「彗星に願いを 夜空に輝くロマンス」(2022年作品)感想 | 深層昭和帯

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ジェイソン・ジェームズ監督によるカナダのラブコメ映画。出演はサラ・カニング、パッチ・メイ、ブルース・ドーソン。

 

 

<あらすじ>

 

“恋人の彗星”と呼ばれる星の存在を信じるハイディは天文学の教授。彗星の存在を証明して大学に天文台を建設しようと夢見る彼女は、親友のオリビアに勧められても、恋より仕事一筋だった。そんなある日、歴史学の教授オーガストが赴任してくる。

 

2人で入学希望の高校生相手の春季講習を担当することになり、ハイディは彼に“恋人の彗星”の存在を証明しようとしていることを話す。教授というよりも遺跡発掘が好きなオーガストは、偶然にも彗星の存在を明かす可能性のある隕石のかけらを持っていた。

 

オーガストと共に彗星の存在を証明して、ハイディは天文台の建設、オーガストは歴史的に証明することでニューヨークの博物館で働くことを目指すことになる。

 

ところがオーガストの研究は評価されたが、ハイディはなかなか評価されない。そのうち、ハイディの研究成果をオーガストのものにして彼を出世させようとの動きが出てくる。オーガストはなんとかハイディが評価されるように頑張るが、当のハイディが研究成果を盗まれたと勘違いしてしまう。

 

喧嘩になったものの、オーガストは大学に手を回してハイディの夢だった天文台の建設を裏でサポートする。その代わり、彼はニューヨークの大学へ移り、指導教授の思惑通り出世の道を歩まねばならなくなった。オーガストは素直に謝罪する。

 

そしてふたりは結ばれる。

 

<雑感>

 

いつものカナダのラブコメ。ただこの作品はオーガスト役の男性俳優がとんだ大根役者で、いつもにやにやして余裕をぶっこいている姿がまったく似つかわしくないんだな。どう見ても考古学者には見えないし。大根役者の無能っぷりに呆れてしまうのだ。

 

☆1.8。同じような内容でも、やはり良い悪いはあるものだ。