「死の谷間」(2015年作品)感想 | 深層昭和帯

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映画、ドラマ、アニメ、特撮など映像作品の感想を中心に書いています。

クレイグ・ゾベル監督によるアイスランド・アメリカのSF映画。出演はマーゴット・ロビー、キウェテル・イジョフォー、クリス・パイン。

 

 

<あらすじ>

 

死の灰に覆われ壊滅した世界に唯一、核汚染を免れた奇跡の谷があった。緑豊かなその谷には、アン・バーデンという女がたった1人、かつて家族と暮らしていた農場で強い信仰心に支えられ生きていた。相棒は、物言わぬ愛犬ファロだけ。長すぎる孤独。ひょっとして自分だけが唯一の生存者なのではないかと恐怖に震えていたある日、その男はやってきた。

 

ジョン・ルーミス、安全な避難場所を求めて放浪していた科学者だ。人種も考え方も異なる2人だったが、共に生活をしていくうちに慎み深くも濃密な2人だけの関係が芽生え、その先に、明るい未来の兆しが見えた。

 

ところが、もう1人の生存者である謎めいた美しい男ケイレブが現れ、彼らの生活は一変する。ケイレブは、ジョンがアンの弟らしく少年を見殺しにしたことを暴露した。科学者で無神論者のジョンと違い、ケイレブは敬虔なキリスト教徒だった。

 

ジョンはケイレブを見殺しにして、アンと暮らすことを選んだ。

 

<雑感>

 

ピント外れというか、ハッキリしないというか、何がしたいのかわからない作品だった。神が大事なのか、生き残ることが大事なのか、感情が優先するのか、何もハッキリしないまま嫉妬心だけが描かれている。

 

☆2.9。これを劇場鑑賞したら激しく後悔しただろう。