、音大に来るタイプには見えないってことか。よほど目標を持っていないと続けられないという意味なのか。

 

こうしたオーケストラの演奏でも、バンドの演奏でも、聴いているうちに気持ちよくなってまるで自分が演奏しているかのように身振り手振り真似して遊んでいたりするけど、この作品を見てそんなのとんでもないことだってわかったわ。あんなの絶対に無理。

 

ヴァイオリンの演奏に合わせて演奏者の真似をするくらいが一番音楽を楽しめるんだな。楽しませる側になるととんでもなく大変なんだ。

 

どの分野もそうだろうけど、音楽の場合はギャップが大きい。黄前の立場だったらゲロ吐く自信がある。

 

ただでさえ大変なのに、真由みたいなのがいたら、どうしたらいいのかわからない。劇中では侮辱という言葉が使われていたが、突き抜けて上手い子は嫉まれたりするから、周囲の顔色とか反応に過敏になるんだよね。

 

侮辱していることに気づいていないってことのような。