「ブラック・サイト 危険区域」(2022年作品)感想 | 深層昭和帯

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ソフィア・バンクス監督によるアメリカのアクション映画。出演はミシェル・モナハン、ジェイソン・クラーク、ジェイ・コートニー。

 

 

<あらすじ>

 

イスタンブールで起きた病院爆破テロで最愛の娘と夫を亡くしたCIA情報分析官アビー・トレント。家族が犠牲になったこの事件の捜査のため、ヨルダンの砂漠地帯にある秘密軍事施設、通称“ブラック・サイト”への赴任を志願する。

 

10か月が経過し、テロ首謀者とみられるハチェット逮捕への進展がないまま任務期間の終了が迫るなか、突然アンカラに展開していた特殊部隊から、ハチェットの身柄を確保し施設へ移送するとの情報が飛び込んでくる。

 

ついに家族を殺した“悪魔”の異名を持つテロリストが彼女の前に姿を現し、尋問する機会を得るはずだったが、上層部からの許可が下りずに愕然とする。案の定、ハチェットは厳重な警備をもろともせず尋問室から脱出してしまった。

 

ブラック・サイト内を自由に動き回り、捜索を撹乱するハチェット。アビーは軍の規則に縛られながら彼を追う。ところがミラーが裏切り、軍は彼女の権限を剥奪して監禁してしまう。ところがそのミラーも、ハチェットに殺されてしまい、アビーが解放されて彼を追うことに。

 

そして彼女は真実に辿り着く。爆破テロを起こしたのはCIAだった。ハチェットとは過去に何人もおり、CIAは世論誘導の道具としてその名を使ってきたのだった。CIAは、真相に迫りつつあったアビーを殺すために新たなハチェットを使い、ブラック・サイトごと爆破して証拠を隠滅するつもりだったのだ。

 

何とか生き残ったアビーは、CIAとアメリカに対する復讐を誓う。

 

<雑感>

 

日本航空123便墜落事故って、日本のコンピューター技術者のトップをまとめて抹殺するためのCIAによる工作が原因なんだろ? 確かにあの事故の影響でアメリカのコンピューター産業は関連利益を独占して、日本はコンピューター関連の支払いだけで莫大な貿易赤字を抱えることになった。円安なのもそのせい。

 

CIAは悪魔の組織だよな。この映画はフィクションだからガス抜き的な意味合いしかないだろうが、本物のCIAは悪魔の集団だよ。どんな汚いことでも何でもやる。

 

☆3.0。産業テロ集団なんだよ。