「ローマの太陽の下で」(1948年作品)感想 | 深層昭和帯

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映画、ドラマ、アニメ、特撮など映像作品の感想を中心に書いています。

レナート・カステラーニ監督によるイタリアのコメディ映画。出演はオスカル・ブランド、リリアーナ・マンチーニ、フランチェスコ・ゴリサーノ。

 

 

<あらすじ>

 

17歳のチロが暮らすローマに、ゲッパという貧しい少年がいた。彼らは仲が良かったが、ある日、ナチスが進駐してきた。チロは、徴兵逃れのために隣人イリス宅に匿ってもらった。チロの友人ブルーノ、ゲッパらとものを盗んだり、食料を調達したりしていたが、あるとき彼らは捕虜と間違われて捕まってしまった。その間に、チロの母親が死んでしまった。

 

連合軍がやってきて彼らは解放された。チロは好きな人ができたがその女性は遠ざけられてイリスと婚約した。やがて子供が生まれたが、怠け者のチロは働かず、イリスは浮気をし始めてしまう。チロは真面目に働くと彼女を引き留め、タイヤ泥棒に加わった。

 

そこで警官でチロの父親と衝突。銃撃戦の末に父親を殺してしまった。チロは、彼がやってきた悪さのしりぬぐいをいつも父親がしてくれていたことを思い出す。

 

<雑感>

 

ローマ人がやかましすぎて辟易する。イタリアのコメディ映画のやかましさは異常だ。どうしていつも怒鳴っているのか。男が責任感を持つまでの話なのだが、日本人なら子供のうちに部活などを通じて身に着けることができていないだけ。

 

父親が死ぬまで気づけないというマヌケさだ。

 

☆2.9。こんな間抜けな人間がアジア人をバカにしているのだから笑える。