「コントロール 洗脳殺人」(2019年作品)感想 | 深層昭和帯

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ロブ・W・キング監督によるカナダのミステリー映画。出演はクリスティーナ・リッチ、ジョン・キューザック、ブレンダン・フレッチャー。

 

 

<あらすじ>

 

ローレン・カランと、その夫で愛妻家のラッセルは、都会の喧噪から離れ、静かな場所で新たな人生を送ることを決める。

 

ある日、とある不動産会社から、誰もが憧れるハイ・センスで先進的なセキュリティ・システムを兼ね備えた贅沢な高級マンションを紹介された夫婦は、即居住を決意し引っ越しをする。やがてローレンはそのマンションで不可解な現象と恐ろしい幻覚に悩まされるようになる。

 

このことを周りに相談するローレンだったが、彼女自身の精神的な障害が原因ではないかと誰も取り合ってくれない。そんなとき、彼女の前に1人のジャーナリスト・バーノンが現れる。彼はローレンに対し、マンションから速やかに逃げるよう告げ、迷ったら心の声に従えと進言した。

 

自室に戻るとそこにはラッセルとビアトリス医師がおり、愛息を死なせたトラウマを抱える彼女に入院を勧めた。ローレンはそれを受け入れた。ところが夫の不審な動きに何かを察したとき、彼女は注射を打たれて眠らされてしまった。そして怖ろしいイメージのままに行動させられる。

 

マンション「ザ・ピナクル」は、マインド・コントロールの実験場だった。彼女は、バーノンの指示に従って洗脳されたフリを続けていたのだった。そこに警官が駆け付け、夫妻はようやく怖ろしい実験から解放された。

 

<雑感>

 

ダメな映画は画角の狭さで大体わかるよな。狭いところしか映せないから、バストショットばかりになる。同じような構図ばかりになって、キャラが交互に映って、会話しているだけの時間が増える。この映画もそうした低予算映画のひとつ。

 

でも脚本的には、予算さえあればそこそこの作品になってもおかしくない題材だった。

 

☆2.8。アメリカとカナダでは予算はかなり違うからなぁ。