「となりの妖怪さん」(2024年春作品)第9話 感想 | 深層昭和帯

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映画、ドラマ、アニメ、特撮など映像作品の感想を中心に書いています。

原作:noho、監督:山内愛弥、制作:ライデンフィルム。

 

 

第9話

 

虹の悪寒の原因は、“先祖返り”だった。医師から寒さを避けるよう言われるが、りょうが竜神の眠る川に引きこまれるのを見て思わず飛び込み、行方がわからなくなってしまう。虹を1人で助けようとするジローの姿を見て、むつみは……。

 

<雑感>

 

人知を超えた何かわけのわからないものとしても怪異や歴史伝統ではなくて、この作品の世界観だとそうしたものが科学的に証明されてしまっている。科学の外側にあって、科学の発展とともに忘れ去られていくものじゃないんだよね。

 

そこが一番違和感を感じる部分。

 

そういう新しい妖怪ものを創造したかったのだろうけど、こうした形で描いてしまうと、理解できないものとしての自然への畏怖が薄れてしまうのではないかな?