クリス・サンダース監督によるアメリカの冒険映画。出演はハリソン・フォード、ダン・スティーヴンス、カレン・ギラン。
<あらすじ>
ミラー判事の飼い犬だったバックは、ある夜に盗まれてしまい、暖かいカリフォルニアからカナダに売り飛ばされた。買い取ったペローとフランソワーズは、バックをソリ犬として働かせることにした。優秀なバックは、すぐに先導犬となった。
ところが手紙を廃止して電報に切り替える政府方針によりペローとフランソワーズが解雇されてしまい、ソリ犬も廃止されることに。次にオーナーになったのは暴力的な若者だった。バックは彼らの無謀な道程を止めようと動くのをやめていたところ、ソートンという人物に飼われることになった。
ソートンは亡くなった息子が行きたがっていた幻の秘境を目指している風変わりな人物だった。そして冒険の果てに、大自然が広がる土地にやってきて、ソートンとバックはともに暮らし始めた。そこでバックは、野生の狼と行動を共にするようになる。
初めのうちは夜になると小屋に戻ってきていたが、徐々に狼と暮らす時間が長くなった。それを察したソートンは、バックを森に返した。
間もなくして、ソートンに恨みを持つハルが彼を追いかけてきた。ハルは小屋を焼き、ソートンを銃撃して殺した。銃声を聞いたバックは森の中から小屋に駆けつけ、ハルを炎の中に突き飛ばしてソートンの復讐を果たした。
そして、バックは狼とともに暮らし始める。
<雑感>
こういうのでいいんだよ。犬の映画のことをよくわかっている。犬がアメリカ人みたいに喋る必要はないんだ。犬は感情表現が豊かだし、人間より誠実で賢い。ありのまま英学だけで犬の映画は面白くなるんだよ。
☆4.7。でもこんな映画にもポリコレ要素が入ってきてるんだな。それがなんとも気持ち悪い。ポリコレをやっているのは白人だから本当に気持ち悪いんだ。あいつら呪われてるだろ。