「ヘブン・マスト・ウェイト 不思議少年ディギティとの出会い」(2001年作品)感想 | 深層昭和帯

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映画、ドラマ、アニメ、特撮など映像作品の感想を中心に書いています。

トム・リーヴ監督によるアメリカのドラマ映画。出演はアンドリュー・マッカーシー、ルイーズ・ロンバード、ビル・トリーチャー。

 

 

<あらすじ>

 

クリスマスまで間もない時期。何をやってもツイてないアメリカ人のケインは、母親の家系の英国船長の資産を相続する権利があることを知らされ、イギリスのコーピングウェル村へ赴くことに。

 

資産とは、古い教会とその土地。管理する村民で強欲な老人スリーに、資産の売却を持ちかけられ、一時はそれに承諾しようとしたケインだったが、不思議な少年ディギティと出会ったことを機に、売却の話を先送りにする。

 

一方、村では年に2回、教会で祭りが催される伝統があることから、村民たちはスリーとは別に教会を守るために資産を買いたいとケインに相談していた。しかし教会の地下に宝が隠されていることを知ったスリーの悪手により、ケインは調印を余儀なくされる。

 

教会の固定資産税をすぐに納入しなければならなくなったケインは、地下にあるというお宝でそれを払おうとする。しかし、宝箱の中身は少しの銀貨と地図であった。ケインのピンチにディギティが立ち上がるが、彼は地下で生き埋めにされてしまった。必死に彼を助けるケインたち。

 

だが、ディギティは心肺停止で死んでしまう。落ち込むケインたちであったが、ディギティにとってこれは天使になるための神の試練だった。彼は試験に合格し、ケインの子供になるべく息を吹き返した。そして、教会の地下に、宝物は確かにあった。

 

<雑感>

 

これはクリスマス映画なのだろうか? 季節外れだが、そこそこ面白かった。白人が主人公でもこういう作品は普遍性があって、どんな人種でも、どんな宗教でも関係なく楽しめるというものだがな。最近の配慮された作品の方が普遍性がなくなっている。

 

☆3.0。ケインの喋り方は何かおかしかったけどな。