「国境の夜想曲」(2020年作品)感想 | 深層昭和帯

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映画、ドラマ、アニメ、特撮など映像作品の感想を中心に書いています。

ジャンフランコ・ロージ監督によるイタリア・フランス・ドイツのドキュメンタリー映画。

 

 

<あらすじ>

 

『国境の夜想曲』は3年以上の歳月をかけて、イラク、クルディスタン、シリア、レバノンの国境地帯で撮影された。この地域は2001年の9.11米同時多発テロ、2010年のアラブの春に端を発し、直近ではアメリカのアフガニスタンからの撤退と、現在と地続きで、侵略、圧政、テロ リズムにより、数多くの人々が犠牲になっている。

 

そんな幾多の痛みに満ちた場所をロージ監督は通訳を伴わずにひとり旅をし、そこに残された母親や子供、若者の声に耳を傾け続ける。母親たちの死を悼む哀悼歌、癒えることのない痛みを抱えた子供たち、精神病院の患者たちによる政治の無意味さについての演劇。

 

そこには夜の暗闇から、一条の希望を見出し生きようとする者達の姿があった。

 

<雑感>

 

☆0.0。そしてイスラム教に国を乗っ取られてしまう白人たち。アホの極みだな。