「黄昏乙女×アムネジア」(2012年作品)第7話 感想 | 深層昭和帯

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映画、ドラマ、アニメ、特撮など映像作品の感想を中心に書いています。

原作:めいびい、監督:大沼心、制作:SILVER LINK.

 

 

七ノ怪 忘却乙女

 

真夜中に響く「音楽室」の怪談。校門で待つ体操服の幽霊。教室での怪しい密談。地面に落ちる出汁巻き卵。不穏に蠢く影。六十年前の「疫病」。新しく生まれた感情。突き落とされた少年。無くなった過去。

 

<雑感>

 

半分を過ぎてようやく怪談に集中するようになったのか。学校にまつわる怪談はすべて夕子さんにまつわるものが歪められて伝えられたもので、貞一に見えている夕子は、負の感情をすべて別人格に押し付けた夕子だった。別人格の夕子は、学校の怪異にまつわることに絡んでいた。

 

そして貞一に見える夕子に嫉妬の感情が芽生えたことから、夕子は自分が怖ろしくなり、また自分をリセットした。そして記憶を失った。

 

こういう仕組みで彼女は過去のことを忘れてきたようだ。最初からこの話をやってくれれば。