「スカイハイ」(2003年作品)感想 | 深層昭和帯

深層昭和帯

映画、ドラマ、アニメ、特撮など映像作品の感想を中心に書いています。

北村龍平監督による日本のSF映画。出演は釈由美子、大沢たかお、谷原章介。

 

 

<あらすじ>

 

恋人との結婚式を数日後に控えている神崎刑事は最近、体の一部を切り取られるという猟奇殺人事件に悩まされていた。ある日、女性の他殺体が発見される。やはり、これまでと同様の手口で殺害されており、これで犠牲者は3人にのぼった。

 

そして結婚式当日、4人目の犠牲者が出てしまう。その被害者とは、不幸にも神崎の婚約者・美奈だった。同じ頃、彼女は自分が殺されたことも気付かずに、“怨みの門”の前に立っていた。門番“イズコ”に3つの選択を迫られた美奈は、記憶を辿って殺された真相を掴むために現世へ戻る道を選ぶ。

 

<雑感>

 

現世に戻るたって幽体離脱みたいな、んー、霊として彷徨っているだけで現実世界に関与はできない。その間にどんどん話が進んでいって、最後は霊界の門のところで敵とのバトルになる。そこがなんというか、物足らない部分だったな。

 

生き返るなら生き返るで何らかの形で肉体を得て、現世でバトルがあればもっと盛り上がったはず。話の先がわかっちゃう脚本になってしまった。

 

☆3.0。でもこういう東映のアクション映画は嫌いじゃない。ただ、もっとブラッシュアップできるよね。当時の役者のレベルの低さも気になった。